I can see a bird in the tree. についてお伺いします。
(1) この文は第5文型で良いでしょうか?
in the tree を a bird を修飾する形容詞句と考えて第3文型と解釈することも可能でしょうが、in the tree を目的格補語とする第5文型と見ることも可能でしょうか?
(2) 第5文型と考えることができた場合、in the tree の品詞(形容詞句等、広い意味での品詞)は何でしょうか?
この場合、in the tree を目的格補語と考えると、もともとA bird is in the tree. という文があったと考えられると思いますが、この文は、in the tree を副詞句とする第1文型とするのが通例だと思います。すると、目的格補語に副詞句が来ることになり文法の規則に反することになってしまう気がします。
あるいは、もともとあった文とは関係なくこの場合には、in the tree が形容詞句となる第5文型と考えれば良いだけなのでしょうか。
好奇心による英文法の質問です。
それでもよろしい方々、ご回答よろしくお願いします。
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
(場所を表す)副詞が補語のはずない、というのは
SVC なら S = C で、
主語である名詞と副詞がイコールのはずない、
という発想がどうしてもあるからです。
でも、普通の SVC の形容詞はどうなんでしょう。
He is tall.
彼という人間と、性質である形容詞 tall がイコールのはずない、
でも、形容詞はそういう性質をしている、ということで
なんとなくイコールにしている。
それなら、場所だって同じように状態を表すものとして考えれば同じように
イコールとできます。
そもそも、S イコール C という定義がおかしいのかもしれません。
また、もう一つ、be に「いる、ある」という意味があると思い込んでいる。
確かに、古くは be に exist の意味があり、
God is. みたいな英語がありました。
でも、現代英語では「いる、ある」の意味の be では
後に場所を表す表現が必須です。
つまり、一種の補語的(付加語などともいいます)に場所を表す語が必須なので、
SVC と言っていいのです。
No.4
- 回答日時:
まあ、付加語でも、be は「いる、ある」としたうえでの説明ですが、
私的には SVC で be は「~である」であり、補語と考えます。
there を使う場合はぎりぎり「ある、いる」と言えるように思いますが、
同じように考えることもできます。
there は形式主語的なものです。
品詞は副詞ですが、for there to be ~のような意味上の主語でも用いられます。
まあ、基本通りに考えないことです、
と言っても、普通に英語を勉強する分にはみながやっているようにやればいいです。
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/6088375.html
こちらでオックスフォードでも三者三様と説明しました。
be 単独 (=exist)
there is ~
S is in/on/at ~
下に行くにつれ、SVC 的要素が強まっていきます。
あくまでもそういう考えがある、というだけのことで、
学校で習うように、普通に SVM としても問題ありません。
No.3
- 回答日時:
>(1) この文は第5文型で良いでしょうか?
その考えるべきでしょう。
in the tree が単なる動詞修飾の副詞句であるならば、
「木の中で見た」
となるはずです。
しかし実際には「鳥が木の中にいるのを見た」のです。
同様の文として、
I saw you with Bill in that store yesterday. (You were with Bill)
昨日ビルとあの店にいるのを見かけましたよ
I could see her pride in her face. (Her pride is in her face)
彼女の顔にプライドが現われていた
I've seen her on television, but I've never seen her in the flesh.
彼女をテレビで見かけたことはあっても、本人をじかに見たことはない
He found himself in a dark forest.
(気がつくと)彼は暗い森の中にいた
I can feel a stone in my shoe. (A stone is in my shoe.)
靴の中に石が入っているようだ
>(2) 第5文型と考えることができた場合、in the tree の品詞(形容詞句等、広い意味での品詞)は何でしょうか?
補語が名詞か形容詞のみと考える必要はありません。
また存在の第一文型と第二文型は連続体をなしており、明確な境界線はありません。
たとえば、
She is in the garden. (SV)
She is in trouble. (SVC)
She is in the school. 学校にいる(SV)
She is in school. 在学している(SVC)
He is from France. なんて、SV なんだか SVC なんだか、考えるだけ時間の無駄。
This is for you. もね。
まあ、be を入れられれば補語Cでいいんじゃないですか。
それに、「前置詞+名詞」も名詞を修飾できるのだから、形容詞的でしょ?
品詞だって連続体なんですよ。
[The bird in the tree] is mine.
[The keys on the table] are yours.
品詞がそんないい加減でいいのかって?
動詞が過去分詞・現在分詞になって、形容詞になるなんて、よくある話でしょ。
interest - interesting
excite - excited
動詞と名詞とどちらにも使える単語だって、珍しくもなんともない。
境界線なんて、曖昧なものなんですよ。
早速のご回答ありがとうございます。
・Cは形容詞と名詞のみと縛られて考える必要はないということですね。
そもそも母語を話す人は「副詞か形容詞か」などと考えていないところ、文法で線引きをしようとするから無理が生ずるんですね。
明確なご回答ありがとうございました。
No.1
- 回答日時:
I saw the boy running over there.
こういう分詞でも、名詞にかかるのか、
知覚動詞の用法として SVOC 的にとらえるのか
しばしば質問になります。
そもそも、後置修飾という発想が日本語にあてはめたもので
どちらも同じものです。
だから、今回も日本語の理屈に当てはめるから悩むのであり、
英語ではどちらも同じです。
また、in the tree のような前置詞句を、名詞の直後にきたら
それを修飾する形容詞句という発想も日本語的で、
本来、こういう場所を表す前置詞句は副詞句にすぎません。
また、A bird is in the tree.
(実際には there を使うでしょう)
のような英語を SVM とほとんどの英語学習者が思っているでしょうが、
SVC とする考えもあります。
副詞が補語にもなりますし、そういうところで悩むことはありません。
普通に日本の学校で習ってきた発想だとわからないだけのことです。
早速のご回答ありがとうございます。
・A bird is in the tree. は、in the tree を副詞句とするSVCと考えてよいということですね。
そもそも母語を話す人は何も考えずに単に前から順番に文を理解しているはずで「補語や否や」などと考えていない、というのはよく理解できます。質問にも書きましたように、あくまで知的好奇心からの質問でした。
明確なご回答ありがとうございました。
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早速の明確なご回答ありがとうございます。
・A bird is in the tree. は、in the tree を副詞句とするSVCと考えてよく、そのような副詞の用法を付加語ともいう、ということですね。
あくまで知的好奇心からの質問に丁寧にお答えいただきありがとうございました。その続きですが、
では、There is a bird in the tree. ではどうでしょう?
この場合、in the tree なしの、There is a bird. でも意味が通じるので、おそらくA bird is there.(副詞のthereを補語(または付加語)とするSVC(または付加語?))の倒置と解釈できると思います。その場合、in the tree はどのように考えたらよいでしょうか?
出来ましたらアドバイス願います。