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全ての自然現象には法則というものが存在するだろうと考えて、ここまで物理学は発展してきたんですよね。
仮に自然現象に法則があるというの絶対的に正しい事なのですか?
全てがランダムで何の法則性のない自然現象があった場合それはどう説明するのでしょうか?

「物理学とは自然界に見られる現象には、人間の恣意的な解釈に依らない普遍的な法則があると考え、自然界の現象とその性質を、物質とその間に働く相互作用によって理解すること」(wikipedia)

と書かれていたのですが、自然界には決まった法則などがあるというのが前提条件なのですか?

あらゆる自然現象を数式で綺麗に表せることに非常に魅力を感じていたのですが、これらは全てはたまたま式で表されるだけで、もっと広い宇宙などてまは物理法則なんてものは存在しないのではないかと勝手ながらに思ってしまいました。
物理学の最終目的は、万物の現象を一つの式にまとめる事だと聞いたのですが、それは本当に実現可能なのでしょうか?
物理学は、必ず「法則」や「規則性」などがあるという前提で話を進めなければならないのですか?
訳のわからない質問してすみません…
色々な現象が物理で解明されて行く事に、少し不思議に思いました。

質問者からの補足コメント

  • すみません、最初のほうの文章が意味不明過ぎました。
    質問したいのは、文の後半です。

      補足日時:2017/11/19 16:49

A 回答 (8件)

現象の法則性を探すのは、その原理的実体を明らかにするためです。


複雑な現象を、単純な原理の展開として把握する事です。
そして無に到達すれば、「それはどうして?」の無限連鎖を終らせる事ができます。
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物理学も化学も「経験科学」と言われ、多くの事実を観察してそこから「帰納法」的に導き出した普遍的な法則なんです。

これに対して数学や論理学などは「形式科学」と言われ、経験的に導き出した法則ではありません。

帰納法を使って経験的に導き出した物理学や化学の普遍的な法則が正しいかどうかは、その法則を使って特定のケースについて結論を引き出し(この論法を演繹法という)それが現実の事象(事実)とピッタリ合致すれば(説明できれば)OKとするわけです。

なので、物理学の法則も化学の法則も先にそれがあって、現実の事象はあとから付いてくるものではありません。観察が十分ではなく、人間がまだ分かっていない(帰納法的に導き出せていない)法則はこの森羅万象に多く残っていると思いますし、すべての事象に普遍的な法則が見出せるのかどうかも分かりません。
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今のところは絶対です。

しかし、今の宇宙で私たちが観測できている全ての星や物質は全宇宙のうち5%以下です。それ以外は暗黒物質、暗黒エネルギーというもので満たされており、それに関しては「まだ分からない」としか言いようがないです。
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ユダヤ教、キリスト教は一神教であり、この世はたった一人の神が創ったことになっています(神様なので「一人」といってはいけませんね。

「唯一の神」です)。神が創ったものなので、気まぐれに、出たとこ勝負で支離滅裂なはずはなく、理路整然と一貫性・整合性をもって作られているはずだと考えます。ヨーロッパ近世以降では、その「神の創った世界」の成り立ち、「神の設計図」を追求するのが「科学」という位置づけです。
(#2 さんの回答にあるアインシュタインの「神はサイコロを振らない」という発言が、それを端的に表しています)

>全ての自然現象には法則というものが存在するだろうと考えて、ここまで物理学は発展してきたんですよね。

なので、そういうことです。

>仮に自然現象に法則があるというの絶対的に正しい事なのですか?

それは誰にも分りません。ただ、ヨーロッパの科学はそれを「信じて」進められてきたということです。一種の信念、ある意味では宗教的信条ということでもあります。
アインシュタインの相対性理論なんて、その典型だと思います。
ただし、「法則ありき」ということではなく、「この世の現象の背後にある法則を見つけ出す」という作業です。なので「法則」とは「仮説」ということです。それで現象を矛盾なく説明できるか、例外・満足しない現象が存在しないか、という「検証」「反証探し」が継続的に行われます。

まだ最終的な「大統一理論」の「仮説」は提唱されていませんし、存在するのかどうかも分かりません。
ただし、「この世は、八百万(やおよろず)の神が気ままに立ち振る舞っているので、人間には解明は困難だ」とあきらめたら、それ以上の進展はなくなるのでしょう。
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>絶対的に正しい事なのですか?


絶対的に?どおして絶対に・・・と言わないのですか?。
○○的、という言葉は、○○ではない、という意味ですよ。
絶対、真実、無限、その他、本当の、・・・・そんな言葉安易に使っている間は何の結論にも至らないのは確かと思います。
「ない」ことを証明するのと同じようなものです、あることを証明するには、1つだけ見つければOKですが、「ない」の証明は1つ(1か所)では・・・どうでしょう。
法則があろうが、なかろうが、無関係、一つの数式で表せる関係がないかを必死で探しているのです。
完全と思っていても、さらに細かい部分で整合しない部分が見つかることも十分あり得ます。
>万物の現象を一つの式にまとめる事
コスモ方程式、あるといえばある(だろう)、ない、と完全否定できるほどの何も持ち合わせていない。
宇宙の誕生からの時間に比べたら人類発生から現在までなんて、一瞬にも該当するのでしょうか。
その一瞬にも満たない間に何を知りえた・・・とでもいうつもり?。
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>仮に自然現象に法則があるというの絶対的に正しい事なのですか?



いいえ。絶対的ではありません。

>全てがランダムで何の法則性のない自然現象があった場合それはどう説明するのでしょうか?

「法則性の無い現象が観測された」と説明します。

>「物理学とは自然界に見られる現象には、人間の恣意的な解釈に依らない普遍的な法則があると考え、>自然界の現象とその性質を、物質とその間に働く相互作用によって理解すること」(wikipedia)
>と書かれていたのですが、自然界には決まった法則などがあるというのが前提条件なのですか?

普通はそうです。
しかし、物理学者でも科学哲学の領域で発言するときには前提条件は置きません。

>物理学の最終目的は、万物の現象を一つの式にまとめる事だと聞いたのですが、それは本当に実現可能なのでしょうか?

実現可能でない物を最終目的と呼び、実現可能であるものは当面の目標と呼びます。


>物理学は、必ず「法則」や「規則性」などがあるという前提で話を進めなければならないのですか?

いいえ。そのような必要はありません。観測事実が基準になります。
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20世紀の初めに量子力学が出来上がっていく過程で、質問と同じ意味なのかは判らないですが、


量子の世界は確率的にしか議論できないということ判りました。
これに対して、アインシュタインは「神はサイコロを振らない」と述べた逸話が残っていて、これはまだ論争は決着がついていないです。
今は「神はサイコロを振る」方が優勢ですね。

難しい質問ですが、私は、文章の前半の方に興味を持ちました。
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数学が不規則性を扱えない訳ではありません。

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