痔になりやすい生活習慣とは?

 哲学とか心理学に興味があるので、その手の本は沢山持っていますが、学び方が良く分かりません。大学で学ぶ人間はどのように学んでいるんでしょうか?普通は何からはじめればよいのでしょうか?

 知人が哲学の大学(通信制)に7年行っているので、話しを聞いたら"最初から学ばないと今の哲学が分からない"と言われました。哲学が発展してきた歴史をすべて頭の中に網羅していけということでしょうか?
 2チャンネルなどの哲学の掲示板に行っても、わけのわかない論争を繰り広げられていて…哲学書を読んだことの自慢みたいのが飛び交っていますが、たとえば私の質問を見てくれた、哲学者(?)の貴方は、哲学の書をやっぱり沢山読んでいるんですか?

 私は文章を書くのが好きなので、哲学的な考え方ができれば創作に役に立ちそうだなと思って、哲学を意識しておりますが、これまでの哲学を振り返っていたら、仕事も手につかなくなり、寿命が来てしまいそうです。
 また、生半可な知識だと訓話にもならず、似非哲学になってしまいます。哲学が何も見えないんですけど、何をしたらいいと思いますか?アドバイスをお願いします。

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A 回答 (3件)

大学で哲学を学ぶ人間は


先哲の思考の跡を辿りながら自己の思考を鍛えるわけですが,
当然のことながら哲学書は原著で読みます。
アリストテレスを読むなら古代ギリシア語,
ナーガセーナならパーリ語,フッサールならドイツ語です。
しかも,ひとくちに原著と言っても
版による違いや編集者による違いがあったり,
ときには偽書なんてものもあるので,
テキスト・クリティーク(文献批判)と呼ばれる手続きを踏むことが要求されます。

一方,大学で心理学を学ぶ人間は
実験,観察,調査,面接といった実証的研究法を叩き込まれます。
データ解析のために統計学や情報処理の知識も必須です。
心理学は実証科学として哲学から分離独立した学問ですので当然のことです。
思弁的論考だけの卒論では卒業させてもらえません。

哲学や心理学で飯を喰おうというのであれば
上記のようなトレーニングが要求されますが,
そうでないのなら
まずは哲学史や心理学史の流れを頭に入れることから始められてはいかがでしょう。
独学者にありがちな独善的な思い込みに陥らないためにも,
学問の歴史的全体を俯瞰して
大まかな見取り図を頭の中に描いておくことは大切だと思います。

手ごろなものとして,こんな本はどうですか。

池田晶子(著)
『考える人―口伝西洋哲学史』 中公文庫

木田元(著)
『反哲学史』 講談社学術文庫
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この回答へのお礼

>まずは哲学史や心理学史の流れを頭に入れることから始められてはいかがでしょう。

哲学の入門書の構成はこうなっていますので、もうすこし読んで歴史を振り返ってみてます。なんか、すごい世界ですね。論争してる掲示板で、"お前は原文読んだのかよ?"という脅し文句言われて読んでなかったら終わりの世界ですねw

お礼日時:2004/10/26 01:18

本をたくさん読んでいらしてある程度知識があるのならば、実生活で試してみるのはどうでしょう。


これ系の実験ほどスリリングなことはないですよ!

仕事クビになろうが、友達なくそうが、最愛の恋人にサヨナラされようが、おかまいなしっ!(^-^)
そんなもんは、しょせん価値の低いことですから。

そしたら実体験も同時に得られますから、より創作に役立つんじゃないでしょうか。
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この回答へのお礼

(´川`;)…最近、異邦人という本を読みました。

食っていけなきゃ芸術家もなりたたないです…
でも、一人ものでこのまま稼いでいって、
金をためて、何かに賭けてみるのもいいかもしれません。

お礼日時:2004/10/31 00:22

心理学は No1. の方に同意。


ちゃんと「方法論」を学べるような環境や書籍を探しましょう。
まあ、質問の中心が、哲学なので、哲学を中心に回答します。

で、哲学を素人が(おそらく「個人的に」と質問されているのはそういう意味でしょう?)学ぶのには、
問題意識がすごく重要ですね。
サロンの知識としての哲学っていうのは、今日不毛だと思います。

なので、まずは、テーマ、論じたいことをはっきりさせて、それから文献などを検索しましょう。
視点がなくて、過去の遺産を勉強しても、
薄く広い理解しかできない。

で、もう少し詳しいアプローチで言えば、
私は、個人的好みでいえば、
英米系分析哲学をお勧めする。
なぜなら、まさに「普通」の人にアプローチ可能だから。
で、哲学も、英米系ならば、かなり普通の自然科学などと同様に、
過去の遺産については、
コンパクトに、賢い人たちの著作や教科書にコンパクトにまとめられている。
で、最先端の内容を論文で学べばよい(英語が圧倒的に多いと思う)。
これは、日本の通常の哲学科の人たちがやっているアプローチと大分違うと思うけど、
アメリカの哲学科なんてかなりこのアプローチだと思うよ。
もし、原著なんていちいち読んでたら、一生かかって極端な話一人の哲学者しか網羅できないかも。
あほらしくてやってられません。
もっとも、
「これは」と思うような著作については、
古典であっても、
プロみたいな人たちにうまく聞きだして、
それを直接読んでみるのも良いと思います。
私は、経済学関連が専門的ですが、
アダムスミスはいまだに不朽の名作だそうです。

この回答への補足

フーコーっていう人のも面白いかも

補足日時:2004/10/31 00:22
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この回答へのお礼

 アダムスミス…神の見えざる手って言葉は政経で聞いたことがありました。社会人になる上で、すこし経済の本でも読んでみようかと、今、思うようなりました。
 普通の人でも読めるというのは、弁証法と現象学がどうこうと言われない世界ってことですよね。(前に文句を言われた)
 私の考えたい哲学の問題提起は、死とか宗教とか実存主義とかマルクスとかニーチェとかサルトルとか、その辺に向いているんで、問題意識はあるんですけど、このまま浅はかな知識でかってな解釈はいけないような気がします。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2004/10/26 01:29

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Q社会人が哲学を学ぶ

都内に住む30代の社会人です。
哲学を勉強したいのですが、自分で本を読んだりする以外に、学ぶ方法としては何がありますか?
通信制大学だと哲学があるのは慶応と日本大学だけのようです。
慶応は難しすぎると言う意見が多くあり、日本大学が嫌ではありませんが、選択肢が1つしかない事になるので、他にあるかな?と思いまして。
よろしくお願い致します。

Aベストアンサー

NO.5です。

質問をよく読んでなくて。

OCWというのがあります。そこから検索してみては?インターネットで視聴されてからでいかがでしょうか?

Q首都圏の大学で哲学を学ぶなら?

息子が、哲学の勉強をしたいと言っています。首都圏でお勧めの大学ありましたら、教えて下さい。宜しくお願いします。

Aベストアンサー

ぼくの過去・現在の同僚にも哲学者(倫理学者や美学者もふくむ)が何人もいました/いますから,その学問のことが門前の小僧が連れている子犬くらいにはわかっているつもりです。でも,どこの大学がいいかという質問に,答えるつもりはありません。なぜならそれ以前に,高校生のいう「哲学」に,いささかの疑問を感じるからです。

1.哲学専攻でなくても,基礎科学ならば「哲学すること」が必要です。Philo-sophyの原意は「智恵を愛すること」であり,ものごとの本質を考え抜き,自分なりの世界観や学問観,人間観を形成する意味だとぼくは解しています。その行為は,生物学でも文学でも社会学でもありえます。ぼくも学術で博士号(英語ではPh.D=Doctor of Philosophy.)を持っていますが,1つの境地に到達して得たものなので,自分は真に Ph.D. に値すると考えています。

2.お子さんにこの質問をしてみてください:「社会格差は必要か?」
・自分の意見を展開できないなら,考える職業には向かないかもしれません。
・収入がどうとか富の分配がどうとかいう論調であれば,経済学に向いています。
・人間関係を損なうという論調ならば,社会学や心理学に向いています。
・差異がない平衡・定常状態に変化は起きないという論調ならば,物理学に向いています。
・地域間の関係がどうこうという論調ならば,地理学に向いています。
・学歴社会がどうとかいう論調ならば,教育学に向いています。
・人間を卑しくするという論調ならば,哲学に向いています。

ぼくの過去・現在の同僚にも哲学者(倫理学者や美学者もふくむ)が何人もいました/いますから,その学問のことが門前の小僧が連れている子犬くらいにはわかっているつもりです。でも,どこの大学がいいかという質問に,答えるつもりはありません。なぜならそれ以前に,高校生のいう「哲学」に,いささかの疑問を感じるからです。

1.哲学専攻でなくても,基礎科学ならば「哲学すること」が必要です。Philo-sophyの原意は「智恵を愛すること」であり,ものごとの本質を考え抜き,自分なりの世界観や学問観,人間...続きを読む

Q哲学科に進学したことをとても後悔している

私は、現在、大学で哲学を専攻しています。
大学の哲学科に入学する前は、哲学が好きだったのですが、
大学の哲学科に在籍する内に、日本における哲学に対するネガティブなイメージに押しつぶされ、自分が哲学科の学生であることに強いコンプレックスを感じるようになり、哲学に対する意欲を失ってしまいました。また、大学の哲学科のカリキュラムも(一応、世間的には一流大学と評価されています)ひたすら語学の学習ばかりをやらされ、
肝心の哲学の授業は、教授がぼそぼそと聞き取りづらい声で、
話すのを聞かされるだけで、こんなことなら、法学部にでも行って、
趣味で哲学書を読んでいた方が、よっぽどマシだったのではないか
と今になって気づきました。

そして、哲学科であると言うと、周囲に奇異な目で見られることが頻繁にあり、(たとえば、文学部で英文学を専攻しているというのと、哲学を専攻しているというのでは、明らかに相手の反応が異なる。)
それが原因で、元々内向的だった性格が更に内向的になり、
情緒不安定な状態になっています。

哲学専攻の同級生は、哲学研究者を志望するとても勉強熱心な優等生タイプと、哲学は単位を取るのに必要なだけ手際よく勉強し、一流企業への就活にエネルギーを費やすタイプに二極化しています。しかし、
自分はそのどちらでもなく、いたずらに無為な日々を送っています。

このまま大学を卒業して、「哲学科卒という十字架」を一生背負って生きていくことに底知れぬ不安を感じます。このまま文学部哲学科を卒業するべきなのか、疑問を感じています。中退や編入も真剣に考慮し、某旧帝大の経済学部の編入試験に合格したのですが、なぜか、入学辞退してしまいました。

現在、自分は4年生で卒業間際ですが(就活はしなかったので、
内定は得られず、卒業後の進路は未定です)
自分が今選択に悩んでいるのは、
一このまま哲学科を卒業する
二今からでも、哲学科卒という経歴を回避するために卒業せずに、
他大学他学部への編入を再び目指す、あるいは中退してしまう
という選択をどうするべきかということです。

勿論、以上のような悩みは神経症・強迫症的な悩みであり、
自分の精神的未熟さや弱さが基底にあることは自覚しています。
また、大学で哲学を専攻すると決定したのは、自分自身であり、
誰に強制されたわけでもありません。

それゆえ、自分の悩みが嘲笑とともに、黙殺されるのも覚悟しています。だが、自分にとっては、非常に深刻な問題で、日々、過去の進路選択への激しい後悔と、将来に対する不安に、押し潰されそうなのです。

自分自身で色々考えていても、思考が堂々巡りをして、
突破口を見出せない状態が続いております。
そこで、皆様から、多角的な視点からのアドバイスを頂ければ、
幸いです。何卒、よろしくお願い致します。

私は、現在、大学で哲学を専攻しています。
大学の哲学科に入学する前は、哲学が好きだったのですが、
大学の哲学科に在籍する内に、日本における哲学に対するネガティブなイメージに押しつぶされ、自分が哲学科の学生であることに強いコンプレックスを感じるようになり、哲学に対する意欲を失ってしまいました。また、大学の哲学科のカリキュラムも(一応、世間的には一流大学と評価されています)ひたすら語学の学習ばかりをやらされ、
肝心の哲学の授業は、教授がぼそぼそと聞き取りづらい声で、
話すの...続きを読む

Aベストアンサー

どのような「ネガティブなイメージ」でしょうか。
アカデミックな場面でもたれているイメージと、
世間一般でもたれているイメージでは、ちがうような気がします。

世間一般のほうですが、就活で困るというのは深刻です。
が、哲学科でも、学部卒のことなら、それほど気にしなくてもよいのでは。
修士や博士卒なら、偏見の目で見られても仕方ありませんが、
それは哲学科だけに限られることではないでしょう。
学部卒でそこまで偏見の目で見るのは明らかにおかしいので、
運の悪い面接官に当たったくらいに思うしかないと思います。
できれば、偏見の目で見られているからこそ、発奮していい就職をしてやるぞ、
と思いきることができればよいのですが。
哲学科の友人がそうでした。

日常生活であれば、てきとうに切り返す方法を身につけるしかありません。
そういう場面での偏見は、抑圧ど同時に促進になったりもするので、
かえってそういった偏見を生かしてうまくキャラづけするか、
うまくそういう話題にはまらないように言動を調整していけばよいと思います。
仲のいい友達からそう思われているのであれば、
コミュニケーション上の振りだと考えていけばよいのでは。
そこまでするような相手でなければ、話すことを避けるか、
無視すればよいと思います。
無視できないのであれば、それは、耳に飛びこんできた自分への評価を、
すべて自分のなかに位置づけていかないと、
と強迫的に思っているのかもしれません。
ときには、評価を無視することも大事だ、
と意識して自分に言い聞かせるようにしないと、切りがありません。
自分にたいする肯定的な評価、否定的な評価のどちらについても、
正当として受けいれなければならないもの、
不当として拒否し、正さねばならないものに加えて、
正当だろうが不当だろうがどうでもいいものがあります。
その辺りを選別していければ、だいぶ気が楽になるのではないでしょうか。

カリキュラムについて。
哲学の本を読むと、その語学力に舌を巻きます。
日本語で読んでさえ複雑な論理で書かれていて難しいのに、
それを英語だけでなく、フランス語やドイツ語で学んでいるわけで。
専門家になれば、ただ正確に読めればよいというわけではなく、
限られた時間で正確に読み解くことが求められるのでは。
語学の学習があるというのは、
本来なら個人で訓練してもおかしくないところを、
わざわざ教員がつく上に単位が出るのだから、むしろ贅沢な話では。
……という感じで、各授業に意味を見出せばよいと思います。
この語学の講義では、これを目標にする、のように。
予習も、ただ読むのではなく、短時間で読みきれるように練習するなど。
そうでないと、語学が多いのは辛いかもしれません。

ただ哲学書を読むだけなら、ほかの学部でもできると思いますし、
がんばれば今年出た現在の哲学者の論文を読むこともできます。
しかし、その論文の生の評価、いまの雰囲気といったものを知るには、
やはり哲学科に在籍しないと無理なのではないかと思ったりもします。
部外者として哲学をかじっていたほうが楽しいのは当たり前で、
研究者になるための訓練としては面倒なことのほうが多いだろうと思います。
加えて、教員にやる気がなかったりすると、
学生のほうも面倒なことをやる気さえ起きないかもしれません。
ただやはり、質問者さんについては、部外者ではなく哲学科で学ぶメリットに
まったく目を向けていないところが気になりました。
哲学科に在籍していなければ、もっと後悔しているかもしれません
(どちらのほうが後悔することになるかはわかりませんが)。

いずれにしても、後悔先に立たずということで、
まずいまの自分の立場を肯定するところから始めてみては。
メリットを最大化し、デメリットを最小化する方向に努力するしかありません。

どのような「ネガティブなイメージ」でしょうか。
アカデミックな場面でもたれているイメージと、
世間一般でもたれているイメージでは、ちがうような気がします。

世間一般のほうですが、就活で困るというのは深刻です。
が、哲学科でも、学部卒のことなら、それほど気にしなくてもよいのでは。
修士や博士卒なら、偏見の目で見られても仕方ありませんが、
それは哲学科だけに限られることではないでしょう。
学部卒でそこまで偏見の目で見るのは明らかにおかしいので、
運の悪い面接官に当たったくら...続きを読む

Q哲学を学ぶ意義とはなんですか?

現在、大学で哲学の授業を学んでいます。

しかし、その授業を学ぶに当たって、
なぜ、哲学を学ぶのか、また、
哲学を学ぶことで得られるものは何かということを
考えるようになりました。

哲学を学ばれている皆さんは、なぜ、哲学を学ぶのでしょうか?
哲学を学ぶことに対して、何を求めているのでしょうか?
出来るだけ詳しく、そしてたくさん書いていただけると
とても参考になります。

Aベストアンサー

>哲学を学ばれている皆さんは、なぜ、哲学を学ぶのでしょうか?
>哲学を学ぶことに対して、何を求めているのでしょうか?
⇒2つの観点から申しあげます。「個人」と「人間・人類」との観点です。

(1)哲学の授業は多く哲学史に関わりますが、その目的の1つは、先哲たちがどのように「知を愛したか」を伝えるためだと思います。ご存知のように哲学(philosophy)とは、文字通りには、「愛知」を表わす語ですね。すなわち、「哲学する」とは、「好奇心を持つ・知識や智恵を得たいと願う」ことですね。
では、それは何のためか、あるいは、何の効用があるか。一言で言えば、「生きるための英知を獲得すること」でしょうか。ヨーロッパの図書館などには Discendo liberior. と書いてありました。「学ぶことによってより自由に」といったような意味らしいです。つまり、学ばない状態では、人は多かれ少なかれ無知蒙昧・迷信・妄念・偏見…などにとらわれているが、「学ぶことによって、その桎梏を解き、自由になれる」ということなのだと思います。「哲学は、我々を迷信や妄念から解放してくれる」のです。

(2)かつて哲学は諸学問を1つに束ねて統合し、これに指針を与えるという役を果たしていました。そして、それは今日でも変わらないはずです。すなわち、現代の哲学は、極度に細分化し専門化した諸科学を統合し、これに指針を与える機能を持つ、少なくともその使命がある、と言えるでしょう。この高度に文明化した現代にあっては、とりわけ尖端技術など「地球生命を左右するような科学を束ねて、今後に向けての当為を示す」という重大な使命を哲学は負っている、とそう思います。環境汚染の解決や異民族間の争いの収束を模索するとき、人間にとっての「本当の幸福」を考えるとき、そして、人類の未来を思うとき、哲学は最も重要で、最も頼りになる(ならねばならない)、学問なのだ、と言い得るのではないでしょうか。

>哲学を学ばれている皆さんは、なぜ、哲学を学ぶのでしょうか?
>哲学を学ぶことに対して、何を求めているのでしょうか?
⇒2つの観点から申しあげます。「個人」と「人間・人類」との観点です。

(1)哲学の授業は多く哲学史に関わりますが、その目的の1つは、先哲たちがどのように「知を愛したか」を伝えるためだと思います。ご存知のように哲学(philosophy)とは、文字通りには、「愛知」を表わす語ですね。すなわち、「哲学する」とは、「好奇心を持つ・知識や智恵を得たいと願う」ことですね。
では、...続きを読む

Q哲学科で勉強することって???

高校を卒業したら大学に進学しようと思っている高校2年生です☆☆
どの学部に進学しようか迷っているときに、哲学科がある大学があることを知りました。
哲学に興味があったので、そういう学科で勉強したらおもしろいんじゃないかなって思ったんです。
でも、哲学科という学科があるということを知っているだけで、どういうことを勉強しているのかを全く知りません。
そこで!!哲学科に通う学生さん、もしくは哲学科で何を勉強するのかを知っている人はぜひ教えてください!!!!
自分でも大学のパンフなどで調べたのですが、より詳しい情報とかもお願いします!!

Aベストアンサー

おはようございます。
私は哲学科を卒業した者です。
皆さんが言われているとうりです。
大学によりますし、また、講師によってもかなり違ってきます。
つまり、高校までの授業とは違い、大学になると学ぶ分野が細分化されて、
学生が自分で学びたい科目を選択してゆくことになります。とくに3・4年ではそれが顕著になってきます。
教授たち自信、自分が研究している分野があって、その分野に強いわけですから、その分野のことを講義してきます。
もちろん人によりけりで、一般的なことを話す講師もいれば、専門的なことを
話す講師もいます。

ですので私が大学に進学するときには、自分の学びたい教授のいる大学に進むものがいました。

一口に哲学といっても意味合いが広すぎます。
それは古代ギリシアの自然哲学者たちが「なぜ」と考えること自信を学問とし、
その考えることを「知を愛する」ことである「philosophy」と名づけました。
その思考することである学問から、数学や音楽、天文学などが生まれ、哲学は
「万学の女王」と呼ばれています。

しかし、現在、哲学も細分化され、皆さんの言われている分野が主な研究対象となっています。
形而上学や、科学哲学といっても、一般の人には全然ぴんと来ないでしょう。
ここでそれを語ろうとすると、はっきり言ってきりがありません。
哲学とは定義づけすることの難しい学問ですから、その領域もとても広いのです。
また幾多の哲学者もさまざまな謎を出し、疑問に答え、論理を導き出しています。
その考えを知るだけで、途方もない時間が必要です。

抽象的なことばっかり言っていますが、これが「哲学とは何か」に対する答えだと思ってください。
しかし、あまり漠然とした答えでは何の参考ともなりませんので、さわりを少しだけ。


この世になぜものが存在するのか、そしてそのことを人間はなぜ認識するのか、どうやって認識しているのか。
また、目に見えないもの(神・真理・無限・絶対・永遠)は存在するのか。
有と無の関係。世界はどういう原理で作られているのか。 
そして、人はなぜ生まれてきたのか、どうやって生きていくべきなのか。


と、大雑把ではありますが、こういうことを考える学問です。
以上のものは主に古代哲学からの疑問ですが、現代では、
論理学や科学、数学なども絡み、さらに難解です!
その論文などは日本語で書かれていても、とても日本語とは思えません。
はっきり言って、実際学ばないとわからないと思います。
明確な答えが出ない物事を、真剣に思考するという、恐ろしい学問です。

1・2年の一般教育では、主に「哲学史」「哲学者の考え」を聞くこととなるでしょう。
そして、3・4年で、専門的な事を学び、自分の納得のいく答えを探すこととなります。


ただ、卒業したら社会の中、実生活では、正直役に立ちません。
ですので、#2さんの言われるとうり、変な人が多いのが特徴です。
もちろん普通の人もいますが、他の学科と比べてやっぱり・・・

よく哲学は「ごみの山」だと言われます。
ぜんぜん役に立つものはないのですが、その中に、ひょっとすると、
すごい宝があるのかもしれないと・・・

あなたは、哲学に興味がある時点で、かなり変わった人です。
ぜひ、そのまま哲学科へと進み、その生き方、考え方に磨きをかけてください!

まだ言いたいことは山ほどあるのですが、きりがありませんので、これくらいで。


最後に、哲学がいかに現実離れしているかの実例としてよく引き合いに出される
哲学の開祖タレスの2つの逸話で〆たいと思います。

「あるときタレスは天体観測のため空を見つめて歩き、熱中のあまり前方の井戸に気づかず落ちてしまった。この事件について、足元のこともわからないのに天のことばかり知りたがるのは滑稽だとトラキア人の女奴隷に笑われた。」

                        プラトン 『テアイトス』

「タレスが貧乏であったことから、世人が哲学などは生活に何の役にも立たないと
非難したところ、彼はその天文学の知識からその年のオリーブの豊作を察知し、
早いうちにミレトス中の搾油機を安く借り集め、時期が来て人々が必要としたとき
高く貸して大もうけした。」

                       アリストテレス  『政治学』  

おはようございます。
私は哲学科を卒業した者です。
皆さんが言われているとうりです。
大学によりますし、また、講師によってもかなり違ってきます。
つまり、高校までの授業とは違い、大学になると学ぶ分野が細分化されて、
学生が自分で学びたい科目を選択してゆくことになります。とくに3・4年ではそれが顕著になってきます。
教授たち自信、自分が研究している分野があって、その分野に強いわけですから、その分野のことを講義してきます。
もちろん人によりけりで、一般的なことを話す講師もいれ...続きを読む

Qなぜ役に立たない学問を学ぶのか?

ある哲学科の学生が就職の面接で人事の人に言われたことです。
「君は哲学を学んでいるようだけどなぜ哲学なんかを学ぶの?
そんな世の中の役に立たない学問を勉強するより、経済学や商学を勉 強するほうがよっぽど有益じゃないの?」
「哲学を勉強した人はライブドアの堀江みたいな人間になりそうな印象が強いから不安なんだよね。」
「社会にでたら哲学的な考えはまったく必要ないわけで、カントやデカルトにくわしい人より、簿記ができる人間がほしいわけなんだよ」
などなど延々と哲学批判されたらしいです。
圧迫面接できつめに言ったのかもしれませんが哲学を学んでいる人間を全否定しているわけですよね。どう言い返すのが賢いのでしょうか?
 

Aベストアンサー

「けだし、驚異することによって人間は哲学をはじめた」
(アリストテレス『形而上学』)
「驚異が哲学のはじめをなす。不思議のないところに学問の発展は期待できません」
(田中美知太郎著『古代哲学史』筑摩叢書)

私でしたら、たとえば、このようにこたえるでしょうか。。。

「君は哲学を学んでいるようだけどなぜ哲学なんかを学ぶの?
そんな世の中の役に立たない学問を勉強するより、経済学や商学を勉 強するほうがよっぽど有益じゃないの?」

私にとっては哲学を学ぶことが有益だからです。
全ての学問の基礎として哲学は最も学問らしい学問ですし、経済学であれ商学であれ、およそナントカ学と名づけられるものは哲学から派生し発展してきたといいます。その意味でも、世のなかの役に立たないどころか、役に立ってきているはずですし、限定された領域でなく幅広い視野を培えると考えたからです。

「社会にでたら哲学的な考えはまったく必要ないわけで、カントやデカルトにくわしい人より、簿記ができる人間がほしいわけなんだよ」

哲学とは辞書にもありますとおり世界・人生などの根本原理を追求する学問です。経験に基づく人生観や世界観を指すともあります。認識論にせよ論理学にせよ特に倫理学などは人間社会と密接に繋がるものではないでしょうか。また、物事を統一的に把握する理念ともあります。これらは企業や組織体にとって、たいへん重要なことではありませんか。
仕事に対しての哲学をもつ、人生哲学、といった例文も示されております。これらの例文をみましても世のなかや社会の役に立たない、全く必要ないとは逆であろうと思います。
カントやデカルトにくわしいことと簿記ができるかどうかは別問題で、簿記の知識や資格が必要であれば対処しますが、哲学史の知識を得たことが、そのための邪魔になるとは思いません。

「哲学を勉強した人はライブドアの堀江みたいな人間になりそうな印象が強いから不安なんだよね。」

堀江さんは堀江さん、私は私です。ステレオタイプなものの考えかたを哲学は最も排除するものです。そのような一面的で硬直した判断は、企業や組織体にとって致命的な結果をもたらすのではないでしょうか。

まぁ、ここまで言ってしまったら確かにマズイかも。面接担当者の心証を損ねてしまいそうですね。ですけど面接官は哲学徒を全否定していると決めつけることもないと思います。たとえ、そうであったとしても、自ら選択し、学んだ学問について説明するのは学徒としての誠実を問われることですし、恐らく面接官も、そのへんを試しているかもしれません。賢い言い返しかたなどと、小手先の方法にとらわれるのは、それこそ賢明と言えるでしょうか?
私が面接官でしたら、こういう質問に対してヘラヘラ煮え切らない態度をとる学生は、あまり好印象を持てないでしょう。ヘラヘラと柔軟性は違いますから。
「デモシカで哲学やってんのか?やっぱヤスイ学問なんだな」と思うでしょう。
あとは実際的な問題として入社してからの会社側の要望に対し、どれだけ前向きな姿勢をとる用意があるかのアピールが大事ということですね。
学問でも会社でも、そこに身を置いていることに対する誠実という態度は、変わりのないことだと思います。その態度が即ち生きた哲学、哲学を生きること、ヒマ人のための机上の空論としないことになると思います。

「けだし、驚異することによって人間は哲学をはじめた」
(アリストテレス『形而上学』)
「驚異が哲学のはじめをなす。不思議のないところに学問の発展は期待できません」
(田中美知太郎著『古代哲学史』筑摩叢書)

私でしたら、たとえば、このようにこたえるでしょうか。。。

「君は哲学を学んでいるようだけどなぜ哲学なんかを学ぶの?
そんな世の中の役に立たない学問を勉強するより、経済学や商学を勉 強するほうがよっぽど有益じゃないの?」

私にとっては哲学を学ぶことが有益だからです。
...続きを読む

Q哲学・倫理学を専攻可能な通信制大学はありますか?

当方22歳の社会人(高卒)です。

仕事をする上で必要な知識を体系的にちゃんとした形で深めたいと思い、哲学か倫理学を通信制大学で学びたいと考えています。

しかし、調べてみたのですが哲学が専攻可能な通信制大学は慶應義塾大学と日本大学のみで、倫理学にいたってはゼロでした。

他にも通信制で専攻可能な大学をご存知の方がいらっしゃれば教えて頂けないかと思います。

Aベストアンサー

補足に対して追記させて頂きます。

(1)西洋文化における哲学史
⇒ギリシャなど哲学の萌芽からキリスト教の発展、イスラム教の流入、科学技術と思想などでしょうか。
 ニーチェとかハイデガーとか、特に学びたい人物がいるわけでなければ、この辺は大学で追究せずとも、読書で補えるかも知れません。

ただし、

(2)二者択一の環境下において人はどのような価値判断を行い行動するのか?
 ⇒これを学ばれるのでしたら、最適なのはギリシャ系列かと思われます。(デカルト以前という意味で)
 プラトンの『国家』はお読みになりましたでしょうか。善悪の二者択一ならキリスト教も必要ですが、そうでない二者択一(生か死か、統治者か国民か、など必ずしも答えのない二者の比較の場合は)ソクラテスあたりを専攻なさるとよいように思われます。

(3)なぜそのような価値が当人の中で発生したのか?
(幼少の経験?本人の資質?、等)
 ⇒児童心理学、教育学など、人間の成長に関わる分野ですので、精神医学・心理学基礎の本などをお読みになると、なぜ価値基準の比較や判断を質問者様ご自身が目指しておられるのか、明るくなるかと存じます。(すでに明るいのでしたら蛇足です)
 たとえばジュディス・L・ハーマン女史の『心的外傷と回復』などで、あえて傷ついた精神を学ぶことにより健全な精神の志向を見いだすこともありえます。これに関しては専攻というより、多読をおすすめしたいところです。

「すぐに日常生活にて応用可能な哲学・倫理学を主に学びたい」とのことでしたので、大学以外の側面からお答えしてみました。
ご参考にならずすみません。

補足に対して追記させて頂きます。

(1)西洋文化における哲学史
⇒ギリシャなど哲学の萌芽からキリスト教の発展、イスラム教の流入、科学技術と思想などでしょうか。
 ニーチェとかハイデガーとか、特に学びたい人物がいるわけでなければ、この辺は大学で追究せずとも、読書で補えるかも知れません。

ただし、

(2)二者択一の環境下において人はどのような価値判断を行い行動するのか?
 ⇒これを学ばれるのでしたら、最適なのはギリシャ系列かと思われます。(デカルト以前という意味で)
 プラトン...続きを読む

Q哲学科が有名な大学はどこでしょう?

哲学科が有名な大学はどこでしょう?

31歳働いていません。
いつも「自分てなに?」とかそういう難しい疑問に頭を悩まして体調悪くしています。
で哲学を勉強しようと思いました。
周りにはそういうこと考える人一人もいなくて…

できれば聴講生がいいのですけど…

Aベストアンサー

 「私って何?」「生きる意味とは?」等々、観想的な場を大学の哲学科に求めるとしたら、違和感をもつことになるかも知れません。
 分析哲学を例にとると、言語論理の習得や応用哲学(例えば医療倫理学など)などかなりプラグマチックな論理思考のトレーニングの場でもあるので、思った以上にエネルギーがいるかもしれません。
 また、学者によって研究する哲学の方向性が大きく異なりますので、先ずは巷間の哲学書(解説書)である程度現代哲学に対する見晴らしを得てから、この先生から学んでみたいというものを多少なりとももって大学を選ぶのは如何でしょうか。

Q哲学を勉強して得られる資格と言うのはあるのでしょうか?

哲学を勉強して得られる「資格試験」と言うのはあるのでしょうか?

心理カウンセラーは哲学とは関係ないですか???


よろしくお願い致します。

Aベストアンサー

まあ「資格試験」があるとすれば本でも出して「世間様に認定してもらう」ということなんでしょうか。或いは歴史に残れば「試験」合格とか(笑)
ガンバって「足の裏の御飯粒」でもとりますか?
つまり、とったからといって食えるわけじゃない博士号(笑)

なお心理学は哲学と関係が深いようです。元々は形而上学の中に含まれていたそうですから。どちらもニンゲンや人生が中心的な考察対象ですものね。私も詳しいわけじゃないですけど。

御参考に
大辞泉【哲学】
1 世界・人生などの根本原理を追求する学問。古代ギリシアでは学問一般として自然を含む多くの対象を包括していたが、のち諸学が分化・独立することによって、その対象領域が限定されていった。しかし、知識の体系としての諸学の根底をなすという性格は常に失われない。認識論・論理学・存在論・倫理学・美学などの領域を含む。

2 各人の経験に基づく人生観や世界観。また、物事を統一的に把握する理念。「仕事に対しての―をもつ」「人生―」

大辞泉【思想】
1 心に思い浮かべること。考えること。考え。「新しい―が浮かぶ」

2 人生や社会についての一つのまとまった考え・意見。特に、政治的、社会的な見解をいうことが多い。「反体制―を弾圧する」「末法(まっぽう)―」「危険―」

3 哲学で、考えることによって得られた、体系的にまとまっている意識の内容をいう。

大辞泉【心理学】
生物体の意識や行動を研究する学問。古くは形而上学の中に含まれ、精神や精神現象を問う学問であったが、19世紀以降実験的方法をとり入れて実証科学として確立。一般心理学・動物心理学・発達心理学・社会心理学・臨床心理学など、多数の分野がある。

大辞林【哲学】
[1] 世界や人間についての知恵・原理を探究する学問。もと臆見や迷妄を超えた真理認識の学問一般をさしたが、次第に個別諸科学が独立し、通常これらと区別される。存在論(形而上学)、認識論(論理学)、実践論(倫理学)、感性論(美学)などの部門をもつ。

[2] 自分自身の経験などから得られた基本的な考え。人生観。

大辞林【思想】
[1] 人がもつ、生きる世界や生き方についての、まとまりのある見解。多く、社会的・政治的な性格をもつものをいう。

[2] 〔専門〕 哲
〔補説〕 thought
単なる直観の内容に論理的な反省を施して得られた、まとまった体系的な思考内容。

[3] 考えること。考えつくこと。

大辞林【心理学】
経験的事実としての意識現象と行動を研究する学問。精神についての学問として形而上学的な側面をもっていたが、一九世紀以降実験的方法を取り入れ、実証的科学となった。

参考URL:http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2380337.html

まあ「資格試験」があるとすれば本でも出して「世間様に認定してもらう」ということなんでしょうか。或いは歴史に残れば「試験」合格とか(笑)
ガンバって「足の裏の御飯粒」でもとりますか?
つまり、とったからといって食えるわけじゃない博士号(笑)

なお心理学は哲学と関係が深いようです。元々は形而上学の中に含まれていたそうですから。どちらもニンゲンや人生が中心的な考察対象ですものね。私も詳しいわけじゃないですけど。

御参考に
大辞泉【哲学】
1 世界・人生などの根本原理を追求す...続きを読む

Q哲学書の読み方について質問です

初めて哲学書を読むのですが、難しくてなかなか理解ができません。
とにかく先へ進もうと、あまりおなじ所に留まらないように読んでいますが、そうすると全く内容が頭に入ってこなくて、ただ本を眺めているだけになってしまいます。
ですので、きちんと理解できるように内容を図示しながら読もうかなと思っているのですが、これは正しい哲学書の読み方でしょうか?
また、こう読むと良いというのがあれば教えていただきたいです。

Aベストアンサー

哲学書を読むのに近道なんてありません。
繰り返し、繰り返し読むしかありません。
私は哲学に限らず文学でも、書いた人の全集をそろえて隅から隅まで読むことにしています。
若いときには理想社から出ていたカント全集を全巻そろえて10年間、カントと格闘しました。
なかでも、三大批判書と言われる「純粋理性批判」や「判断力批判」などは何度繰り返して読んだかしれず、ページはボロボロ、鉛筆の書き込みで真っ黒になりました。
どんなに難しい哲学書であっても、10年間も読んでいれば、慣れてくるもので、カントの考え方が自分にも染み込んで、カントが言っているのか自分が言っているのか分からなくなります。
そうなったらしめたもので、カントの言っていることが自分のことのように思えてきて、理解できるようになります。
そうやって私はハイデガーの選集を、理想社のそれを、やはり10年間をかけて隅から隅まで読みました。
また、マルクスも大月書店のマル・エン全集をそろえて10年間悪戦苦闘しました。
ウイトゲンシユタインは大修館の全集で、今はほとんど読んで、あと少しで読み終わります。
フッサールは翻訳されているものは全部そろえて読みました。

だいたい、一人の哲学者に10年間を費やすのが私のやり方です。
繰り返し、繰り返し読む、それしかありません。

哲学書を読むのに近道なんてありません。
繰り返し、繰り返し読むしかありません。
私は哲学に限らず文学でも、書いた人の全集をそろえて隅から隅まで読むことにしています。
若いときには理想社から出ていたカント全集を全巻そろえて10年間、カントと格闘しました。
なかでも、三大批判書と言われる「純粋理性批判」や「判断力批判」などは何度繰り返して読んだかしれず、ページはボロボロ、鉛筆の書き込みで真っ黒になりました。
どんなに難しい哲学書であっても、10年間も読んでいれば、慣れてくるもので、カン...続きを読む


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