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学校教育において法教育と道徳教育どちらが重要だと思いますか?大学でレポート書くのでさまざまな意見が聞きたいです。

A 回答 (2件)

図式化しますと、「法教育 > 道徳教育」と言う関係かと考えます。



すなわち、法律に触れたら刑事や民事の加害者と言う立場になりますが、道徳律に触れても、たちまち加害者とはなりませんので。
言い換えれば、法律は人として、基本、絶対に超えてはいけない一線であり、一方の道徳律などは、基本、法律の内側で、人を律するものと言うことです。

道徳律に類するものとしては、宗教律とかマナー,常識などが挙げられますが、それらは、ちょっと注意が必要。
たとえばイスラム圏では、法律に色濃く宗教律が関与していますが、原理主義などでは、法律より上に宗教律を置いているため・・・。
テロなど、宗教上の理由で人を殺してしまう様な事態も起こり得ます。

あるいは常識なんてのはちょっと曲者で、酷い場合は、法律の外にある場合もあり得ます。
たとえば、「後輩は先輩より早く来て、遅く帰るのが常識」みたいなの。
一見、道徳っぽいし、正論っぽいですが、これが「職場の常識」とすれば、労基法違反の疑いとかもあり得るワケです。
法的根拠があるものは良いですが、法的根拠がない常識を他人に押し付けたりすれば・・そっちの方が非常識だし、下手すりゃ強要罪など、犯罪にもなりかねません。

ついでにマナーも言及しますと、テーブルマナーとかドレスコードなど、ある程度、確立されたマナーは、法律に近く、ローカルルールなどと言っても良いかも知れませんし、確立されたマナーをキチンと守れば、その人が美しく見えますね。
確立されたマナーは、道徳の一種と言えるかも知れません。

常識道徳の問題でも、道徳律を優先して、法律に違反してしまうと言う例は、考えられますが。
でもまあ、学校教育における道徳教育では、そういうデリケートな部分にまでは踏み込まないだろから、「基本、法律の内側で、人を律するもの」と言う考え方で良いでしょうね。

この「法律の内側で、人を律する道徳(律)」は、法律違反する可能性を、極限まで低める効果があるかと思います。
いわゆるコンプライアンスなどもそう言う考え方で、企業などの組織におけるルールを、法律よりやや内側に設定して、法令違反を排除しようと言うものです。
ただ、厳しいビジネスの世界では、最後は法律ギリギリで戦う局面も多く、それゆえコンプライアンスみたいな概念も必要と言えます。

あるいはスポーツの世界でも、マンシップシップは必要ですが、勝負の世界なので、反則ギリギリで争ったりもしますね。
サッカーなどを見ていると、その両面が見られ、面白いです。
相手チームの選手が倒れているので、故意にボールを外に出して試合を止めたり。
そうなると相手ボールでのスローインですが、相手チームもスグにボールを蹴り出して、ボールを返すなんてのは、スポーツマンシップ。
その一方で、ゴール付近では、審判に見つからない範囲なら、ハンドやら相手のユニフォームを掴むなど、反則ギリギリとか反則も、全く躊躇しません。

やや話が逸れましたが・・。
ビジネスやサッカーの事例でも、法律やルールと、コンプライアンスやスポーツマンシップの、両方が必要かと思いますが、すなわちご質問の「どちらが重要か?」に関しては、「甲乙が付けられない」「どちらも大事」と思います。
強いて言えば、絶対に超えてはいけない一線である法律かな?
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この回答へのお礼

ありがとうございます!法律と道徳の解釈の仕方が勉強になりました!

お礼日時:2018/01/10 14:59

道徳有っての法律だと思います

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この回答へのお礼

そーおもいます!

お礼日時:2018/01/10 14:59

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