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下記サイトを参照したら、
IIIb期の肺がん(非小細胞がん)で胸水貯留がある場合、
化学療法だけが選択され、並行して放射線療法が
行われることはないように書いてありましたが、それはなぜですか?
http://www.ncc.go.jp/jp/ncc-cis/pub/cancer/01020 …

非小細胞がんは小細胞がんに比べて化学療法が
効きにくいそうですし、その点も含めてよくわかりません。
多量の胸水貯留があると、息切れや咳、動悸などの
症状をともなってくる場合が多いようなので、
そういった症状のために体力などが不十分になっていることで
化学療法と放射線療法を併用したときの強い副作用に
耐えられないためなのかなと考えましたが、それは合っていますか?
どうぞよろしくお願いします。

A 回答 (1件)

放射線療法が行えるものは「照射する部分を特定できる」というのが原則です。

転移巣でも原発巣でも的を絞って照射するものでなければ効果も乏しく副作用も大きいのです。

そこで、胸水貯留がある場合は、胸膜への浸潤や播種(がん細胞がばらまかれている状態)が考えられますので一箇所に放射線をあてても効果が乏しいのです。これは第(4)期の癌で放射線照射が第一選択ではないことと同様です。

非小細胞癌が小細胞癌に比べて化学療法が効きにくい理由はこれは一言では説明できませんし、いろいろな理由、不明な理由があります。明確に説明できるのであれば治療法もわかるのけどね。

放射線療法や化学療法の選択には「体力」はそれほど制限の要素にはなりません。もちろん程度問題ですが、ステージ分類と治療に関しては「体力」は考慮されているものではありません。あくまでも病巣の広がりからの詩療法の選択です。
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この回答へのお礼

ということは、胸水の有無と放射線療法の選択とは
直接関係ないわけですね。
そこのところを特に疑問に思ったのですが、納得です。

胸水貯留があるようなステージでも、
がん部分(飛んでいる部位の数)が少なく、
場所も特定できるような場合には
放射線療法も選択されうるのでしょうか?
(そのような場合は稀なのでしょうが・・・)

あ、非小細胞がんに化学療法が効きにくいとの話を出したのは、
「効きにくいとされているのにもかかわらず
ステージが進むと化学療法のみの治療になる」
ことの理由もよくわからなかったからです。
でも胸水やがんの種類というよりも
照射部位が特定できるかどうかで
放射線療法を適用するかどうか決まるのですね。

よくわかりました。
回答どうもありがとうございました。

お礼日時:2004/10/03 02:04

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