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17~18年前に放送したドラマです。
向田邦子脚本だったと思います。
先日このドラマのビデオを借りてきて見たのですが、内容のわからなかったシーンがあるので、わかる方がいたら教えてください。
○田中裕子が永島敏行と塩見三省の胸をつかみ、足袋を脱ぐシーンがありますが、何か意味があるのでしょうか?

○永島敏行が自決したと知った後、なぜ田中裕子は見ず知らずの、塩見三省と関係を持ってしまったのでしょうか?

昔のドラマなので、覚えている方も少ないと思いますが、心当たりのある方は教えてください。

A 回答 (2件)

麗子の足、大好きな作品なので、ビデオで撮って何度か観てます。

向田邦子脚本であってます。

>田中裕子が永島敏行と塩見三省の胸をつかみ、足袋を脱ぐシーンがありますが、何か意味があるのでしょうか?

その年の正月に、従兄弟の永島敏行と家で二人きりになります。そこで、壁にかけられた麗子像のについて話す二人。自分たちの足を見せ合いながら、色々、足について語ります。そこで、永島敏行が、好きだといって、急に田中裕子を押さえつけます。田中裕子は抵抗し、我に返った永島敏行は、逃げるように走り去ってしまう。
しかし、その後、田中裕子は自分が永島敏行を好きだということに気がつきます。
ずっと連絡が取れなかったのですが、2.26事件の前日、永島敏行に今で言うラブホに呼び出され、そこへ、覚悟を決めていく田中裕子。現れた永島敏行に、全てをささげるという意思を持って、胸につかまりながら、足袋を脱ぎ捨てるのです。
麗子の足というタイトルを象徴させる、覚悟とか女を感じさせるシーンだと思います。
ずっと、堅物な教師で長女という枠に捉われていた、田中裕子が、凄い勢いで、女の情念でいっぱいになっていく様に同性ながら、ドキッとしました。

塩見省三のシーンも、この繋がりで、同様に足袋のシーンを出すことで、空虚感や情念や女の部分が前回になった主人公をあらわしているのだと思います。

>永島敏行が自決したと知った後、なぜ田中裕子は見ず知らずの、塩見三省と関係を持ってしまったのでしょうか?

塩見省三は、ずっと近所にいる奇妙な男で、前から田中裕子に好意があるらしく、コソコソ目で追っていました。
田中裕子は、気味悪がって毛嫌いしていました。
それが、自決後に、フラッと男の家に現れる、そのシーンになる訳ですが、足袋を脱いで、低い声でボソッと「あげる」と投げ捨てるように言います。
ここでの主人公の気持ちや行動は、観る側の想像の部分だと思うのですが、すんごいどんよりした気持ちになってしまうラストです。

長くてすみません。
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追伸ですが・・・永島敏行の胸に掴まりながら、足袋を脱いだ瞬間に、永島敏行に招集がかかり、出て行ってしまい、田中裕子はポカンと取り残されます。

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