プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

バブル経済がどのように始まってどのように崩壊したのかが分かりません。
定期テスト対策として教えて下さい

A 回答 (2件)

発端は日米貿易摩擦にあります。



あれで米国が大幅赤字になった一方、日本が大幅黒字に
なり、米国が怒ってなんとかせい、と詰め寄ります。

それで米国、ドイツ、日本、英国、フランスが
米国のプラザホテルで協議し、
円高にすることにしました。
これをプラザ合意といいます。

円高になれば、景気が悪くなる、ということで
焦った日本政府は、公定歩合を引き下げ、大規模
な財政投資をやります。

これが効果を発揮して、日本は未曾有の好景気に
なります。

あまりの好景気のため、金が余り、その金で
株や土地を買ったので、株価や土地の価格が
実体を超えて高くなりました。
それに釣られて消費も増加します。

一方、土地を担保に金を貸していた銀行は
土地の値段が上がったので、どんどん金を貸すように
なります。
その借りた金で土地や株を買うので、更に土地や株が
上がります。
すると銀行はもっと貸します。

こうした循環で、土地や株の値段が、実体とはかけ離れ
極限まで上がりました。


あまりに上がりすぎたのを怖れた政府は
土地の値段を抑えるとともに公定歩合を
引き上げました。

そのため、景気が一挙に冷え込み、バブルが
崩壊したのです。


ドイツもにたような状況でしたが、ドイツの経済は
上手く軟着陸に成功しています。

日本との違いは何か?

日本は、土地規制(総量規制)と公定歩合引き上げが
重なったのがその原因です。

どうして重なったのか。
米国に気兼ね(圧力、という説もあります)した
日銀が、公定歩合引き上げのタイミングを誤った
ためだ、という説が有力です。

ドイツは米国に気兼ねなどしなかったので
軟着陸出来た、という話です。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

なぜ公定歩合を引き下げたら景気が良くなったのですか?
バカなのですみません

お礼日時:2018/01/27 14:36

プラザ合意で円高、金融緩和と財政投融資で土地が・・・・て、よく言われませすが、そんなことでバブルにはなりません。

結果から、原因をひもつけた、エコノミスト的机上の空論です。それらは、なぜ銀行は金を貸したかとか、なぜ土地が上がったのかという理由の一部で、バブルの説明にはならないのです。

バブルは、人間が馬鹿だからおきます。ものやサービスの値段が、常識で考えればおかしい値段になっているのに、永遠に上がり続けるかもしれないという幻想に取り憑かれ、金を借りてでも、手に入れ転売する。そのマネーゲームに、多くの人がのりたがる高揚感が、さらなる価格を釣り上げ、その循環拡大が極限までいって破綻することなのです。

今は同じように金余りでもバブルになりません。もう土地があがり続けることはないとみんな知っているから。
企業も金があまっても、ばかな経費など使いません。企業統治、株主監視、あやゆることが時代と違うから。
ゴルフ会員権は今、当時の100から1000分の1です。でも、値は回復する兆しすらありません。
若者は、ブランドも車もかわず、物欲もない。

わかりますか。政策による、金融緩和や、景気がよくなった云々でバブルは起こらない。日本人が、当時ばかだった。貧乏国から成り上がって、お金のしくみをよく知らなかった。バブルが弾けることを社会体験として持っておらず、弾ける予想ができなかった。そこにたまたま、金余りの政策が合致し、企業統治もいい加減、株主も相互持ち合いでぐだぐたのなか、宵越しの銭は持たない的に金を使いまくり、社会が狂った。あえて言えば、それが原因かもしれませんね。
    • good
    • 1

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!