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生物を設計する遺伝子に書かれたプログラムは放射能などを浴びなくても、普通に生活してて病気になったり食べるものによって変化しますか?
つまり遺伝子のプログラムが変わることにより右と左の足の長さが変わったり、顔がゆがんだりしますか?

A 回答 (5件)

変化します。



ただ、足の長さが変わるような大きな変化のためには、形態形成をコントロールするおおもとの遺伝子や、足を作る細胞、骨を形成する細胞などが、変異しなければなりません。膨大な数の細胞になります。全ての細胞で同じ変異が起きる事は、考えにくいのではないでしょうか。

初期発生段階で細胞数が非常に少ないうちなら、形態形成に関与する遺伝子で遺伝的変異が起きることで足の長さが変わる事もあると思いますが、ある程度の形態形成が終わった段階になると、このようなダイナミックな変化は起こらないと考えるのが妥当です。

やはり、後天的な遺伝子損傷といえばガン細胞ではないでしょうか。例えばヒザに癌ができたり、顔に癌ができることで足の長さが変わったり顔が歪んだりすることはあると思います。

この回答への補足

回答者の皆様、どうもありがとうございました。
皮膚などに関するプログラムは変わっても、骨格が変わるような大規模なプログラムの変化は通常はないという結論に達しました。

補足日時:2004/10/14 12:33
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2004/10/14 12:09

放射能ほど強烈なものではありませんが、私達が日常浴びている紫外線でもDNAは日々切断されています。

通常、DNAが切断されると修復機能が働くので、すぐに元通りになるのですが、紫外線を多く浴びる場所(普段から露出している場所)、つまり顔や手などはかなりの頻度でDNAの切断が起こっていると言われています。実際、手の細胞にはDNAが損傷を受けているものが多数あるのですが、それでも普通は何の異常も起きません。大概は、DNAの切断が起きても、そこはどうでもいい部分、つまり遺伝子ではない部分だったりします。また、顔や手の細胞は既に分化(細胞の運命が決まってその細胞になる事)が終わっているので、DNAが損傷を受けてもそれほど影響はないようです。足についても既に分化した状態ですので、足の長さが変わったり顔がゆがんだりというのは、既に体が成長しきった後にはあまり起こらないと考えられます。

DNAの中で重要な遺伝子部分が損傷を受けた場合や、未分化の細胞や幹細胞(細胞を生み続ける細胞)などが損傷を受けた場合には、体に異常が起こる可能性がかなり高くなります。DNAの損傷は紫外線以外にも起こります。突然変異誘発物質というものがいくつか知られていて、それを摂取すると通常よりもかなりの高頻度でDNAに変異が生じます。ですが、普通に生活する分には特に問題は生じないでしょう。病気の中には遺伝子の変化によって起こるのではなく、もともと遺伝プログラムに入っていたりするものもあります。そのような病気のプログラムが入った遺伝子が損傷を受けた場合、逆に助かったりするかもしれないのです。不思議ですよね。

まとめますと、普通に生活していてもDNAはどんどん傷つきます。しかし、それが表面化して現れたり、それが原因で病気になったりすることはかなりまれです。遺伝プログラムが変わることによって、体の構造に変化が生じるのは、まだ体が成長しきっていない段階で幹細胞や未分化の細胞が損傷を受けた場合だと考えられます。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2004/10/14 09:09

身体的な特徴が変化することはおそらくないとは思うのですが、遺伝子が変化することはあります。


遺伝子はミスコピーが発生すると修復機構が働いて正しい配列に直すのですが、生物はいろいろな修復機構をもっており、その修復機構の中にもとの配列とは異なった配列に置き換えてしまうものがあります。
またストレスなどで修復機構がうまく機能せず、その結果ミスコピーが発生し、書き換えられたりするようです。
さらに食べるものに関して、おこげを食べるとガンになるといわれているのですが、これは本当で、遺伝子は4種類(A、G、T、C)の塩基と呼ばれる材料によってできているのですが、おこげのなかにこれらの材料に非常によく似た物質が含まれており、遺伝子を作るときにこの物質が間違って使われてしまうと本来は存在しないような遺伝子になってしまうようです。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2004/10/14 09:08

遺伝子情報は、細胞分裂のとき2重螺旋がほぐれ、対になるべき物質をつけて、2本の対になるように分裂します。


が、この方法を実際に行うとき、100%完全にコピーできない場合があるようです。

通常では、遺伝情報のミスコピーが発生した場合、異物とみなされて免疫細胞によって攻撃されます。

発がん性物質と呼ばれる物質は、細胞の一部を壊し遺伝子にまで作用して、情報の一部を欠落させ、正常な細胞でなくす作用がある物質です。(正確には、遺伝子に欠損を与える物質のみを発がん性物質といいますが)

ウィルスは、遺伝子情報の一部のみを持つ生物(?正確には生物とは呼べない)で、細胞の遺伝子に自身を組み込み細胞分裂時に、自身を増殖させます。したがって身体に異常が発生します。(イボもウィルスによる疾患です)

しかし、足の長さが変わるのは、すべてウィルスや、遺伝子情報の異常ではありませんし、顔がゆがむのもそうです。これらの異常は、普段の姿勢や、かみ合わせ、歩く癖などもで変化します。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2004/10/14 09:07

代表的なものにがんがあります。

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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2004/10/14 09:07

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