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なぜ原発などから出た放射性廃棄物の熱処理をしないのですか?

地下深くに埋めて何万年も待つなんてせずに、
放射性廃棄物を高温で熱すれば、核分裂が活発になって、
放射能を持たない安定な物質に比較的すぐなると思うのですが、
なぜしないのですか?

それとも、まだそのような技術がないだけですか?

質問者からの補足コメント

  • 炉の外には気体も逃さず、
    高温、高圧で処理することはできないのでしょうか?

    もし、余分な放射性物質でない気体を出したいのであれば、
    何か高性能なフィルターでもつけて、
    放射性物質だけは外に出さないように工夫できればいいような気がしますが。

    No.1の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2018/02/24 23:58

A 回答 (11件中1~10件)

はじめまして



放射能は放射性物質の崩壊によって生じ、この放射能を出す期間は放射性物質の種類によって決まっています。通常の化学反応とちがい、放射性物質の崩壊は原子核反応であり、高温に熱したから反応が早くなることはないのです。
放射性物質をはやく崩壊させるなどして安定的な原子核にするという核変換技術と呼ばれる技術が70年代以降研究されていますが、目途はたっていません。

半減期(wiki)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%8A%E6%B8%9B …
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
既に核変換技術と呼ばれる技術の研究がされているのですね。
参考になりました。

お礼日時:2018/02/25 14:33

人間はお金が無いと動きません。


理論的に可能でも現実で出来る事は限られます。

変なことして放射線を撒き散らすより、安定路線を行きたいのでしょう。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
確かに実際問題として考えると難しいのかもしれませんね。

お礼日時:2018/03/01 15:53

>「高温」に2つ意味があるとは知りませんでした。



温度に2種類あるということではなくて、レベルが桁違いであるということ。
プラズマを作るには最低ー万度は必要ですが、核融合には一億度は最低必要。
核反応に熱で影響を及ぼすには、このくらいの温度が必要です。

で、こんなかんじで原子核反応にちょっかいを出すと、
放射性物質は何万倍にも増えます。 逆効果。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
核反応に熱で影響を及ぼしたとき、逆に放射性物質が増える方向にいってしまうのですね。

お礼日時:2018/02/28 17:59

放射能廃棄物は日本では処理出来ない、手立てがないないずくし、地震、津波、火山爆発が起これば日本は終わり、民族滅亡の日は近い。

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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
ほんと放射性廃棄物すら処理し難いのに、原発再稼働を進める政府の気が知れませんよ。

お礼日時:2018/02/27 00:46

No.3です。

#3の「お礼」に書かれたことについて。

>高温にすることで起こる核融合もあることから、

「高温」の意味を取り違えています。
核融合でいう「高温」とは、プラズマ(電子を持たない裸の原子核)の運動エネルギーのことを指します。
正電荷をもつ原子核同士が電気的な反発力に打ち勝って「接近」「結合」するために必要な運動エネルギーのことです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
「高温」に2つ意味があるとは知りませんでした。

お礼日時:2018/02/27 00:32

放射性物質のt時の量はN(t)=N0exp(-λt)と温度に依存しないからです。

ウラン235の半減期(半分の量になる期間)は7億年です。地球が出来て約45億年。45億年経ってもウラン235は沢山残っています。あと1兆年すれば地球上から放射性物質はなくなることでしょう。ただ、Nhのように非放射性物質から人工的に合成できるので始末の悪い物質ですね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
崩壊定数λが温度によって変化することはないのかと思ってましたが、
数千度くらいでは変化しないようですね。

お礼日時:2018/02/25 14:43

・「高温、高圧」って, どのくらいをイメージしてます?


・「放射能を持たない安定な物質に比較的すぐなる」過程で出てくる放射線はどうします?
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

イメージで言えば、熱核融合が起こるレベルの高温、高圧をイメージしてました。
ただ、熱核融合が起こるレベルにまで温度を上げなくても、核分裂が活発になるのではないかと思ってました。

「放射能を持たない安定な物質に比較的すぐなる」過程で出てくる放射線は炉の壁にでも吸収されて熱なり何なりに変わればいいと思います。
途中、放射線が多く出ても、最終的な放射線量が少なくなって、通常の廃棄物として処理できればいいと思うので。

お礼日時:2018/02/25 14:31

放射性物質だけは外に出さないように工夫できればいいような気がしますが」←それをして どうするの?



地上に残しておくのか?

上空はオゾン層や気圧等の関係で 其処から先には行かない様に出来ています・・

其処から先に行く物質・・フロンガスなどは オゾン層を破壊する事が解かったから使用禁止に なったのですよ・・
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2018/02/25 01:11

「熱処理」や「燃やす」というのは、しょせん原子、分子相互間の「化学結合」に係わる処理であって、「放射線」に係わる「原子核」に対しては何の作用も及ぼしません。



その辺の「物質」の構成と、各々の処理が「どのレベルの反応」を利用するものか、もう少しきちんと勉強されることをお勧めします。

はっきり言って、「頓珍漢」な質問をしているのです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
高温にすることで起こる核融合もあることから、
「原子核」に対して何の作用も及ぼさないとはいえないと思いますが。

お礼日時:2018/02/25 01:05

質問者がお指摘のようには、なかなか行かないようです。


様々な企業で研究や実験が行われているようですね。
コスト面での記述は見つかっていません。

こんな報告書がありますので一読下されば…

https://www.env.go.jp/policy/kenkyu/special/houk …
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
すでに研究や実験はされているのですね。
載せていただいた報告書 参考になりました。

お礼日時:2018/02/25 01:16

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