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初級マクロ経済学 解説して頂けると大変助かります。

政府が1兆円規模の景気対策を行う場合を考える。限界消費性向(MPC)がは正かつ1より小さいとする。ケインジアンの交差図から計算される均衡所得の変化の説明として誤っているものはどれか。

①1兆円が全て政府購入の増加に用いられた場合、MPCの値に関わらず均衡所得に与える効果は1兆円を超える。
② 1兆円が全て減税に用いられた場合、MPCの値によっては均衡所得に与える効果は1兆円より小さくなる。
③MPCが大きいほど、政府購入の増加による均衡所得の価格の変化は大きい。
④MPCが小さいほど、減税による均衡所得の変化は大きい。

A 回答 (2件)

訂正。



・1兆円の減税なら、ΔT=-1、ΔG=0とおく。すると
ΔY= c/(1-c)
となる。cが0.5より大きいなら、ΔY<1となるので②は正しい。また、④が正しくないこともこれからわかる(なぜ?)

の部分を

・1兆円の減税なら、ΔT=-1、ΔG=0とおく。すると
  ΔY= c/(1-c)
となる。cが0.5より小さいなら、ΔY<1となるので②は正しい。また、④が正しくないこともこれからわかる(なぜ?)

と直してください。

よって、答えは④です。
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簡単なマクロモデルを書いてみればよい。


財の均衡は
Y= C+I + G
であるが、消費関数を
C=Co + c(Y-T)
と書くと
Y = Co + c(Y-T) + I +G
となる。ここで、0<c< 1がMPCだ。いま、両辺の変化をとると
ΔY = c(ΔY-ΔT) + ΔG
を得る。
・Gを1兆円だけ増やしたときは、ΔG=1、ΔT=0を上の式に代入してΔYに対して解くと
ΔY=1/(1-c) > 1
となり、①が正しい。
・1兆円の減税なら、ΔT=-1、ΔG=0とおく。すると
ΔY= c/(1-c)
となる。cが0.5より大きいなら、ΔY<1となるので②は正しい。また、④が正しくないこともこれからわかる(なぜ?)
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