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この句の意味は何でしょうか?
そうでないもの・・って何だろうと自分でも考えてみたのですが、一体なんのことやら、状況が想像できません。
小屋にぼたんが置いてあったってことですかね。それで、なぜ「そうでないもの」が出てくるのか?どうしてもわかりません。

それと、もう一句

うの花の しのゝめや彼 寒さにも

この句も辞書ですべての語句の意味はわかるのですが、全体でどういう意味なのか、全然イメージできません。
季語が卯の花ですから、夏の句のようなのですが、朝方、東の空が明るくなってきた時に、何がどうなって寒さかな、なんでしょうか・・。「彼」って、誰かいたんですかね??
それに、どうして夏なのに、寒いんでしょうか?明け方だから?

意味が分かる方、教えていただけないでしょうか。
よろしくお願いいたします。

A 回答 (1件)

庵は小屋を想像させるものではなく、「方丈記」などに登場するような小さな住まいとでも考えましょう。

そこに牡丹が咲いた。庵と牡丹、いかにも風流な取り合わせです。しかし、浮世はそう単純にはいかない。生活の中には煩雑な様々なことが存在します。しかし、今だけはこの侘び住まいと牡丹という風流な取り合わせに浸っていたい。その他のことは「そうでない」ものとしてしばし、忘れておいて。

卯の花が咲いた。その白さが「東雲(しののめ)」の光の中に浮き上がって美しい。気が付くと四月(旧暦)というにはまだ薄ら寒い朝であることだ。(彼は人ではなく卯の花)。

 外の解釈も出来るでしょう。
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この回答へのお礼

なるほど・・・。
そう考えてみると一気に味わい深い句に思えてきました。そうでないもの、というのは、小屋と牡丹と対比させているわけですね・・・。これを一人でよむのは難しいです。
卯の花が彼なのですね。なるほど・・・・・。よくわかりました!ありがとうございます!

お礼日時:2018/04/28 17:02

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