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名詞句 名詞節 副詞句 副詞節 形容詞句 形容詞節の違いと見分け方をわかりやすく教えてください

あと I said that 〜 と言う文では that は接続詞で
その後ろはsaidを修飾しているので形容詞節ではないのですか?

A 回答 (1件)

〈節〉は、主語と動詞があるひとまとまりのことです。

この動詞は時制があるので時制動詞です。
〈句〉は、もっと小さな一区切りのことです。動詞があっても〈動名詞〉や〈分詞〉や〈to不定詞〉などで、主節の〈助動詞+動詞〉などの動詞のかたまり(have been doing とか)のことでもない限り、時制動詞がありません。

これに「名詞」とか「形容詞」とか付けるのは〈文中での働き〉です。
名詞は、主語や目的語、目的格補語になりますから、こういうものになっていたら、名詞句か名詞節です。
名詞を修飾していたら形容詞句(分詞や to不定詞)か形容詞節(関係節)です。
形容詞と言えない修飾語であれば、副詞句(to不定詞)か副詞節(従位節)です(分詞が副詞的に使われていると、現行文法では、これを「主語を主節と共有した〈節〉」とみなします。が、これはその他の時制のない動詞句も同じことですし、分詞であろうと〈副詞句〉ととらえても理屈は通ります。しかし、慣例上、そうは言わないんですね!こういうことが現行の英文法にはいろいろあります。(苦笑)英文法は英語圏の学者が実際の使われ方を研究した成果です。それが完璧ではありません。たぶん、日本の文法学者さんたちも気づいていることでしょうが、あちらの学界で言われてないことを、こちらから覆すのはさぞかし大変でしょう。仕方なく”建前”の説明をすることになるワケですね。(苦笑))。

>あと I said that 〜 と言う文では that は接続詞で
>その後ろはsaidを修飾しているので形容詞節ではないのですか?

正しい感覚をお持ちです。が、動詞を修飾しているので〈副詞節〉です。しかし、現行の文法では、

 that節は〈名詞節〉で、that は従位接続詞です。

最近の学説では、この that を「補文標識(complementizer)」と言います。

日本語では助詞があって「~を(言う)」と「~と(言う)」の違いが明白ですが、英語には助詞がないので分かりにくいんですね。しかし、最近、complementiizer などという用語が生まれたのは、やっぱり、目的語とするには無理があると彼らも感じているからでしょう。

通常は〈自動詞〉なのに、that節だけは取る、という動詞があります。
現行の文法ではこのような〈内容節〉としての that節があるときは〈他動詞〉だと言います。でも、本当は、これも自動詞のままで、内容節は副詞節ですね。
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