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児の抱かれぬは忌むとこそ聞き侍れ。
という文があり、この口語訳が、
「子どもが抱かれるのを嫌がるのは(忌まわしいこと→)よくないことだ」と聞いています。
となっています。私が訳したものが、
子どもが抱かれないことはよくないことだと聞いています。
です。抱かれぬは、動詞、受身の助動詞、打ち消しの助動詞から成り、抱かれない、また連体形であることよりことの省略を疑い抱かれないこと、としましたが、こうすると手本のように抱かれることを嫌がる〜とはなりません。どういう経路を辿って手本のような口語訳ができたのか教えて下さい。また、私の訳が間違っていたらそこもご指摘ください。
ご回答よろしくお願いします。また、カテゴリについては日本語と迷いましたが、日本語とはいえ現代語ではないことや英語や数学と違い受験のことしか考えていないため高校カテゴリとしました。日本語のほうがふさわしければ次からはそうします、すみません。

質問者からの補足コメント

  • 失礼しました、出典を載せるべきだったかもしれません。出典は栄華物語(巻ニ つぼみ花)とあります。一条の尼上が孫娘を抱いているときの発言中にあり、長生きしたほうがいいなー他の子供の赤子も見て抱きたいなーと言っています。周辺を写真で撮りたいのですが、メモリ不足うんたらと出て載せることが出来ません。申し訳ありません。

    No.1の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2018/04/06 20:27
  • うーん・・・

    私が訳してもおそらくdaaa-さんと同様になるかと思われます。そう思うことにします。因みに参考書は実名出していいんですかね?某予備校というか〇〇塾から出ている難関大のための古典への足掛かり的に設けられていると思われるものです。大手だけにミスとは信じたくなかったのですが…

    No.2の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2018/04/07 13:15

A 回答 (2件)

http://www.genji.co.jp/eiga-sub.php?code=390&fil …

0043-06 「なほ命は長くはべるべきにこそあめれ、この宮のかく抱か
0043-07 れたまふ。児の抱かれぬは忌むこそ聞きはべれ。いかで、
0043-08 この御方々の皆かかるわざしたまはんを、見たてまつりてと

ザッと訳してみます。「やはり、長生きすべきであるようだ。この宮がこのように(私に)抱かれなさっている。子供を抱けないのは忌むべきことらしいですよ。なんとかしてこの方々も、私と同じように子供を抱きなさるのを、見申し上げて、と」

問題の「児の抱かれぬ」は、子供が抱けない意味で、「の」は抱く対象を示し目的格「を」抱けない、と同じです。またここは、子供を抱く=子孫を持つ、と同義です。子孫のないのは忌むべきことである。

>どういう経路を辿って手本のような口語訳ができたのか教えて下さい。
この口語訳の出典も分からないので回答控えますが、何かのミスとしか思えません。
この回答への補足あり
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2018/04/08 19:45

古文本文に沿って解釈する限りは、あなた様の解釈は正しいもので、仰ることは全くごもっともだと思います。


「のを嫌がる」は文中どこにもありません。幼児の心中を推し量ったものと思いますが、「嫌が」ってかどうかは不明です。ともかく「抱かれよう」としない行動そのものが不吉な証だ、というのが本文の趣旨だと思います。
出典が不明のため前後が分かりませんが、現状では補いようもありません。
この回答への補足あり
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