雑種の犬や猫はなぜ強いのか？

Question

雑種の犬や猫は血統書付きの犬種や猫種よりも、
病気や怪我に強いと言われていますが、その理由はなぜですか？

sactaro04230601 · Accepted Answer

いくつか考えられます。

まず遺伝病についてですが、遺伝子上には誰しも遺伝病の因子を持っていますが、基本的にこれらは劣性遺伝なので症状には現れません。

そしてこれらの遺伝子を持っている個体の頻度が少ないので通常の交配ではホモにならずにヘテロのままです。

ところが、品種改良の際に血縁が近い同士で交配させるとなると同じ劣性遺伝をもっている確率がグンと上がります。

よって遺伝病を持ってる確率の高い品種となってしまいます。

次に怪我については、見た目を重視しているものは、本来あるべき怪我をしにくい形から逸脱して改良されている場合があるので、その際は生まれつき怪我をしやすくなってしまいます。
小型犬に多いですが、同じ人為淘汰を受けている狩猟犬には少ないと思います。

通常の病気は難しいですが、おそらく血縁が近いもの同士で掛け合わせられてるので抗体の種類が少ないとかではないでしょうか。
あんまり聞いたことが無いですけどね。

piro-popo · Answer

NO5さんの意見が完璧だと思います。

さらに、遺伝についてちょっと補足します。
血液型では、たとえばAとOの場合、Aが優勢遺伝子で、Oが劣性遺伝子です。
父A型（AA）と母O型（OO）なら、子供はすべてA型（AO）になります。
AOとAOなら、確率的に、A型（AA、AO）が４分の３、O型（OO）が４分の１となります。

劣性遺伝子というのは、性質的に劣っていることを指すわけでなく、優勢遺伝子と組み合あわされたときに、その遺伝情報が表に現れない遺伝子のことです。
つまり、劣性遺伝子は、父と母の両方がそれを持っていて、劣性同士で組み合わされたときにだけ、子供に現れるわけです。

血液型だと、劣性のOでも問題ありませんが、中には遺伝病を生じるなどの障害をもたらす劣性遺伝子もあります。
血縁が近いほど、遺伝子の配列が似ているため、そのような劣性遺伝子が重なる確率が高くなります。
結果、障害を持つ子供が生まれる確率も高くなります。
これが、人間の近親交配を禁じる理由の一つで、犬においても、同じことがいえるということです。

ちなみに、グッピーを適当に交配させていくと、しだいに色が汚くなり、ふつうのメダカのようになります。
犬も同じようにすると、オオカミに近い野良犬の形になっていきます。
自然交配の中では野生の姿に戻っていく傾向があり、その性質は、長い生存競争の歴史で生き残ってきた遺伝情報が反映されるので、怪我や病気にも強いのでしょう。

tobi-u-o · Answer

そもそも人間の好きなように可愛く交配し、人工的に作られてきたので弱いのです。

1paku · Answer

純血種は、似たようなタイプですから、その種の弱点をそのまま受け継ぎます。
雑種は、異なる遺伝子の組み合わせから、双方の良いところ取りをする分、生存能力が高い。
純血種は、人間の都合で相手を選びますが、雑種は動物同士が自由に相手を選びます。本能的に生命力の強い組み合わせになります。

yo-ama · Answer

交配（同種近親）で血が濃くなるからです。
遺伝学的な問題で　劣種が残ると言う考えです。
http://aasj.jp/news/watch/3702

よしおよしお · Answer

自然たいでいるからだと 思います

雑種の犬や猫はなぜ強いのか？

いくつか考えられます。

NO5さんの意見が完璧だと思います。

そもそも人間の好きなように可愛く交配し、人工的に作られてきたので弱いのです。

純血種は、似たようなタイプですから、その種の弱点をそのまま受け継ぎます。

交配（同種近親）で血が濃くなるからです。

自然たいでいるからだと 思います

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