プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

「相殺」などの単独行為に条件をつけられないことに関して
「相手を不安定にするから」
という説明がいろいろなページに書いてあったのですが、

表明せずに心の中に留めておく方が相手にとっては不安ではないでしょうか?
条件を付けられないといっても、その条件を個人的に(頭の中で)決めておくことは出来る訳だし、それを表明することによって何かが変わる訳でもありませんよね。

(ただ、相殺に期限を設定出来ないのは意味が無いからというのは理解できます。条件を付けると不安定になるというのが分かりません)

https://www.minpou-matome.com/%E6%B0%91%E6%B3%95 …

A 回答 (1件)

条件を付した場合、民法127条の法律効果が生じます。


内心で思っている段階では、法律効果は生じません。

条件という法律効果が生じたとき、その法律効果が相手を不安定にするからダメにしてある。

条件である以上、法律行為の効力の発生・消滅が、将来発生するかどうか不確実な事実にかかることになり、相手方にとり不確実な事実に、法的効力持って拘束される。もちろん表意者も拘束される。
他方、内心で思われてるだけなら、相手方は拘束されないし、内心で思ってる者も拘束されない。

内心にとどめてるときは誰も拘束しない(だから相手方も不安定でない)が、
法律効果生じてしまうと拘束力が生じて、それが「条件」だから不安定な内容だ、ということではないでしょうか。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!