A 回答 (5件)
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No.5
- 回答日時:
ウニの卵もヒトの卵も、等黄卵です。
そのため初期発生(卵割の方法や胚葉の分化)などが似ています。ところが、発生後期にはウニはウニらしく発生をするため、ヒトの発生とはかけ離れてきます。一方、カエルの卵は端黄卵のため、初期発生こそヒトの発生とは差が大きいものの、同じ脊椎動物であるため、神経胚期以降の脊索形成や、その後神経間の誘導・脳やそれに付随するが感覚器官(眼球など)の発生がヒトの発生とが類似しています。
つまり、ヒトの発生の初期をウニの発生で、後期をカエルの発生で代替して学んでいるといえます。もちろんヒトの発生を直接学べばいいわけですが、高校レベルでは発生の根幹に触れるため、わかりやすさのほうを優先しているわけですね。
また、自然科学ですから、教科書だけで学ぶのではなく、実験や観察を通して学ぶためにも、取り扱いや飼育が容易な生物を選んでいる(#1・2・4さん)のも事実です。
今の高校で使っている副教材(カラー図説)などには、簡単ですがちゃんとヒトの発生は掲載されています(胎児の写真付き)。PTAから文句来るとは思えません。

No.3
- 回答日時:
こんにちは。
^^昔、ファーブル昆虫記のファーブルが、学校で授業をしてくれと依頼されました。
そこで、学校で花のオシベとめしべを使って説明をしたら、
※教会から、もの凄いクレームが付いたそうです。(学校をすぐ辞めるように押しかけたて来た)
>人間とかじゃいけないんですか??
恐らくPTAが黙ってはいません。
先生は、陳謝させらるか、新聞に載ったら更に問題が大きくなります。^0^;
ここまでリスクを冒して教壇に立つ先生は少ないでしょう。(公務員は案外立場は弱いです)^^;
No.1
- 回答日時:
別にヒトでもいいのではないでしょうか...
理科の資料集とかを見ていると、発生過程の学習で等割とか不等割とかの観察実験をしよう、というコーナーがありますよね。そのときのモデルでカエルが不等割、ウニが等割のモデルとして使われています。これらの生物が観察に使われるのは比較的容易に手に入り、また実験手法も確立されているからだと思います。
...ということから考えると発生過程の学習材料にもできるからカエルとかウニが使われることが多いのではないでしょうか?ヒトだと実験に使うのは倫理面で問題になりかねないですし、同じ理由から資料用の写真(受精瞬間の写真)や教材ビデオとかを用意するのにも注意を要すると思いますし。
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