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エンドウ豆とかのエンドウは古文ではどのように呼ばれていたのですか?
友人に質問されたのですが私はそういう方面に明るくないため、知っている方がいらしたら教えて下さい。

A 回答 (5件)

中国から日本に渡来したのが遣唐使による9〜10世紀頃で、渡来した時にすでに豌豆(大宛国の豆)だったようです。


庶民には「のらまめ」又は「のまめ」が当時の一般的な呼び方だったと、日本豆類協会の説明にあります。
https://www.mame.or.jp/syurui/feature/syurui_11. …
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この回答へのお礼

お早い回答で大変感激しています。
エンドウはそのまま"エンドウ"か"ノマメ" "ノラマメ"なんですね。明日さっそく教えてあげようと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2018/03/10 20:12

失礼しました。

古名は「野良豆」
[日本国語大辞典]によれば、文献に登場するのは、以下のとおりです。

のら‐まめ 【野良豆】
(1)植物「えんどう(豌豆)」の古名。
*十巻本和名類聚抄〔934頃〕九「野豆 本草疏云豌豆〈上於丸反〉一名野豆〈乃良万女〉」
*物類称呼〔1775〕三「豌豆 ゑんどう 畿内にて、のらまめと云 東国にて、ゑんどうと云」

[(2)植物「そらまめ(空豆)」の異名。
*物類称呼〔1775〕三「蚕豆 そらまめ 東国にて、そらまめといふ 西国にて、たうまめ〈略〉尾張にて、のらまめ 同名有、別種也、是は空豆の転語にや」
*重訂本草綱目啓蒙〔1847〕二〇・穀「蚕豆 そらまめ〈略〉のらまめ 尾州」
(3)植物「つるまめ(蔓豆)」の異名。]

「豌豆」の名で出てくるは、
*色葉字類抄〔1177〜81〕「園豆 ヱントウ」
*経覚私要鈔‐文安四年〔1447〕四月一六日「蓮阿父子来。一・餠一折・薗豆一合進之」
*御湯殿上日記‐文明一六年〔1484〕四月二〇日「ひんかしのとうゐん殿よりゑんとうまいる」
*俳諧・毛吹草〔1638〕二「九月〈略〉薗豆(エンドウ)」
*日本植物名彙〔1884〕〈松村任三〉「エンドウ 豌豆」
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この回答へのお礼

わざわざ2度も回答していただきありがとうございます。
エンドウがフェルガナ原産であり、日本でなかったこととエンドウ=空豆であることには驚きました。友人にもそう説明しようと思います。本当に助かりました。

お礼日時:2018/03/10 20:25

goo国語辞典には、野良豆(のらまめ)は、豌豆(えんどう)の古名と、書いてあります。

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この回答へのお礼

回答していただきありがとうございます。
やはり皆さんが説明してくださったようにエンドウはノラマメと呼ばれていたのですね。友人にそう説明します。
本当に助かりました。ありがとうございました。

お礼日時:2018/03/10 20:29

https://ja.wikipedia.org/wiki/エンドウ にあるように、
原産地域であるフェルガナから漢に伝来した際に、フェルガナの中国名が大宛国であることから豌豆(えんどう=宛の豆)と名付けられたことが名の由来となっている。したがって日本の在来種ではないようです。昔から「豌豆」と呼ばれたのでしょう。
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『日本国語大辞典』によれば、こういう用例があります。



*色葉字類抄〔1177〜81〕「園豆 ヱントウ」
*経覚私要鈔‐文安四年〔1447〕四月一六日「薗豆一合進之」
*御湯殿上日記‐文明一六年〔1484〕四月二〇日「ひんかしのとうゐん殿よりゑんとうまいる」
*俳諧・毛吹草〔1638〕二「九月〈略〉薗豆(エンドウ)」

表記は
【豌豆】【薗豆】【園豆】【豌】【苑豆】

まあ、エンドーですよ。
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この回答へのお礼

回答していただきありがとうございます。
なんだか色々表記があるようですが、"エンドウ"
でいいらしいのですね。明日友人にも教えようと思います。とても助かりました。

お礼日時:2018/03/10 20:16

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