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けっこう抹香臭いのですが みなさんのコメントをうかがいたく。

▲ アウグスティヌスの「上昇の七段階」 ~~~~~~~~~~~~~~
https://blogs.yahoo.co.jp/sabia59_62/53722345.html

1. 畏れ timor Dei

「主を恐れることは知識の始めである。」

箴言第1章7節に説かれている通りです。われわれが何を望み、何を避ける
べきかを命じる主の意志を知ることに向かいます。

2. 敬虔 pietas

敬虔によって柔和になり、聖書の語るところに従います。たとえ理解できな
くても、主への信頼を失わないことです。

3. 知識 scientia

自分がこの世にとらわれており、聖書の命じる神への愛、隣人愛からいかに
へだたっているかを知ります。

知識とは、要するに聖書を読み学ぶことですが、客観的な知ではなく、魂を
鍛えることです。創造主の意志を知るとともに自分のみじめな姿を知り、自
己を嘆きつつ、自己省察へと転換します。

4. 不屈 fortitudo

正義に飢え渇く不屈の段階
変わり行くものへの執着から離れ、永遠なるもの、不変なるもの、すなわち
三位一体の神への愛に向かいます。

5. あわれみの助言 consilium misericordiae

あわれみを持ち、隣人愛を実践していく中で、自己を鍛え、自己を完成して
いきます。

6. 心の目の潔め purgatio oculum cordis

この世に死ぬことで、心の目を浄められ、創造主を眺めることができるよう
になる。

7. 知恵 sapientia

平安に静かに知恵を楽しみとする。

◆ ラテン教父アウグスティヌスに、『キリスト教の教え』という著作があ
ります。その中で説かれていることを紹介しました。

内容はもっと深く広くて、私は、上っ面をなぞっているにすぎません。
かなり詳しく、懇切丁寧に記述されています。
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A 回答 (2件)

ありがとうございます。



パスカルさんは、教義がどうであるか、というより、どれくらい神を求めているか、を考えていたのだろうかと思っています。

わたしの個人的な望みで言うと、パスカルさんは病弱で、数学や物理や発明で、多くの才能に恵まれましたが、宗教的な論争に巻き込まれた形になったような気がします。

宗教的な論争で、自らの信仰が深まる点もあるのかと思いますが、できれば(よき)信仰が自らを深め、研究なりのその人の仕事に歩めるのが一番の理想のように思っています。

理想に過ぎますでしょうか、このような難点があるからこそ、ひとは考えを深め、信仰を深めるのでしょうか。
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この回答へのお礼

ご回答をありがとうございます。

★ このような難点があるからこそ、ひとは考えを深め、信仰を深める
のでしょうか。
☆ そうだと思います。相手や周りの人たちや社会に対して 応答する
といったかたちで 自己表現が出て来る部分は 大きいと思います。



★ パスカルさんは、教義がどうであるか、というより、どれくらい神
を求めているか、を考えていたのだろうかと思っています。
☆ ジャンセニスムとしての《応答》もありましたが・そして先ほどの
見方とは違って来るかも知れないのですが あんがい自分の道をあゆん
だと見えるところがあるように わたしには映ります。

パンセですが そう見えて 応答として成っているのかも分かりません。

お礼日時:2017/11/30 20:30

ヤンセンが語っているところの(アウグスチヌス)には、七つくらい間違いがある、というのは本当ですか。

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この回答へのお礼

ご回答をありがとうございます。

▼(ヰキぺ:ジャンセニズム) ~~~~
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3 …

(あ) ヤンセンは アウグスティヌスの恩寵論をもとに、人間の自由意志の
無力さ、罪深さが強調されていた。

(い) ローマ教皇庁では 『アウグスティヌス』に含まれる五箇条の命題を
異端的であると判断した

(う) ジャンセニスムはアウグスティヌスの人間理解が根底にあるが、人間
の原罪の重大性と恩寵の必要性を過度に強調し、予定説からの強い影響を受け
ていた。

(え) ジャンセニスム思想によれば人間は生まれつき罪に汚れており・・・
このため罪の状態でイエスの体である聖体を受けることは恐れ多いことである。

(お) ジャンセニスムはジャン・カルヴァン思想の影響を受けて、救われる
ことが予定付けられている人間は本当に少ないと説いた。

▼(Wikip:Jansénisme) ~~~~~
https://fr.wikipedia.org/wiki/Jans%C3%A9nisme#Le …
~~~~
☆ この解説によると アウグスティヌスの神学理論は 基本的にカトリック
の支持するところであること。異端とされた内容にしても ジャンセニストに
言わせれば ヤンセンが書いた文章ではなくその解釈の問題だと言う。

理論としての問題点がはっきりしないようなのです。

(あ)などの《恩恵絶対》説は ほんとうです。自由意志を擁護しようとした
が 恩恵に勝てなかったと言います。

その代わりに恩恵は かえって人間の自由意志を建てると言います。

(え)の儀式は どうでもよいとわたしは見ます。

(お)などの《予定説》は 阿呆らしい考えです。《救われるかどうかがすで
に予定されていて しかも人間には知り得ない》というとき その予定のこと
や知り得ないことについて カルヴァンなる人間は 知り得ているではないか
と反駁し得ます。

(う)の原罪は イエスの磔で消えました。理論じょう。


恥づかしながら ヤンセンを読んでなくて すみません。

お礼日時:2017/11/30 17:26

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