プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

鉄工所に勤務しています。
某大手の建設機械の油圧シリンダの部品(シリンダーヘッド)を加工しています。
加工図面は、材質がS45Cの記載があるのですが、納品先には内緒でSS400で加工しています。
異材加工です。
理由は、SS400の方が削り易いからです。
後々、どの様な不具合が発生する可能性があるでしょうか?

A 回答 (4件)

溶接用のヘッドなら、長期の使用で疲労破壊でしょう。

大手であれば過去にこの問題で高い授業料を払っています。
ボルト締め用のヘッドなら、ボルト締め時に座面陥没を起こしボルト軸力が確保できず、ボルトの疲労破壊ですね。

どちらにしても、シリンダートラブルの原因になるので、早く発注主に報告しておくことをお薦めします。

どちらも、破壊メカニズムは解明されているので、トラブルが発生すれば、すぐに原因を特定されますよ。

溶接部品なら貴社加工品質だけの交換ではとどまらなくなりますね。
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これは、客先に謝ってすむ問題ではありません。

あなたの会社のトップにも報告してから、顧客への報告をお薦めします。
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装置製作のための、たくさんの部品特注図面を書きました。

学術的実験に使うのです。もちろん材質も指定します。それなりに理由あってのことです。必ずしも指定の材質でなくてもいい場合もあると思いますが、それはその都度検討しないと、分かりません。つまり、材質によって、不具合が発生するかどうかは、その油圧シリンダの使用条件を調べてみないと分からない、ということです。公式的にはこういう答えしかできません。
シリンダヘッドは当然ある程度の硬さなどが要求されますから、削りやすい鋼材の方がトラブルが多くなる危険性は高まるでしょうが、そのほかの要素もありますので、一概には言えません。
しかし、何かでトラブルが起こり、材質を変えていたことが判明した時には、その責任を押し付けられる危険性は当然あります。ただでさえ、有名大手鉄鋼メーカーなどの、材質管理の不手際が明らかになった昨今です。今のうちに、おやめになった方がいいのではありませんか。至極常識的な結論に過ぎませんが。
お話の材質差では、切削バイトの消耗度などにさしたる違いは出てこないようにも思いますが。今の工作機械の性能はよく知りませんので、はっきりは言えません。
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削りやすい=軟らかい素材。

壊れやすくなります。
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