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高校古文の問題です!松陰日記より!現代語訳を教えて欲しいです!
この日、上野の宮を、別業におはしまさせ給ふ。「夕こえくれて」と詠みけん、まつち山の辺りにて、隅田川など、ただこの前に流れたり。御供の僧正たちなど、例の人々あまたおはしたり。ことごとしからぬ程にと思したれど、この度は、とりわきおもしろかんべい折かなと、みな人思ひきこえさすれば、宮の家司よりして、児童まで、いとあまた参れり。殿のうちのしつらひ、所々、茶屋めく辺りなどはさらにもいはず、はるばるとたたみなしたる山の木立、池のほとりなど、はかなき石のたたずまいも、よになくおもしろき様にしなして、いひしらずをかし。花は、今を盛りとにほひあひて、げに、散りもはじめず、まして咲き残りたる枝もあらぬに、吹く風さへゆるく、心ありてのどかなる春の日なり。
宮は御座にて、例ざまのことなど果てて、下りてここかしこ御覧ず。さばかり広き辺りを、ゆえある様にしなして、なかなか垣のうちとも見えず。年ふりたる松の梢高く、かすみあひて、木の間の花、心もとなき程にもてはやされて、いみじう艶なり。御前近き桜は、ことに咲きあまりて、さそふとしもなき風の前に、けしきばかり散りくるなど、えもいはぬのどけさなるに、候ふ人々などは、もの思ひなげに立ちよりつつ、「花をし見れば」などうちうめきぬべし。まして、宮は、去年御方にわたらせおはしましける時、「花咲く頃ぞ」とのたまひおかせ給へれば、契りたがはず待ちきこえさせ給ふことを、うれしう、御心ゆきて思したり。
あるじも、御心ばへありて、ありつる御返しもこの頃や、と思すに、同じくは花の盛り過ぐさず、など思し急ぎたるに、雨風など、さはがしき事もあらで、かう御けしきよくおはしますを、見奉らせ給うて、よろこび思す事限りなし。
かくて御物など参りて、また下りさせ給ふ。小さき家を山の上に作りて、いみじうをかしき所なるに、それにおはしまして、この辺り見やらせ給へれば、隅田川はただここもとにて、渡し船も、この山陰をゆきかよふなり。ここはまた、山桜などあまた軒近くひらけゆきて、いみじう色をそへたり。御くだ物参り、大御酒など参れり。あるじ、またおはして、御対面給はらせ給ふ。「旧年は、御歌下り給はりしを、何かはいやしき言の葉にて、御返しめきて奉らんも、かしこく思う給へられ侍りてなん。けふ、かくて待ちきこえ奉れば、よろづの罪も、花の陰に隠れて、思しゆるす程も侍らめ」とて奉れば給ふ。

A 回答 (2件)

寛永寺の宮の御座所一般公開の景色ですが、長すぎますね。

頭書が一番難しく、あとはダラダラと意味の無い描写が続くばかり。
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分量が多すぎると思います


検索した方がいいと思います
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この回答へのお礼

検索しても出ないから質問しているのですが?

お礼日時:2017/12/26 07:51

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