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ステロイド系の薬は、ステロイドホルモンを参考にして、その誘導体として合成、開発されたのだと聞いています。ホルモン様の物質なので、内服すると効果があるのは分かるような気がしますが、そのような物質を皮膚に塗って効果があるのは何故ですか。

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A 回答 (4件)

 


ペ-パ-薬剤師の rei00 と申します。

内服した薬がどうなるかはご存知でしょうか。多くの薬は胃を通過して小腸で吸収されて初めて体内に入ります(そうです,口内,食道,胃,腸などは外部とつながっている部分であり体外です)。吸収されるとは,小腸の粘膜を通過して血管内へ入る事です。

血管へ入った薬は,肝臓で一部代謝された後,血流に乗って心臓へ運ばれ,さらに全身へ運ばれます。

こうして作用部位に到達した薬は,そこで作用を働くわけですが,その後血流に乗って腎臓へ運ばれ尿として排出されます。

一方,皮膚に塗る場合は,皮膚の角質層を通過した薬は血管に入り,血流に乗って全身へ運ばれます。あとは内服と同じです。

ですので,角質層(主として死細胞からなる脂質バリア-)を通過できる薬(脂溶性の高い薬,ステロイド等もそうです)の場合は,皮膚に塗っても効果が出ます(ステロイドの経皮投与は局所作用が目的ですが,全身的な副作用が出るのはこの様な理由によります)。

ところで,上記の内服と経皮投与で,肝臓での代謝が異なる事に気付かれたでしょうか。経皮投与では肝臓で代謝されないため,内服に比べて少量で同じ効果が期待できます。逆に,その分だけ副作用も出やすい事になります。

ご質問は経皮投与ですが,同じ様な事が大腸や膣からの投与(つまり座剤)や舌下錠等でも言えます。

いかがでしょうか。

 
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この回答へのお礼

分かりやすい回答、ありがとうございました。
ステロイドだけではなく、薬全般の投与後の運命に関して勉強になりました。
特に、「経皮投与で全身的な副作用が出る」って所は、驚きと発見でした。

お礼日時:2001/07/14 13:41

 皮膚に塗る場合は、炎症を起こしている局所に塗ります。

どこそこにも塗りまくって経皮的に使うわけではないでしょう。副腎皮質ホルモンは抗炎症作用がありますので、その炎症に対して局所的に最小限の量を使用します。これにより炎症部位の好酸球が死に、痒みや腫れが引くわけです。皮膚炎でしたらその部位のみに塗布しますし、喘息であれば吸入(気管支)です。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2001/07/14 13:42

ホルモンは分泌器官から血中に放出され、血流にのって標的器官に到達して作用する化学的物質ですが、どういう経路であれ目的とする器官(部位)に到達できればその作用は発現出来るのではないでしょうか。

むしろホルモンはタンパク質ですから、内服すると胃酸で消化されてしまいそうですが、ステロイドは化学的にその問題をクリアしているのでしょうね。ご質問の趣旨が「何故、経皮的にステロイドが吸収されるのか」ということならわかりません。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
前半部分は納得しました。「どういう経路であれ・・・」って所です。

>何故、経皮的にステロイドが吸収されるのか

これも疑問ですね。
しかし、皮膚って、ホルモンを直接塗るだけで効果があるという事はすごいと思いました。

お礼日時:2001/07/14 00:34

副腎皮質ホルモンになります、一応薬を作った方のURLがあったので・・・。


ステロイドは使い過ぎないようにした方がいいです。使っているときはいいけど
やめると肌がカピカピになってしまった人もいます。

蛇足:花粉症の時にうつ注射「ケナコルト」もステロイド系、以前に新聞で話題
になってました。

参考URL:http://www2.incl.ne.jp/~mitty/steroid/steroid.html
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2001/07/14 00:35

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