それ、メッセージ花火でわざわざ伝えること?

横軸に廃棄物の量W(グラム)、縦軸に金額p(円)をとる。
右下がりの直線Dは、廃棄物処理に対する世帯の需要曲線であり、p=400-0.5W
右上がりの直線MCは、廃棄物処理の社会的限界費用曲線であり、p=0.5W
で与えられるとき、以下の問いに答えよ。

問. 最適な廃棄物発生量は[    ](グラム)である。
しかし、廃棄物対策が取られない場合には、[   ](グラム)の廃棄物が発生することとなる。
従って、社会的最適状況よりも、[   ](グラム)の分だけ多い廃棄物が発生し、
[   ](円)の社会厚生のロスが生ずることとなる。
理論的には、税金を[   ](円/グラム)を課すことで、世帯に最適な量の廃棄物を排出させることができる。


最適な場合は、MC=Dのときで計算すればよいと思うのですが、その後がいまいちどう考えれば良いのか要点がわかりません。
特に廃棄物対策が取られない場合にどうなるか、社会厚生のロスが図のどこの部分のことなのかわからず、解けないでいます。

解答のほど宜しくお願い致します。

A 回答 (1件)

最適廃棄物量は、おっしゃる通り、D=MCより、W=400です。

廃棄物対策がとられないときは、廃棄してもただなので、世帯はP=0のときの廃棄物量を出すので、0=400 - 0.5Wを解いて、W=800と、800グラムの廃棄物が発生し、最適な状況より400グラム多い廃棄物を生む。最適状況の社会厚生(社会余剰)は需要曲線より下のW=0から400までの台形の面積(=総便益)からW=400 で廃棄物処理をする社会的費=限界費用曲線より下でW=0から400までの3角形の面積を差し引いた純便益であらわされるから、結局W=400 まで生産したときの社会的厚生(余剰)=需要曲線より下で限界費用曲線より上の、W=0から400までの3角形の面積=400×400÷2=80000である。一方、W=800まで廃棄物を出したときの社会余剰は総便益(需要曲線より下でW=0から800までの3角形の面積=160000)からW=800まで廃棄物を処理したときの総費用(限界費用曲線より下で横軸より上の、三角形の面積=160000)を差し引いた純便益なので、0である。したがって、最適の状況とくらべると、社会的ロスは80000ということになる。したがって、各世帯に最適な廃棄物需要量=400を出させるためには、需要曲線においてW=400を代入し、P=400-0.5×400=200の廃棄物税を課せばよい。このとき、総費用は200×400÷2=40000だけの総費用がかかるが、税金が200×400=80000はいるので、40000だけプラスとなる。よって、各世帯の消費者余剰(400-200)×400÷2=40000と合わせて、80000の社会的余剰となる(すでに計算した最適な状況での社会的余剰80000に等しいことを確かめよ)。
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この回答へのお礼

gootarohanako様
回答していただき感謝いたします!
お礼が遅れてしまい申し訳ございません。
とても分かり易く教えていただき勉強になりました。
「環境経済学の問題について回答お願い致します。」というタイトルで、環境税と排出権取引の絡みの問題にも苦戦してしまっているので、こちらの質問にもご回答いただけると幸いです。
質問ページは次のURLです。
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/10170758.html

(私は次のように考えたのですが、合っているのでしょうか??
問1は、MC=MDのときで計算して50トンで、
問2は、50トンを代入すると、30万円
問3は、MC₂=MDのときで計算して、60トンで、60トンを代入すると36万円
   社会厚生のロスは、36*60-30*50=660万円
排出権取引のときに至っては、なんだかもっと分からず、排出枠など60トンくらいしか思いつきませんでした。 解法が分かりません。
環境税を課すよりも排出権取引を利用した方が社会厚生のロス(死荷重?)が小さくなるようです。
ご教授のほど宜しくお願い致します!)

お礼日時:2018/01/01 09:58

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