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家を建てようと考えています。高気密高断熱の家を建てようと考えているのですが今悩んでいるのが24時間換気システムの第三種換気についてなのですがダクト式というのがあるみたいなのですがごく一般の第三種換気のタイプとダクト式の第三種換気との違いは何なのかよく分かりません。まだ1歳にもならない子供がいる事もあり出来るだけ部屋の換気をしっかりできるものを第一に考えているのですが第一種換気だとやはり消費電力や後のメンテナンスに掛かる金額など考えると第三種換気の方がいいのではとかんがえています。ダクト式という事は第一種換気と同じようにダクトの掃除を業者などにお願いしてきれいにてしてもらわないといけないものなのか、、、一般の第三換気との違い、ダクト式の第三種換気のメリット、デメリットは何なのか分かる方がいらっしゃったら是非教えて頂けないでしょうか。お願いします。

A 回答 (6件)

>第一種換気のデメリットがあれば教えて貰えませんでしょうか?


第一種換気は、吸気と排気を共に機械換気で行う訳ですから、自家での安定的な電力供給が出来ない場合は、停電時には「換気不能」に陥ります。
この場合は、「窓開け換気」が必要になり、「高気密」も「高断熱」も破綻します。
高気密・高断熱住宅を一般的な手法で実現させるためには、換気の他、暖冷房なども電力に依存することになる(例えば、灯油ファンヒーターのような開放型燃焼機器を使った場合、機械換気装置の換気量を増やすことで対応は出来るでしょうが、換気量の増大は熱損失の増加を意味します)でしょうから、「電力に依存した住宅」とも言えそうな気がします。
換気量の削減という意味では、調理機器についても、IHコンロ等々の選択が有利に働くだろうと思います。
(ちなみに、IHは使い勝手が悪かったので、我が家はガスコンロです。その換気は、強制吸排気のレンジフードで行っています)。

我が家は全熱交換型の換気装置を採用しています。
これは顕熱に加え潜熱の回収を行っており、多分ですが、全熱交換タイプは皆「湿気も回収する」だろうと思います。 
これは、「冬期に置いて室内が乾燥しない」というメリットがあり、我が家の場合であれば、1~2月であっても室内の湿度が50%を下回りません。
冬期に置いてのそうしたメリットとは反対に、冬の終わりから次の冬の始まりまで(つまり、冬以外は)、湿度が高くなります。
わかりやすく言ってしまえば「蒸し暑くなる傾向になる」訳です。
先の回答にも書きましたが、外気が冷え込む夜間でも室内温度はあまり下がらないので、冬期であっても寝る前にエアコンの冷房運転を行うようなことが珍しくはありません。

そして、そもそも、高気密・高断熱住宅では、熱が失われにくいわけで、それに対して住宅内には発熱体が数多くあります。
室内における発熱体の非常にわかりやすい例は、人間です。
「高気密・高断熱住宅は、暖房も冷房も不要」のような錯覚をされている方も見受けますが、高気密化と高断熱化を進めていくと、様々な家電製品が発する熱や人体からの熱が、建物の熱損失を上回り、場合によっては「年間通じて除湿と冷房が必要」になるような気がします。

我が家は「一日を通じて、また年間を通じて、家屋内の室温の安定を図ることが必要」という事情があるために、高気密・高断熱住宅を採用しましたが、その事情が無かった場合はこの選択はしていないかも知れません。
ただし、家屋内(トイレや浴室なども含め、どの部屋も)の温度を安定さえ、均一化することは、特に高齢化した場合の健康維持には有効であると思います。

>ダクトレスの第一種換気というのがあるらしいのですが自分自身興味があるのですが情報が少なく分かりません。
「第一種換気」を考える場合は、まずは「熱交換換気」を切り離されると良いだろうと思います。
第一種の換気は、「給気も排気も機械に依存」と言うことです。
一般的な住宅は、ある面に換気口を設け、ある面に換気扇を設置します。
これが第三種です。
第三種における換気口に給気用の換気扇を設置すれば、それで第一種換気になります。
熱交換換気と無関係に、単純に「第一種換気」と言うことであれば、ダクトの必要は無いだろうと思います。
もっと言えば、熱交換を行わないのであれば、一般住宅に第一種換気は不要であるようにも思います。

それに対して、熱交換を行う場合は、多分一般的には同時給排気型の換気装置(つまり、一体型)となるでしょうから、新鮮空気を室内に偏り無く供給するためには、ダクトが必要であるように思いますし、少なくとも、新鮮空気の供給の平準化という意味では「ダクトによって然るべく分布を計る」事の方が良いだろうと思います。

>ダクトがない事でどうなるのかもし情報をお持ちであれば教えて頂けるとありがたいです。
熱交換を行わない場合は、特に何も起きないだろうと思います。
熱交換を行う場合であっても、例えばワンルームのような構造であれば、ダクトは無くても良いような気がしますが、だからと言って「ワンルーム的な構造であれば、ダクトに意味は無いのか?」と聞かれれば、「新鮮空気の吹き出し口と室内空気の吸込み口が近ければ、ショートサーキットを起こす可能性がある」「新鮮空気の供給を平準化させるという意味では、ダクトの意味はある」だろうと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。細かく色々教えて頂き自分の頭でも何とか理解できそうです(笑)相当な高気密高断熱な家に住まれているんですね。冬意外は暑くては冷房を入れるのはちょっと驚きました。第一種換気にするのかどうなるかはまだ自分でも正直分かりませんが考えてみる可能性はあると思いました。

お礼日時:2018/04/09 22:25

>トイレや風呂場などは全熱交換ではできませんので熱交換率のいいものでも家全体でみると約50%位しか交換出来ていないという記事


まず「熱交換換気=全熱交換」ではありません。
それから「トイレの熱交換換気は無理」は、私の知る限り、間違いであろうと思います。
浴室の換気も同様です。
私の自宅は、洗濯物の乾燥を全て浴室乾燥機で行っているために、洗濯物乾燥時の換気は熱交換換気に依存していませんが、高気密・高断熱住宅では夜間にもほとんど室温が下がらない(つまり、簡単に言えば、布団を掛けると冬でも多少暑いことがある)ため、夜間に於いて浴室乾燥機での換気を行うことは、室温を若干ながら下げる事に貢献してくれていますが、「浴室の換気」が、「浴室自体を乾燥させる」という目的であれば、換気扇に頼る必要は無いと思います。

「約50%位しか交換出来ていないという記事」が正確な情報であると仮定した場合、それは「換気によって損失する暖・冷房費が、50%も削減できる」事を意味するのだろうと思います。

>その人がメリットデメリットを理解した上で選ぶしかない
私が前回の回答の冒頭に書いたのは『高気密高断熱住宅を目指す場合は、「普通」であれば、強制吸排気になります』です。
これはあなたの質問文に「高気密高断熱」と書いてあるからです。
では、その上で、第3種換気ですが、これは一般住宅における「ごく一般的」な換気方法です。
換気扇によって室内空気を排出し、換気口から外気を導入するわけですが、その換気口は常時開放であり、それは「気密の破綻」を意味します。
3種の場合、外気(風圧など)の影響も受けやすいため、「熱交換の有無」以前の話しとして、換気量を安定させることは難しくなります(風が強い日などに、猛烈に換気されてしまうという可能性が十分あります)。

熱交換換気を採用するかどうかという前に、高気密住宅を目指すなら、「普通であれば、強制吸排気型の換気」が必要になるでしょう。
これによって換気量が安定しますから、断熱という面でも一定の性能向上はあります。
ただし、強制吸排気型の選択によって「高気密」は実現できたとしても、熱交換なしである場合、「高断熱」は、「普通のやり方」では困難であるように思います。

>花粉などは家に入る時、服についていたら結局部屋に持ち込む事になると思う
花粉症を気にして(本気で)いる人は、玄関に入る前に、服についた花粉を払います。
私の家では全員が花粉症を持っていますが、少なくとも住居内で、くしゃみや鼻づまり等々、花粉症の症状が出ている場面に出会ったことはありません。
ドアなどから屋内への花粉の流入が全く無いとは思えませんが、症状は出ていません。
ただし、ドアなどの開口部1カ所を開けたとき、他に開口が無ければ外気の流入は圧倒的に少なくなるはず(外気の入り口はあっても出口が無いので、流入し難い)なので、花粉の流入量も激減しているということはあるだろうと思います。
第3種換気の場合、換気口とドアなどの開口がセットになるため、外気は普通に流入します。
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この回答へのお礼

返信ありがとうございます。私自身あくまでデータや情報だけなので実際住んでみたわけではないので実際住んでいる人の意見を聞けたのはありがかったです。確かに第一種換気の方が快適性に関しては上なのは確かではないかと思います。高気密高断熱では尚更。では第一種換気のデメリットがあれば教えて貰えませんでしょうか?後、話しがズレてしまうのですが最近ダクトレスの第一種換気というのがあるらしいのですが自分自身興味があるのですが情報が少なく分かりません。ダクトがない事でどうなるのかもし情報をお持ちであれば教えて頂けるとありがたいです。

お礼日時:2018/04/07 19:52

高気密高断熱住宅を目指す場合は、「普通」であれば、強制吸排気になります。


断熱性能を高める(特に、「高断熱」と呼ばれるまでに高める)場合、もしかするとあなたは「壁や屋根、窓などの断熱性をあげれば良い」とお考えなのかな?という印象ですが、現実には、そうした部分から熱の流入や流出があることに加え、換気によって失われる熱が相当程度あります。
これを防ぐために必要なのが、熱交換換気です。
室内の空気を屋外に排出する際、その空気が持っている熱を回収し、屋外から取り入れる新鮮空気にその熱を移してやることで、換気による熱損失を防ぐわけです。
これに必要な換気装置は、多分(全ての商品を知っているわけではないので、多分、としておきます)ですが、第1種換気になると思います。
第3種換気を採用した場合は、「高気密・高断熱」は困難であろうと思います。

「第一種換気だとやはり消費電力や後のメンテナンスに掛かる金額」が不安な様子ですが、第3種換気を採用した場合の換気による熱損失の方が、はるかに「消費電力が多くなる」でしょう。
私の自宅は築6年になりますが、メンテナンスはフィルター掃除だけで、特別な費用は発生していません。
外気導入側にオプションで高性能フィルターを設置したので、室内に於いては花粉症による症状もでません。
フィルターの性能表示上は「PM2.5に対応」しているらしいので、簡単に言ってしまえば「空気清浄機を通して外気が入ってきている」ようなものです。
ダクトの掃除などはしていませんし、外気導入側にフィルターがついているので、吸気側のダクト内のほこりなどは心配していません。
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この回答へのお礼

返信ありがとうございます。私も自分流なりに第一種換気の熱効率について勉強したのですがトイレや風呂場などは全熱交換ではできませんので熱交換率のいいものでも家全体でみると約50%位しか交換出来ていないという記事をみました。あとPM2.5や花粉などをフィルターで除去できるという話も聞きますが花粉などは家に入る時、服についていたら結局部屋に持ち込む事になると思うから果たしてそこまで重要なのかと私自身は思うのです。それでも勿論第一種換気の方が温かいとは思いますが熱効率による消費電力が果たしてエコなのか?ダクトによる天井の高さの制限などもあり第一種か第三種ともメリット、デメリットが両方ありその人その人がメリットデメリットを理解した上で選ぶしかないと思います。

お礼日時:2018/04/05 22:35

3年前に某ハウスメーカーで自宅の建て替えをしました。


その際、担当した1級建築士から2004年7月の建築基準法の改正による24時間換気についていろいろ話を聞きました。


> 24時間換気システムの第三種換気についてなのですがダクト式というのがあるみたいなのですがごく一般の第三種換気のタイプとダクト式の第三種換気との違いは何なのかよく分かりません。

第三種換気は排気が換気扇による強制排気で吸気が吸気口による自然吸気(←排気の負圧による吸気)です。
で、ダクトレスは換気扇が壁に付いていて吸った空気をすぐ外に出すタイプ。ダクト式は換気扇の排気側にパイプが取り付けられていてそこを通して排気するものです。これは大きな家(建物)の内部の部屋の空気を直接外に出す場合や、天井裏の外壁に接しない場所に換気扇(換気装置)を置く場合などに用いられます。


> 第一種換気だとやはり消費電力や後のメンテナンスに掛かる金額など考えると第三種換気の方がいいのではとかんがえています。

何種であっても24時間換気の基準は「2時間で家の中の全容積分の空気が排気され外気と入れ替わる」ですので何種であるかやダクトの有無・要否に神経質になられる必要はありません。
また、24時間換気が建築基準法にもられるもととなった建材(建具、壁紙など)へのホルムアルデヒド等の使用は基本的に無くなり、それらの使用がJISの基準上最も少ない事を示す「F☆☆☆☆」(えふ・ふぉーすたー)マークが付いた物を使うようになっていますため室内の空気その物が以前に比べると汚染され難くなっています。
ですから吸気口のフィルターの清掃を定期的に行う(屋外のチリや花粉などを入れないだけでなく、排気しようとしても吸気が不十分なため結果的に負圧が掛かって排気できない状況を作らない)ことで室内の空気は基準どおりに入れ替わります。


> 一般の第三換気との違い、ダクト式の第三種換気のメリット、デメリットは何なのか分かる方がいらっしゃったら是非教えて頂けないでしょうか。

ということで一般住宅ではダクト式を使う理由は無いと考えます。
以下の仕組みで十分な換気機能を持ちます。

・浴室、洗面所、トレイなどの換気扇による強制排気
・各部屋の換気口からの自然吸気
・各部屋のドアなどの上下等に設けた隙間による排気場所への通気

参考まで。
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この回答へのお礼

返信ありがとうございます。ダクト式第三種換気は一般の家では使う理由は無いんですね。調べているとなかなか換気というのは難しいらしく気密性が低かったりすると隙間風などで換気の風の流れが変わってしまい思い通りに換気でかないという事でした。第一種換気にするとフィルターがすぐ目詰まりしてしまいフィルターをしてあってもダクト内が汚れない訳ではないので業者に掃除をしてもらわないといけない事。場合によってはダクト内の掃除をしていない事で埃だらけの中を通った風が室内に入っては本末転倒ですしダクト取り付けによりダクトの分だけ天井を低くなる可能性がある事などなど他にも色々懸念材料がある気がしました。そこで第三種換気の中でもっといい換気方法はないのかと考えていました。計画換気になるように第三種換気で吸気の場所、排気の場所を風の通りなどしっかりハウスメーカーの人と考えて取り付けたいと思います。色々教えて頂きありがとうございました。

お礼日時:2018/04/05 22:18

ダクトレスは換気扇が直接外壁にくっついてる


タイプって理解すればOKです。
ダクト内に埃溜まるのは仕方がありません。
1種換気で吸排同時且つ熱交換タイプが
室温の変化も抑えられるのでお勧めです。
ついでに言えばオフィスビルなんか全て
ダクトですが掃除なんかしません。
っていうか出来ません(#^.^#)
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この回答へのお礼

返信ありがとうございます。オフィスビルなんかは第一種なんでしょうかね?第一種であればフィルター掃除をしなければ換気の効果も半減どころかダクト内が長年立てば埃だらけになり掃除しないというのはどうなんでしょうかね?フィルター掃除、ダクトの掃除などこまめにすることで意味をなすと思うのですが。

お礼日時:2018/04/05 21:52

NHKで紹介してたんですけど 地下に穴を1mほってその上に家を建てて 地下と空気を循環させると 室温が年中18度以上になります 確

かクールジャパン 聞いてみればどうでしょうか すごいですよ
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この回答へのお礼

返信ありがとうございます。そんな凄いのがあるんですね。出来れば換気システムの情報について教えて頂けるとありがたいです。

お礼日時:2018/04/05 21:46

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