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各部屋に取り付けたエアコンで部屋を暖めるのと、同じ部屋を温水暖房器具で暖めるのと、どちらがコストが低いと思いますか?

エアコンの場合、各部屋ごとに(エアコン個別に)熱交換の電力量がかかるのに対し、温水暖房器具の場合はガス給湯器で沸かした温水を循環させて各部屋のファンコンベクターから吹き出すため、部屋数が多くなるほど暖房コスト(特に熱交換に関わるコスト)が下がるのでは?と考えています。

当然、電気やガスの単価、また、器具そのものので変わってくると思いますが、一般論として教えていただければと思います。よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

熱源コストの順では高い順から


①電気(電気ヒーターを利用した電気ストーブや電気ファンヒーターなど)
②LPG
③都市ガス
④灯油
⑤電気(エアコン)

解説します
熱量の単位をkWhとします。(1kWh=3.6kJ=860kcal)
①25円/kWh
②LPG:24000kcal/㎥=27.9kW 400円/㎥÷27.9kW=14.3円/kWh
③都市ガス:11000kcal/㎥=12.8kW 150円/㎥÷12.8kW=11.7円/kWh 
④灯油:8900kcal/L=10.3kWh 70円/L÷10.3kW/L=6.8円/kWh
⑤エアコン:電力1kWhで約5~6kWの熱を出しますので
      25÷5=5円/kWh

①~④は燃料の内部に持っている熱を放出する方法で暖房しますが、④は室外の熱を室内へくみ上げるという方法で暖房します。低い温度の場所から高い温度の場所へ熱を移動するからヒートポンプ(熱のポンプ)と呼ばれています。低いところ方高いところへ水を持ち上げるポンプにたとえられてます。
ただし、室外の温度が低すぎる(マイナス10℃以下など)場合は能力が低下してしまうという問題があります。


>エアコンの場合、各部屋ごとに(エアコン個別に)熱交換の電力量がかかるのに対し、温水暖房器具の場合はガス給湯器で沸かした温水を循環させて各部屋のファンコンベクターから吹き出すため、部屋数が多くなるほど暖房コスト(特に熱交換に関わるコスト)が下がるのでは?と考えています。

これはガス給湯器で沸かすときのガス代が計算に入っていません。部屋数が多くなるほどガスの消費量が増えていきます。

器具の暖房方法(直火、ファンヒーター、温水式等)で若干のコストが変わってきますが、基本的には熱源となる燃料で大体のコストは決まります。
ちなみに床暖房も含め温水式は循環ポンプの電力分だけコストは増えます。

以上、暖房方式による快適性という点を別にした回答です。どの暖房が快適化というのは人それぞれです。
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熱源コストの比較では、高い順から


①電気
②ガス
③灯油
になります。 
システム比較では、設置費用、運転費用、更新費用などで、千差万別となります。
暖房方式では、理想的なのは先の回答者さんの言う通り、床暖房です。
気流(ドラフト)をほとんど感じることもなく、これ以上快適な方式はありません。
ただし、加湿制御する必要があります。
次に快適なのは、パネル暖房方式です。
窓下などや、出入口付近に温水パネルヒーターを設置し、冷気に対応します。
ファン(送風機)が無いので、空気の温度差による自然循環となり、静かです。
気流もほとんど感じず、温水ボイラーは別室設置となるので、空気の汚染もありません。
ファン付ヒーターとした場合は、室温の立ち上がりが早くなります。
北国の住宅では、灯油熱源FFヒーターが一般的です。
強制給気、強制排気方式なので、室内の空気が汚れず、室温の立ち上がりも早いですが、給排気筒が雪に埋もれると失火する恐れがあります。
危険なのは、灯油熱源ファンヒーターの排気筒無しのもので、室内の空気が汚れ、一酸化中毒になる恐れがあります。
最近、札幌の施設で不幸な火災事故がありましたが、このヒーターによる失火と推測されます。(まだ断定されてはおりません。)
なお、北国でエアコンを暖房として使用する場合は、外気温が?℃で、どのくらいの暖房能力が出るか、の確認が必要です。
一般に使われるヒートポンプ式エアコンは、外気から熱を採取して室内に取り入れるからで、外気温が低いほど取り入れ可能な熱量は少なくなるからです。
なお、外気温が0℃以下でも、それ以下の温度の空気から見れば熱を持っているわけで、ヒートポンプ式エアコンが使えないわけではありません。
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物理の基本常識だとは思うが、”電気を熱にかえる”のは一番コストが高い。

次に”熱は上へ向かって上昇する”から、基本は床暖房だろう。(昔、トルコの本によると、あの地は石造りが多いが絨毯をひくと暖かさが全く違っていたそうな。)
 だから基本は床暖房でしょう。(そういや韓国のオンドルも似たような感じだったはず。)

 具体的に知っているわけではないが、床暖房に絨毯・カーペットで、その暖房システムに電気以外のシステムを使うのが安いかも。(ただし、電気が太陽電池から引くとか、温水器などで温めたお湯を流すシステムだと、また違うでしょう。)
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