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以下問題文となります。

いま,2 人の個人 A,B により構成される社会において,公共財の需要曲線 (限界便益曲線)が,
pA = 95−0.1DA    pB = 15−0.2DB

費用曲線が c = 90S
であるとする.ここで,pi は個人 i の公共財の価格(=公共財に対する金額 表示の限界便益),c は公共財の総費用,Di は個人 i の公共財需要量,S は公 共財の供給量をそれぞれ表す.この時,以下の問いに答えよ.
1. 公共財の最適供給量を計算して求めよ.

A 回答 (1件)

公共財と私的財との違いは「非競合性」にある。

つまり、通常の私的財、たとえばりんごなら、ある個人Aがそれを消費してしまえば、他の個人Bはそれを消費することはできないが、公共財はAもBも同時にその財を消費することができる。したがって、社会的需要曲線は、各個人の需要曲線を「横」にではなく、「縦」に合計することによって得られる。したがって、公共財の価格(社会的限界便益)をPとすると、

P = (95-0.1D)+(15-0.2D)=110 - 0.3D

となる。非競合性によりDA=DB=Dとなることに注意。
一方、社会的限界費用はMC=dc/dS=90で与えられ、均衡においてはD=Sだから、社会的に最適なこの供給財の供給量は

P=MC

が成立するとき、つまり

110-0.3S = 90

S= 200/3

が供給されるときである。
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この回答へのお礼

計算だけでなく、詳しく説明していただいたおかげで理解できました!
ありがとうございます!

お礼日時:2018/06/03 11:50

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