差額地代説というのが良く分かりません。検索してもほとんどなくて困ってます。一応、検索した中で一番分かり易そうなサイトで、
「リカードは肥沃な土地から順に生産を拡大すると仮定。価格は市場(「一物一価の法則」)により最劣等地の投下労働量によって決定される。すると肥沃な土地には余剰が発生することになり、それが地代を形成する。土地の収穫逓減が理論的基礎にある。」
と説明されていました。しかし、全くと言って良いほど分かりません。どなたか差額地代説について教えてください。

A 回答 (1件)

 わたしもよくわかってるわけではないんですが……


 まず前提として、小作人が地主に地代を払って土地を借り、そこで農作物を作り、それを市場で売って生活している、という状況を想定します。
 小作人の労働力が同じでも、肥沃な土地からはたくさんの収穫が上がります。わかりやすくするために、いちばん痩せた土地でできる作物の市場価格を10、いちばん肥沃な土地でできる作物の市場価格を100としましょう(土地の面積、小作人の数、作物の品質はどちらも同じ)。小作人の生活費は5、小作人の利益は1と仮定します。そうすると、痩せた土地の地代は10-(5+1)=4、肥沃な土地の地代は100-(5+1)=94、となります。このように、小作人の取り分(労働投入量+一般利潤)が決まっていて、それと土地の生産力との差(=超過利潤)が地代になる、というのがいわゆる「差額地代」の考え方です。だから肥沃な土地ほど地代は高くなる、ということですね。
 で、これじゃ稼ぎが少ないからというので、小作人の数つまり労働投入量を倍にしても、収穫は倍になるわけではありません。土地の生産力の限度で頭打ちになりますから、そこから先はいくら小作人の人数を増やしても、一人あたりの収穫量は逆に減っていってしまいます。これが「収穫逓減の法則」ですね。
 リカードとマルクスで少し考え方が違っていたと思うんですが、差額地代論の基本はこんなところだろうと思います。わたしも考え違いがあるかもしれませんが……その場合は、すいません。
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この回答へのお礼

丁寧な解説で、非常に分かり易かったです。ありがとうございました。

お礼日時:2001/07/19 23:46

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収穫逓減の法則がイマイチ理解できません。「非連続の時代」という本に「ある一定量に達すると利益率が必ず下がる収穫逓減の法則に支配されている・・・」とありますが、なぜある一定量になると利益率が落ちるのですか?よろしくお願いします。

Aベストアンサー

今年は秋刀魚が獲れすぎで
卸価格が暴落してるそうじゃない。
単純に言えばそういうことでしょ。

本当は、近代経済学の前提に
市場の最適配分とかがあるらしいんだけど
それはとりあえず置いておいたとしても
需要と供給の関係を考えたとき
需要に供給が追いつかないのとき=モノ不足のときは
モノはガンガン売れるが
供給が需要を超えてしまう=モノ余りのときは
価格を下げないと売れない。
この、供給が需要を上回ってしまうときが
ある一定量、ということでしょう。

でもね、経済のグローバル化が進行している現在は
逆の現象=収穫逓増の法則ってのもある。
大企業グループの「一人勝ち」ってヤツ。
あるいは、シリコンバレーみたいに
たまたまIT系のベンチャー企業が集まったら
その一帯がブランド化し、経済的に強くなってしまったとか。
別にシリコンバレーなんて彼の地の例を出さずとも
最近の池袋みたいに、ラーメン屋の出店ラッシュで
ラオタがどんどん集まって来ている、とか。
そりゃ、そのうち廃れる店も出てくるでしょうが
その前に、エリアから外れた店が潰れやすくなる。
パワーゲームの時代では逆=収穫逓増だそうですよ。

今年は秋刀魚が獲れすぎで
卸価格が暴落してるそうじゃない。
単純に言えばそういうことでしょ。

本当は、近代経済学の前提に
市場の最適配分とかがあるらしいんだけど
それはとりあえず置いておいたとしても
需要と供給の関係を考えたとき
需要に供給が追いつかないのとき=モノ不足のときは
モノはガンガン売れるが
供給が需要を超えてしまう=モノ余りのときは
価格を下げないと売れない。
この、供給が需要を上回ってしまうときが
ある一定量、ということでしょう。

でもね、経済のグローバ...続きを読む

Qリカードの比較生産説のこの問題をおしえてください。

経済学を勉強したてでこの問題をおしえてくださいm(_ _)m

次の表はA国B国において、
とうもろこしと自動車を1単位生産するのに必要な労働力を示した物である。

A国 とうもろこし100 自動車50
B国 とうろこし30 自動車20

表よりB国は(ア)に絶対優位をもち、またとうもろこしに比較優位をもつのは(イ)国である。
またA国とB国が比較優位のある財に生産を特化し貿易をおこなうには
価格比率が(ウ)から(エ)の間になければならない。

以上です.
自分でわかったことは
(ア)にはとうもろこしと自動車が入り、

A国100/50=2 B国30/20=1.5ということで、
A国は自動車に比較優位があるので、
ですので、(ウ)(エ)には1.5と2が入ります。

ここで(イ)にはBが入るのでしょうか?
答えが自動車とあるのですが、これは答えが間違っているのでしょうか?

以上です.
どうぞよろしくお願い致しますm(_ _)m

Aベストアンサー

>(#1ではなぜか 3 単位になっていたけれども)

俺は一体何をやっているんでしょうねorz

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リカードの比較生産費説では、A国、B国、それぞれ自国での比較生産費の小さい財を輸出して、大きい財を輸入することで両国の経済的利益が増加するとしていますが、両国の比較生産費の小さい財が同じ財の場合(バッテイングする場合)はどうなるのでしょうか?

Aベストアンサー

> 両国の比較生産費の小さい財が同じ財の場合

というのは、比較生産費説ではなく、絶対生産費説になります。

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比較生産費は、a_{i1} / a_{i2} と表すことが出来ます。もし
a_{A1} / a_{A2} < a_{B1} / a_{B2}
ならばA国は1財に比較優位を持ち、B国は2財に比較優位を持ちます。したがってA国は1財を輸出し、B国は2財を輸出することで両国共に経済的利益(厚生)が増加します。また、もし
a_{A1} / a_{A2} = a_{B1} / a_{B2}
ならば、両国とも輸出も輸入も行わない(行っても厚生は向上しない)ことになります。

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1.impact on national income
2.impact on labor
3.impact on wages
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Aベストアンサー

 こんにちは。ご参考までに。

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引用部分:上記書籍の21頁

2.貿易を行う二つの国で、それぞれ生産を比較優位産業に特化するため生産要素(労働力)は比較劣位である産業から比較優位である産業へ移動する。

3.わかりません。

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高校生ですが、リカード 比較生産費説というのを
わかりやすく説明していただけませんか。
よろしくお願いします。

Aベストアンサー

保護関税などをなくして自由貿易を実行した方が有利であることを説明するためにリカードウが用いた議論です。二つの国が貿易をせずに、自国内で2種類の製品を製造していたとします。仮にどちらかの国が2種類の製品両方において生産性が劣っていたとしても、「比較優位」を持つ製品の生産に専念し、互いに貿易を行った方が、貿易を行わないままでいるよりも両方の国にとって得になる。これが比較生産費説のポイントです。「比較優位」というのが説明しにくいので、リカードウの議論を単純化した数字例で解説している下記のページなどを参考にしてください(下の方に比較生産費説の解説があります)。

参考URL:http://yanagi.web.infoseek.co.jp/het03/ricardo.htm


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