日本語動詞の否定形について

外国人に日本語を教えているものです。
日本語動詞の否定形について質問です。いわゆるu-verb(U動詞)
行く→行かない
解く→解かない
は、う行からあ行に変化して+ない、で否定形を作りますが。
会う→会わない
思う→思わない
と、「う」が「わ」に変化します、このルールを文法的に外国人に分かりやすく説明する方法を教えてください。宜しくお願い致します。

No.5 ベストアンサー 回答者： Tacosan 回答日時： 2018/05/05 00:17

#4 にも書いたようにおそらく「ア行の五段動詞」は存在しないと思います (もちろん全ての単語を知っているわけではないので「絶対に存在しない」とはいえない). 「いる」/「える」を活用語尾に持つ一段動詞ではア行に活用するものはありますが, これは終止形が「う」で終わらないので区別できます... って, #4 を繰り返してるだけだな.

あとア行とワ行の話を歴史からする必要ってあるのかな? どんな言語にも「歴史的にそうだとするしかない『決まり』」は存在するのだから, むしろ
・ワ行は「わいうえお」である
・助詞の「を」は特例として「を」と書く
といってしまった方が簡単かもしれませんよ. どのみち「日本の学校で教えている内容」と「日本以外で教えている内容」は違うわけだし.

この回答へのお礼

有難うございます、よく理解できました。英語圏の学生はlogicalにgrammaticallyに説明しないと納得して貰えないので、とても参考になります。
またなにかありましたら宜しくお願い致します。

お礼日時：2018/05/05 04:29

No.4 回答者： Tacosan 回答日時： 2018/05/04 15:41

たぶん現代の言葉でア行五段動詞は存在しないと思うので, シンプルに

・ワ行五段動詞である
・書き方の規則によりワ行の活用は「わいうえお」になる
でいいんじゃないでしょうか.

ア行で活用する上一段・下一段動詞は存在するけど終止形に「う」が付かないので区別ができます.

この回答へのお礼

分かりやすい回答有難うございます。当方トロントで日本語を教えています、中級(大学１年生程度)までは五段活用を教えないこともあり、「ア行」（あいうえお）　と　「ワ行」（わゐうゑを）の違いを歴史を紐解いてカナダ人に説明するのは少しハードルが高いかもしれないかと感じました。
もう一つ質問させてください、ア行活用する動詞は現在存在するのでしょうか、実質存在しないならば、「う」で終わる動詞の否定形(外国人に未然形という言葉は使いません)は「わ」に変化させて+「ない」をつけると説明できるのですが、、、

お礼日時：2018/05/04 23:00

No.3 回答者： daaa- 回答日時： 2018/05/04 13:15

会ふ、思ふ、など嘗てハ行四段に活用した動詞は、未然形に「ワ」音が残るため、「わ」と記述する。

以下活用はワ行（わいうえお）とする。ア・ワ行ともに「う」がありますので活用を見分ける場合は未然形を作り確認すること。

No.2 回答者： 真魚 回答日時： 2018/05/04 12:29

未然形が「ワ」になる「ワ行五段活用動詞」（ワア行五段活用動詞）だから

…って説明になっていませんね。すみません。

ワ行五段活用動詞
https://www.weblio.jp/parts-of-speech/%E3%83%AF% …

ワ行（ワア行）五段動詞の見分け方は何でしたっけ。
未然形以外はwが消えているだけのはずですが。

この回答へのお礼

分かりやすい回答有難うございます。
もう一つ質問させてください、ア行活用とワ行活用の違いを確認させてください、またそもそもア行活用する動詞は現在存在するのでしょうか、実質存在しないならば、「う」で終わる動詞の否定形(外国人に未然形という言葉は使いません)は「わ」に変化させて+「ない」をつけると説明できるのですが、、、
重ね重ねの質問申し訳ありません。宜しくお願い致します。

お礼日時：2018/05/04 23:04

No.1 回答者： OKAT 回答日時： 2018/05/04 11:24

「行く」・「解く」はカ行五段活用。

「会う」・「思う」はワ・ア行五段活用。
　「行く」＝　行か（ない）　行き（ます）　行く（。）　行く（時）　行け（ば）　行け（命令）＋行こ（う）
　「会う」＝　会わ（ない）　会い（ます）　会う（。）　会う（時）　会え（ば）　会え（命令）＋会お（う）

　「ワ・ア行」は「ワ行」と「ア行」を合体させたものです。　ワ　イ　ウ　エ　オ
　古い時代には　「ア行」（あいうえお）　と　「ワ行」（わゐうゑを）　とが分かれていましたが、「現代仮名遣い」を採用した結果、
　「ワ行」は　「わゐうゑを」が「わ〇〇〇を」のように「ゐゑ」が全く使われなくなりました。（「う」はもともとア行と同じものを使っていました。なお「を」は格助詞にしかつかわれず、動詞の活用には関係なくなりました。だから、ワ行は「わ」＋「いうえお」）

この回答へのお礼

有難うございます。たいへん参考になりました。

お礼日時：2018/05/05 04:29