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古文「文法」についての質問です。

連体形の【む】の意味は婉曲なのでしょうか?

A 回答 (2件)

次の❹の項を参照。



小学館 全文全訳古語辞典
む [接続] 活用語の未然形に付く。

未然形 連用形 終止形 連体形 已然形 命令形
(ま)  ○ む む め ○

【推量】

❶ 《推量・予想する意を表す》 …だろう。
例「少納言よ、香炉峰(かうろほう)の雪いかならむ」〈枕草子・雪のいと高う降りたるを〉

訳少納言よ、香炉峰の雪はどんなでしょうか。

❷ 《意志・意向・決意を表す》 …(し)よう。…(する)つもりだ。
例「難(かた)き事なりとも、仰せ言(ごと)に従ひて求めにまからむ」〈竹取・竜の首の玉〉

訳たとえ困難な事であっても、(竜の首の玉を取れという)ご命令に従って捜し求めに参りましょう。

❸ 《そうするのが当然だという判断や、そうするように勧めたり促したりする意を表す》 …すべきだ。…(するのが)いい。
例「年のうちに春は来にけり一年(ひととせ)を去年(こぞ)とや言はむ今年とや言はむ」〈古今・春上・1〉

訳年内だというのにもう春が来てしまった。(春が来た以上)昨日までのこの一年を去年と言うべきだろうか。(それとも正月が来るまでは)今年と言うべきだろうか。

❹(主に連体形の用法で) 《仮に想定する意や柔らかく遠回しに言う意(仮想・婉曲(えんきょく))を表す》 …としたら(その)。…のような。

例「思は<む>子を法師になしたら<む>こそ、心苦しけれ」〈枕草子・思はむ子を〉

訳かわいく思うような子供を僧侶(そうりよ)にしたとしたら、それこそ(親が)気の毒なものだ。

例「年五十になるまで上手(じやうず)に至らざら<ん>芸をば、捨つべきなり」〈徒然草・151〉

訳年が五十になるまで熟達の域に達しないような芸は、捨てたほうがよいのだ。


「む」+体言 =仮定・婉曲《…としたら・ …のような》
例「思は<む>子を法師になしたら<む>こそ、心苦しけれ」子の場合、「こそ」のまえに「とき」のような名詞が訳されていると考えられる。
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係り結びを除くと、大抵はそうです。

大抵は、というのは、他の意味を呑み込んでいる婉曲があり得るという意味です。例えば推量(と思われるような)・意志(しようと思うような)・適当(のが良いような)などと訳した方が、意味が分かりやすいことは往々にしてある事です。
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