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1ドル100円の時に100万円をドルで外貨預金して、1ドル150円の時に円に戻したとします。すると手元には150万円が入って、その人は差し引き50万円得したことになりますが、預金先の銀行としては、1万ドル預かって1万ドル払い戻しただけで損得無し。では一体、50万円分は誰が損をしているのでしょうか?

A 回答 (8件)

面白い質問ですね。


(1)時間軸(いつからいつまでを損得として勘定するのか)(2)プレーヤ(ドルを売り買いする当事者)(3)ドルのポジション(まだ誰かがこのドルを持っているのかいないか)(4)銀行は預かった瞬間に誰かにそれを売ったのか、または、ある期間もっていたのか、によって回答はいろいろあります。
1.(一番単純なケース)
プレーヤがあなたAさん、銀行B、一万ドルをBから買って、また、そのドルをBに売ったCさん、とします。
答:Cさんが損をしてAさん、Bが得をしています(BがCにいくらで売ったか、BがCからいくらで買ったかによります。正確にはこれに金利がつきますのでCさんは必ずしも損をしていません、なぜかっていうと50ドルを利息として稼いでいれば損はしていないのでした・・・つまり、金利が高いところにおカネが流れるわけで付随的な理由はいろいろありますが基本的には円でいくら利息を稼げるか、ドルでいくら利息を稼げるかで為替レートが決まってきます、金利ってそのくらい威力があるのですね、ついでにいうと為替レートだけでなくって株価も金利が基本になりますので株式投資をする人はある程度は金利を読めなければ結局損をしてしまいます)
2.(少し複雑)
プレーヤがあなたAさん、銀行B、一万ドルをBから買ったCさん、一万ドルをBに売った人Dさんのとき
答:B,C,Dのドルの合計になります。ただし、Cさん、Dさんは評価損益でまだ損得は確定はしていません、また、金利収益もありますのでこれも合算します。
3.(もっと複雑)
この期間にこのドルを売り買いした当事者の円とドルのバランスシートを作ってそのときの為替相場で評価して、金利収入も入れて見れば分かりやすいと思いますがスペースがありませんので・・・(結局、外国為替とかの外国為替持高評価損益のお話になってしまいますので詳しくは専門書をご覧ください、ものすごく面白いですよ)。
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みなさんとは回答が違いますが,この疑問はありました.


1.銀行,両替商が損をしていると思います.手数料で儲けていると思いますが,
 50円の差では儲けは飛んでいくでしょう. 決算の時にはドル表示ではなく日本円 の表示ですから,その決算の時に持っているドルが決算期の期首の価値と期末との価値との差が出てきます. 期首=期末の手持ちのドル と同じとすればと
期首 $1=\100  期末$1=\150 ならば儲け
期首 $1=\150 期末 $1=\100 ならば損 
 銀行の決算では単なる持っているだけで,為替差損益金が出ますが,実際に円に交換しているわけではないので.帳面上の損益です.ところで仕入が $1=\115を117円で客に売れば2円の儲け,しかし$1=\152で買取れば2円の手数料を引くと150円-115円=35円の損です。 こう考えると銀行などが損をしていると思います.逆に得するときもあります。 たとえば同じ銀行で手数料は省いて考えます・
7/1売り$1=\120 7/3 買い$1=\120   120-120=損失\0
   "  7/3 買い$1=\150  -150+120(7/1に売った受け取り金) =損失\30 しかし実際には,毎日多数の出し入れがあるので,こんな単純ではないでしょうか

2.客も損得あるでしょう. $1=\100 を買ったものを$1=\90 で売ればは自分が損をするし,$1=\150で売れば儲かると,その逆に$1=\90で買った人が $1=\80なれば損をするし$1=\120になけば得するし,まあ、先のことはわからないでしょう。売り買いする人(銀行など)が損得をしていることになるでしょう.

3.ドル同士の取引で円交換しなけれは損得はないでしょう.しかし円を交換するときもありますから,損益が出ます。

4.税金で為替益金が減りますね.銀行などは商売ですから,損失計上もできます。

5. 銀行や証券会社や商社が 為替の失敗で潰れたり,事業縮小したところがありましたね.損がないならば,潰れないと思います.
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1ドル150円以上で外貨預金をした人が損をしています。


ただ、円に変えなければ損失は実現しないで、評価損となっているだけです。
その人も、1ドル160円になれば利益が出ます。

極端な話、誰も預金しただけでは、利益も損失も無いのです。
買い戻したときに、利益と損失が実現します。
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1)銀行が手数料でもうけているのは、下記の方々が言われる通りです。



2)さて、あなたがドルを売って円を買えば、逆に円を売って貴方が売ったドルを買っている人がいるわけです。この人が損するか得するかは、その後の為替の動きと、この人の逆売買のタイミングによります。

もし円が下がり続ければ、この人も逆売買でもうけます。しかしマクロでは、ドルがだぶつき、円がタイトになるので、為替レートの動向が反転するプレッシャーが働き、貴方のような売買行動で損する人が続出するでしょう。

円・ドル為替市場がクローズドで、マネーの新しい供給が起こらないと仮定すれば、こうしたメカニズムとなります。
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>>特定の人はいません。


>>為替マーケットの参加者全体



は、直接的には正しいのですが、円が安くなる(\100/$ ⇒ \150/$)のですから、その(50万円分)は、間接的には日本国民全体が負担していると言えます。

 \150/$ の時にドルで買い物をしようとする人にとって、100万円分の価値はその分下がっています。$6,622 分しか買うことが出来ません。
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 つまり、あなたが為替差損を蒙ったとしても、銀行は為替手数料分だけは利益を上げているので、全くリスクが有りません。

それゆえ、外貨預金をするように勧めている訳です。

 リスクが無く利益が上がるのですから銀行としては大いに外貨預金を勧める理由が分かります。
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>>銀行としては、...損得無し




は、実際の為替取引きにおいては間違っています。

 銀行の為替手数料として、TTS-TTB ($の場合 往復で \2/$、つまり、$9,900 x \2 = \19,800) 分だけ、日本円であなたから利益を上げています。し、あなたは、その分だけ為替差益が差し引かれています。




中値
=======
100 \/$   ドル買いレート(TTS)  \101/$  $9,900.99
150     ドル売りレート(TTB)  \149/$  \1,475,247


銀行手数料
$9,900.99 x \2/$ = \19,801.98
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特定の人はいません。


為替マーケットの参加者全体が共同で負担して
いるともいえるし、マーケットの敗者が負担して
いるともいえます。
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