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古墳から出土した勾玉の見分け方について。
よくオークション等で販売されている、古墳出土とされて売られている勾玉は、偽物が多いと聞きます。
本物かどうか?古い物かどうか?を目視で見分ける方法はありますでしょうか?

日本には10万以上の古墳があり、その1つの古 墳から多いものは100個以上の勾玉が出土しているので… ものすごい数の古墳出土の勾玉が博物館等には行かないで世に出回っていても、何の不思議もありません。
(実際に博物館に展示されている勾玉は、出土数の10分の1 にも満たないと思われます)

また、各市町村に点在している埋蔵文化財調査センターの様な施設で調べてもらえば、古い勾玉なのか?
その勾玉の作られた年代が解るのでしょうか?
ルーペ等で確認したら、何で加工されて作られた勾玉なのか?を見分けることが可能なのでしょうか?!

古墳時代、縄文時代、弥生時代の考古学に詳しい方がいましたら… ご教授下さい。
m(_ _)m

A 回答 (1件)

翡翠の真贋が見ただけでは分からないといっても、見た目や感触である程度判断がつくものもあります。



たとえば、プラスチックなどで完全に人工的に作られた場合。こういう物には、よく「気泡」が見られます。

石を光に透かしてみて、気泡が見えたら、まず偽物と思って間違いはありません。

また、こういった偽物は、色合いがビビッドで色むらがなく、透明感が高いにもかかわらず、値段が大変お安かったりもします。

とてもきれいなのに、値段が安すぎる翡翠は、その時点で要注意ということですね…!

また、「触った時の温度」も偽物を見分けるポイントです。

翡翠は熱伝導率が高く、触ったときに体熱が奪われるため、他の石に比べてひんやりとした感触があります。

(だから、翡翠の杯に冷酒を入れると冷たさが逃げず、おいしく味わえるのです♪)

水晶のバングルと、翡翠のバングルを触り比べてみると、翡翠のほうが冷たいのがはっきりと分かります。

翡翠に見せかけた他の石や、プラスチックなどの人口石、樹脂含浸をした翡翠は、本物の天然翡翠の温度に比べると「ぬるい」感触があるのです。

本物の天然翡翠に普段から触れていると、天然翡翠でないものを触ったとき、「あれ?」と気づくようになりますよ。
それから、本物の天然翡翠であれば、軽くぶつけ合ったときに「キン」という高く澄んだ音が出る…というのも、幅広く知られている翡翠の見分け方です。

(ただ、翡翠の重さや形状によってぶつけた時の音も多少変化するので、この見分け方はちょっと難しいかもしれませんが…。)
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この回答へのお礼

ご回答、有難う御座います^^
もしかして私の過去の質問履歴を見て回答を下さったのでしょうか?
あれから、翡翠の専門業者にて鑑別をしました。その結果、高品質な糸魚川産翡翠であることが解りました。
私が所持している出処不明の古墳出土とされる翡翠の勾玉は、全体的に表面が色褪せていて現代の勾玉の様な精密には作られておらず、所々がボコボコしています。
孔の穴あけは【><】の状態で、両側から何かの道具であけた様です。
穴の中心は狭く、表面は大きな穴になっています。
鑑別をしていただいた翡翠業者の方の話ですと、透明感のある糸魚川翡翠で、この勾玉(3cm程度)の半分のサイズでも3万円以上はするとのことでした。

翡翠の勾玉に問わず、メノウや水晶の勾玉などの古墳出土か否かを判別する方法をご教授下さると助かります。
m(_ _)m

お礼日時:2018/05/07 15:05

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