アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

政治経済の質問です。2014年の倫政のセンター試験で、「砂川事件において、最高裁判所はこの条約が憲法に違反すると判断した。」これが誤っている選択肢でした。ですが、砂川事件は2010年に違憲判決が出てるのではないでしょうか?教えて下さい。

A 回答 (5件)

2010年の違憲判決は、砂川政教分離事件、と


言われているもので、そもそも条約など
問題になっていません。

試験問題の云う、砂川事件というのは、砂川に
ある米軍基地が問題になったもので、
日米安保条約の合憲性が争点になりました。

争点にはなりましたが、最高裁は事情判決法理
を採用して、憲法判断を回避しています。
だから違憲判決を出した、というのは
間違いです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

なるほど、砂川事件と砂川政教分離事件は違うものとは...知らなかったです。有難うございます!

お礼日時:2018/01/02 14:54

■砂川事件


東京都立川氏砂川町付近の在日米軍立川飛行場の拡張を巡る闘争(砂川闘争)における一連の訴訟。
特に、1957年7月8日に特別調達庁東京調達局が強制測量をした際に、基地拡張に反対するデモ隊の一部が、アメリカ軍基地の立ち入り禁止の境界柵を壊し、基地内に数m立ち入ったとして、デモ隊のうち7名が日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障条約第三条に基く行政協定(現在の地位協定の前身)違反で起訴された事件。
 ↑
最高裁判決
 外国の軍隊は戦力にあたらない→(合憲判決)

■砂川政教分離訴訟
北海道砂川市が神道の二つの神社に土地を無償で提供しているため、日本国憲法の政教分離に反するとして2004年に提訴、2010年に合憲と違憲判断が下された事件。
 ↑
最高裁判決
 違憲状態であったものを解消するための措置である(合憲判決)

砂川違いですね。
争点がそもそも違います。
    • good
    • 1

A:>砂川事件は2010年に違憲判決が出てるのではないでしょうか?教えて下さい。



回答A:最高裁は違憲判決を出ていません。(詳細は後述)

そもそも、砂川事件は「米軍基地の拡張に対する反対運動」への過程で起きた「刑事事件」の事です。

裁判の経緯は↓になります。

1:審理の過程で憲法と安保条約の関係が問題になりました。
2:この問題に、東京地裁は違憲と判断(伊達判決)
3:2に対して最高裁に跳躍上告がされました。
4:3の上告に対して最高裁は地裁の判決を廃棄し地裁に差し戻しました。
(9条が禁止した戦力は,日本が主体となり行使する戦力であり,米軍はこれに当たらない等)

4:元々の「刑事事件」は、その後の差戻し第1審で有罪の判決が出て、第2審で控訴棄却となり確定しています。


判決や裁判の経緯については現在も様々な事が語られているのは事実です。

しかし、【最高裁が違憲判決を出した】というのは誤りだと思います。



質問文ですが主旨が不明なので回答以前に考察が困難でした。

【理由】
試験問題文の「最高裁判所はこの条約が憲法に違反すると判断した。」の「この条約」が何を示しているのか不明です。

回答を求めるなら、今後は問題の主旨が十分にわかるだけの引用をするか、意味を明確にした文章を自分で書いて示して下さい。
「政治経済の質問です。2014年の倫政のセ」の回答画像3
    • good
    • 0

2010年は政教分離に関するものです。

条約とは日米安保条約のことでしょうから、最高裁は違憲判決を出してません。
    • good
    • 0

最高裁大法廷判決昭和34.12.16は、日米安保条約が、憲法違反との判断をしていません。


日米安保条約を違憲とする最高裁判所の判決は存在しません。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!