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平均分子量なんですが
“繰り返し単位の分子量と、繰り返し単位数をかければ平均分子量”
と次図の平均分子量の式は同じでしょうか?
センター化学

「平均分子量なんですが “繰り返し単位の分」の質問画像

質問者からの補足コメント

  • この226nが全分子量じゃなくて平均分子量なのが分からないんです。

    「平均分子量なんですが “繰り返し単位の分」の補足画像1
      補足日時:2018/01/11 21:54
  • この226nが全分子量じゃなくて平均分子量なのが分からないんです。

    「平均分子量なんですが “繰り返し単位の分」の補足画像2
      補足日時:2018/01/11 21:55

A 回答 (5件)

「数平均分子量」のことですね。


>“繰り返し単位の分子量と、繰り返し単位数をかければ平均分子量”
って書いてました?
「平均繰り返し単位数」(または、「繰り返し単位数の平均値」)のはずなのですが。
それならば同じものです。

もう1つの平均分子量の概念に「重量平均分子量」なるものも存在しますが、習っていないのであれば忘れてください。
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この回答へのお礼

平均分子量は1個あたりみたいな感覚ではないんですか?
平均繰り返し単位数に、繰り返し単位数をかけると全質量が求まる気がするんですけど

お礼日時:2018/01/11 20:44

高分子化合物(ポリマー)は繰返し単位(モノマー)が多数繋がって


できているのはご存知ですね。

ある高分子化合物の繰返し単位の分子量をmとし、多数個をn個とすると、
その高分子化合物の分子量はmnです(1本の高分子化合物の分子量で、
平均ではありません)。

しかし、高分子化合物では1本1本の分子量が違うために、高分子化合物を
構成する分子の平均で分子量を考える必要があります。

図から読取って、
5個のモノマーから成る一番上の分子の分子量M1=5m、本数3(a=3)、
10個のモノマーから成る真ん中の分子の分子量M2=10m、本数2(b=2)、
18個のモノマーから成る下の分子の分子量M3=18m、本数2(c=2)、
としましょう。

これに付いての平均を考える時に、テキストの定義では
平均分子量=(5mx3+10mx2+18mx2)/(3+2+2)
     =(15+20+36)m/7
  =10.1m
として平均分子量を算出します。

“繰り返し単位の分子量と、繰り返し単位数をかければ平均分子量”は
間違いです。
正しくは“繰り返し単位の分子量と、繰り返し単位数をかければ(単なる)
分子量”で、“平均分子量は図中の式で定義されます”。

一般的には 
 <M>n=ΣMi*ni/Σni と書かれ、
 数平均分子量 number average molecular weight と呼ばれます。
他の定義による
 <M>w  weight average molecular weight や
 <M>z  Z-average molecular weight
が有ります。

高分子化合物の平均分子量や分子量分布の測定や表示と関係した量で、
大学で習うはずです。
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〉平均分子量は1個あたりみたいな感覚ではないんですか?


1個(No.2さんの例にならうと1本)あたりの分子量の平均値です。

〉平均繰り返し単位数に、繰り返し単位数をかけると全質量が求まる気がするんですけど
「繰り返し単位の分子量」×「平均繰り返し単位数」
と説明したつもりでしたが、伝わっていませんでしたかね。
「繰り返し単位の分子量」×「1本の高分子鎖の繰り返し単位数」
で、「1本の高分子鎖の分子量」が計算できます。
平均分子量とは、これらの高分子鎖の分子量の平均値です。
No.2さんの回答はこれを式で表わしているのです。

〉全質量が求まる気がするんですけど
「繰り返し単位の分子量」×全部の「高分子鎖の繰り返し単位数」の合計
なら、高分子の全質量になりますが、何故そのような気がするのかわかりません。

ご理解いただけましたか。
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〉この226nが全分子量じゃなくて平均分子量なのが分からないんです。


「全分子量」とは何を示しているのでしょうか?
「平均」を考えようとするから、わかりにくくなっていませんか。
単純に、「式量226の繰り返し単位」が何個つながれば、分子量が3.6×10^4になるのかを考えればいいのです。
それが「繰り返し単位の個数」の平均値に等しいのです。
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なるほど解りました。

教科書ですか参考書ですか?
クレームを付けましょう。

正しくは
A「ポリアミド*66の平均分子量を3.6x10^3とすると、この中の分子1個の
中に平均して何個のアミド結合が含まれるか。」でしょうが、より簡潔な表現は
B「ポリアミド*66の平均分子量を3.6x10^3とすると、この中の平均的な分子
1個の中には何個のアミド結合が含まれるか。」です。
*「ナイロン」はデュポン社の登録商標です。化学的には「ポリアミド」が国際
 的に使われています。

Aだと、抜出した分子は短い場合も長い場合もあります。その抜出しを多数回繰返し、
テキストの様な分子量分布曲線を得て、それから平均分子量を計算するのですよ、
というニュアンスです。

Bだと、短いものも長いものもある分子集団から、一発で平均的な分子を抜出し、
それに付いて
226n=3.6x10^3
と直接的に計算します。

前の説明の<ある高分子化合物の繰返し単位の分子量をmとし、多数個を
n個とすると、その高分子化合物(1個)の分子量はmnです。>を思い出して
下さい。
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