A 回答 (10件)
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No.10
- 回答日時:
>役所系
系?、・・・的と同様のごまかし表現です、役所が後世に残し、だれが読んでも間違いなく理解できる文書、いわゆる公文書に限定した表現ではありません。
役所が公式に発表した文書も、確かに公文書と言えば確かに、公文書ですが、だからこそ、そんな言葉は使用すべきではないと言うのが私の主張です。
>役所系でさえも最近爆発的に人気の誤用たるコンビニ用語
「させていただく」と「過去の助詞を目の前のやり取りで使うこと」と
に怒り狂っておりますのでこの高評価には同意しません。
数十年前に都内の女子大の役所悪文研究会が役所に呼ばれて
改善指導をしたことが有ったが未だに全く治っておらず、
むしろ日本語の誤用を支援しておりますよ
※「同意しません」、はあなたの主張、「支援しておりますよ」はあなたの判断。
肝心の内容は他のものの状況をコピペ丸投げ、なぜ同意しない、なぜ支援していると判断するのか、の具体的内容の記載ありません。
知識偏重から・・・、主体的に課題を解決するための思考力・・・、今朝の朝刊から、抜粋。
No.9
- 回答日時:
いわゆる、公式文書?、で使われることはありません。
褒め殺し、と同じで、たっぷり皮肉を込めて使われるだけです。
会話等で使われる言葉は文法では説明しきれません。
おっつ、新しい切り口が。
>公式文書?
役所系でさえも最近爆発的に人気の誤用たるコンビニ用語
「させていただく」と「過去の助詞を目の前のやり取りで使うこと」と
に怒り狂っておりますのでこの高評価には同意しません。
数十年前に都内の女子大の役所悪文研究会が役所に呼ばれて
改善指導をしたことが有ったが未だに全く治っておらず、
むしろ日本語の誤用を支援しておりますよ。
No.8
- 回答日時:
個人的な感覚では、質問者に同意したいところです。
「新聞記事のタイトル」で否定的な意味合いの「おかげ」を使うのはどうなんでしょう。「間違い」とまで言う気はありませんが。たとえ辞書にあったとしても、そういう使い方は避けるべきだと思います。自分では使いません。
ただ具体的な使用例を見てみないと、なんとも言えない気がします。
詳しくは下記をご参照ください。
【否定的な意味合いの「おかげ(さま)」 辞書 教えて!goo 「醜化語」の「ご」「お」〈2〉】
https://ameblo.jp/kuroracco/entry-12352591648.html
以下は一部の抜粋(重言)。
すでにコメントがあるように、フツーの言葉(ときには尊敬のニュアンスがある言葉)に「お/ご」がついているのに否定的な意味合いになる例は相当あります。当方は「美化語の逆」という意味で「醜化語(すかご)と呼んでいます。
こういう話は真面目に書くと小むずかしくなると、冗談半分でお読みください。
まず語源を見てみる。
http://gogen-allguide.com/o/okagesama.html
先行コメントでOKATさんが『日本国語大辞典』の記述を細かく引用してくれている。
否定的な意味合いの「おかげさま」は江戸時代から使われているらしい。そこまで歴史があると、フツーの用法なんだろう。辞書まで認めているんだから、これは醜化語の大先輩だろうな。
辞書が認めていなくても、否定的な意味になる醜化語は多い。
以前書いたものからひく。うわぁ。もうこんなに前なんだ。
【「醜化語」の「ご」「お」】mixi日記2011年09月09日から
表の形にまとめると下記のようになりそう(相当あやしい)。
(略)
醜化語になることがある例としてあげたのは下記。このほかにも、ニュアンスによって醜化語になるものはいろいろあるのでは。「ご高説」とか「ご託」とか。「素晴らしい仕事」「いい仕事」なんてのまで含めたらキリがない。
ご挨拶/ご苦労(なこった)/ご立派/ご大層/(大きな)お世話/お荷物
このうち「ご大層」は否定的な意味にしかならない、「ご立派な醜化語」。
『敬語』(菊地康人/講談社学術文庫/1997年2月10日第1刷発行)にのっていたのは下記。
ご大層/ご乱行(らんぎょう)/ご乱心/おあいにく様
今回先行コメントで「お節介」なんてのも出てきた。やはりまだ見落としているな(泣)。
醜化語の大半は辞書には出ていない(と思う。のっていたらゴメン)。かなり俗っぽい使い方だから。でも「おかげ(さま)で」は辞書にまでのっているのだから、もはや醜化語扱いするのは失礼かも。
No.7
- 回答日時:
#2です。
>無批判に何でも載せる編集方針の辞書の場合ですよね。
:
そうとばかりは言えないようです。
「舟を編む」では、編纂者たちは日常的に巷に溢れる語彙を収録しており、それが市民権を得ていると判断した時点で辞典に採用するとのこと。
その基準は各社それぞれなのでしょうが、誤用でも使われ続けると正式な表現として認められてきましたし、今後もそうなるのでしょう。
言葉というものの性質上、それで良いのだと思います。
ただ、だからといって何でもかんでもそうだと勘違いなさる方もおられますが、それはむろん違います。
現段階での勘違いによる誤用は改めることが可能ですし、改められるべきだからです。
そうした営為を通過してもなおかつ通用する誤用というものがあるはずでしょう。
そういった言葉たちが、いわば既得権益として辞書に堂々と掲載されることになるわけです。
少なくとも「他から受けるよくない影響」なんて意味が最初からあったはずはない。
というか、これは単に皮肉としても使えるというだけの話であって、わざわざ語釈として明記しなければならないほどのことなのか、といった疑問は残ります。
そんな解釈は、他の多くの言葉にだってあるでしょうし。
言ってみれば応用ですから、そんなものまで明記する必要があるのかな?
No.6
- 回答日時:
>ならば全体として否定で使うことが何故できるのか、または昔使い始めたか、
が疑問の核心です。
「 なぜ、使うことができるのか」については答えられませんが、「昔使い始めたか」は用例にある
滑稽本・浮世床〔1813〜23〕が最古のものと思われます。([日本国語大辞典]より)
「広辞苑」では、「お蔭」を「(善悪にかかわらず)ある人や物事がもたらす結果・影響」と説明しています。
「日本国語大辞典」では「お蔭」(本来の意味では)
人からうけた力ぞえやめぐみ、また、利益。また、ある物事や行為が原因となって生じた結果。
*今昔物語集〔1120頃か〕一四・三五「我が此の寺に平安に住(ぢう)す事は、此の殿の御影(おかげ)也」
という用例(おそらく、最古の用例)をあげています。
意味の変遷には 1120年頃と1813〜23との差、約700年の差があることになります。
No.5
- 回答日時:
君のミスのお陰でとんでもないことになったよ・・・
普通につかいますよね。
「お陰」自体が慣用句なので「お」がついていることが
肯定的とか否定的とか関係ないでしょう。
「お礼参り」だっていい意味と悪い意味ありますしね
No.4
- 回答日時:
敬意を表す言葉は逆転して軽蔑や揶揄に変わりやすいです。
貴様・お前などは良い例です。それが世間の人情というものでしょう。http://gogen-allguide.com/ki/kisama.html
No.3
- 回答日時:
足手まといの人を「お荷物」と呼び、
人に干渉されて「大きなお世話」「お節介」と言う。
言葉は勝手に生まれて、広まって生きるものであって
辞書はそれを後追いしている。辞書が先にあってすべて仕切ってるわけではない。
No.2
- 回答日時:
御蔭様
の他、
御蔭年
御蔭参り
などといった熟語からも、本来はあくまで恩恵のみを意味したのだと思います。
ただ、好ましくない影響を受けた場合にも、これを皮肉として用いることは可能でしょう。
ところが、このような使い方が人口に膾炙するようになった場合、好ましくない影響に対して皮肉でなくとも使えるのだ、と勘違いする人が必ず現れるものです。
そもそも、その皮肉を理解できない人もいたはずなので、当然と言えば当然なのかもしれません。
このようにして誤用が広まり、やがてそれが正規の表現として定着していく、というパターンは案外多いように思います。(おそらく現在進行形の案件もいくつかあることでしょう)
定着してしまうと辞書編纂者としては記載せざるを得なくなる、といった構図があるということなのだと思います。
>定着してしまうと辞書編纂者としては記載せざるを得なくなる
は、websterや広辞苑のような、
無批判に何でも載せる編集方針の辞書の場合ですよね。
No.1
- 回答日時:
お‐かげ 【御陰・御蔭】
〔名〕
(「お」は接頭語)
(1)神仏のたすけ。加護(かご)。
(2)人からうけた力ぞえやめぐみ、また、利益。また、ある物事や行為が原因となって生じた結果。
(3)((2)から転じて)他から受けるよくない影響についていう。
*滑稽本・浮世床〔1813〜23〕初・中・後叙「汝が様になまけては、発市(うりだし)たくも製本(しこみ)が出来ず、半呑半吐(どっちつかず)のぬっぺらほん。お蔭で書舗(ほんや)はすっぺらぽん也」
(4)「おかげまいり(御蔭参)(1)」の略。
実際に、(3)の意味で使われているのですから、仕方がないでしょう。
善悪の質にかかわらずに単に結果を意味する、となりますねえ。
ならば、引例に説明が無いが実はそれが影響して否定効果に使うには違和感がある、
「御」には否定の意味は有りませんよね。
ならば全体として否定で使うことが何故できるのか、または昔使い始めたか、
が疑問の核心です。
別の角度からは、御にも蔭にも否定効果の意味は無いにもかかわらず・・・なのかです。
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