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最近は、建材や鉄塔やかわらなど、屋外での耐久性が抜群な水性無機塗料(セラミックコート)が使われ始めていますが、あまりプラスチックの保護塗料として使われているのを聞いた事がありません。有機物であるプラスチックには、やはり無機塗料は相性が良くないのでしょうか?プラスチックはやわらかいので、硬いセラミックコートは不向きなのでしょうか?

A 回答 (2件)

#1です。



 20~30年クラスの耐侯性が必要な樹脂用セラミックコート&ハードコートとなると、まだ世の中にはないかもしれません(私が知る限りですが)。
 盛んに研究されているのはポリカーボネートやアクリル樹脂用途のコート材ですが、おそらく耐侯性は10年程度だと思います。これは透明性が必要という観点もありますが、10年程度であれば、例えばセラミックコートに限らず樹脂系のコート剤でも、硬さや耐久性、特性を備えたものがありますね(^^; 代表例としては、自動車用のランプや、DVD-Rメディア用のコート剤です。

 ただ、20~30年という耐侯性は、現在上市されている材料ではまだ難しいかと思います。

 
 
 
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この回答へのお礼

ありがとうございました。透明性は不要なので、その点はポリカなどとは異なります。やはり20~30年屋外に晒しておいても中のプラスチックを特に紫外線から保護できるコート材はないのでしょうね。目的とする塗装の開発を塗装メーカと行うという手もありますが、現状ですぐの開発は難しいけれど、各社競って日進月歩している技術分野であるなら、しばらく今後の動向を見守った方がいいのかな?

お礼日時:2004/10/26 00:08

 樹脂へのセラミックコートやハードコートは、各社いろいろ検討されていますが、やはり難しいようです。

柔らかいからというわけではなく、樹脂と被覆との密着性を確保しにくい(=はがれやすい)のが一番の問題点みたいですね。無機成分とあまりに親和性も異なりますし、線膨張係数なども異なるので・・・。

 とはいえ、プラスチックへの無機コートそのものは、需要もあるので、メーカーでは盛んに研究されているようですよ。最近プラスチックへの無機系ハードコートの進歩は非常に目覚しいものがあるみたいです。

 

この回答への補足

ありがとうございました。koji59様は「需要もあるので盛んに研究されていて、進歩が非常に目覚しい」と教えていただきましたが、そのなかで実用化されているものがあれば、教えていただきたいのですが… 会社名や商品名はまずいのかな?こんな用途に使われているものがあって、特徴などで結構です。屋外で使うプラスチック製部材にに耐久性を求めているのですが、20~30年クラスの耐久性があるものが見つかりません。

補足日時:2004/10/23 13:22
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