アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

ヒトでは3色型色覚が一般的ですが、稀には4色型色覚を持った人がいると言われています。その4色型の場合、第四の錐体細胞の吸収ピーク波長はどこにあるのでしょうか。ちなみに、赤錐体は 564 nm, 緑錐体は 534 nm, 青錐体は 420 nm に吸収ピークがあるそうです。

A 回答 (2件)

赤色オプシンはヒトにより赤色オプシンの180番目のアミノ酸がセリンかアラニンになっている多型があります。

セリンになっているひとは62%で,アラニンになっているひとは38%でした。この場所のアミノ酸がセリンだと吸収する光の波長が557nmの赤色だが,アラニンだと波長が552nmで,どちらかというと橙色になります。

赤オプシンはX染色体の長腕にありますから,X染色体を2本持つ女性は,セリン型とアラニン型の両方を持つ女性がいます。いわゆる4色型色覚を持つ事になります。4色型の女性に「今日の夕日は赤いね」と言われましても,男性はX染色体は1本しか有りませんから,ヒトによっては赤く見えますが,ヒトによっては橙に見えているのであって4色型の女性のように区別する事は出来ません。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

御回答ありがとうございます。具体的な例をお教えいただき、4色型色覚の成因の一つを知ることができました。第四の色覚が赤外線か紫外線の帯域にあれば4色型色覚の人には革新的な活動領域が期待できると思ったのですが、そういうことは無さそうですね。

お礼日時:2018/01/05 13:30

残念ですが知りません。

ですがお話はできます。人類は三原色を見る事が出来ますが、進化の途中で一色を失いました、多くの動物は二色しかみられません。ところがどこでどうしたのか、三色目が回復したのです。ですがその遺伝子はXY染色体上にあり不安定です。ご質問の件は人類が一色を失った時に失わなかったグループが引き継いだ遺伝子だと思われます。現在我々は視覚に不自由していませんから、その第四色覚は三つの色覚のどれかと重なっているか、もしくはすぐ側の波長の色を見ていると思います。実際に疫学的調査をしてみないと事実は分からないでしょう。
非常につまらない仮説はどれかの遺伝子が重複しただけだというものです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

御回答ありがとうございます。第四の色覚が可視光の帯域外にあるかもしれない、ということは無さそうですね。

お礼日時:2018/01/05 13:33

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!