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刑法の因果関係と条件関係と相当因果関係の違いを教えて下さい。

A 回答 (1件)

甲なければ、乙も無い、という関係が


条件関係です。

因果関係は、この条件関係の存在を前提と
しています。

しかし、この条件関係は、むやみと広がり
ます。

自転車を壊したところ、被害者が修理のため
運んでいたら、交通事故にあって死亡した。

条件関係はありますが、死の結果にまで
責任を負わせるのは問題です。

それで、条件関係を縮める理論の一つと
して、相当因果関係説が出てきます。

これは、条件関係を、経験上通常である場合に、
限定しようとするものです。

経験上通常であれば、刑法の保障機能と
最もよく適合するからです。

この相当因果関係説には、客観、主観、
折衷と三つの説があることはご存じの通りです。
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Q条件関係と因果関係の違い

刑法の条件関係と因果関係の違いが分かりません。

どなたか教えてくだされ。

Aベストアンサー

甲無ければ乙無し、という
条件関係がなければ、因果関係はありません。

条件関係は因果関係の基本です。

しかし、条件関係があるから、刑法上の因果関係も
ある、としたのでは、行為者に酷すぎる結果に
なります。

例えば、自転車を壊したので、被害者が自転車を
修理しようとして、修理場に持って行く。
その途中で交通事故にあって死亡した。

自転車を壊した行為と、死の間には条件関係が
あるので、因果関係はあるわけです。

しかし、刑法上も因果関係がある、として死の
結果にまで責任を負わせるのは酷です。

それで、条件関係をどこまで制限して、刑法の
因果関係にすべきか、学説が分かれているわけです。

条件関係があれば、刑法上も因果関係を認める
べきだ、という説は、条件説と言われています。

通説は、通常性という概念を導入して、その
条件説を制限しようとしています。
これを相当因果関係説といいます。
通常性を導入したのは、刑法の自由保障機能を
重視したためです。

相当因果関係説には、客観説、主観説、折衷説
があり、争われています。

Q刑法の因果関係と条件関係

の違いを教えて下さいm(_ _)m

Aベストアンサー

違いというか、判りやすく説明すると、次のように
なります。

因果関係ですが、まず、条件関係が必要です。

条件関係とは甲なければ乙はない、という関係の
ことです。

この条件さえあれば、因果関係は認められる、と
するのが条件説です。

しかし、この条件関係があれば因果関係がある、と
したのではとんでもない結果になりかねません。

条件関係は無限に連鎖するからです。

例えば、自転車を壊されたので、修理に出すため
自転車を引いていたら、交通事故に遭い死亡した
という場合。
自転車を壊した人間に、死の責任を負わせるのは
常識に外れます。

それで、この条件関係を制限するための理論が
色々と考えられているわけです。

代表的なのが、相当因果関係説で、これにも、
客観的、主観的、折衷的な因果関係説がそれぞれ
主張されています。

通説は、折衷的因果関係説です。

条件説を採る場合でも、
因果関係の断絶、という概念を導入することにより
常識外れの結論が
出ないようにしています。


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