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23歳男性です。(実話です)

夢を叶えるとは一体何なんですかね?

※これから長文失礼いたします。いつもの質問形式とは違い、ストーリー形式で書き連ねたいと思います。申し訳ありません。
じれったい方、長ったらしいと思う方、読むのが嫌いな方はスクロールして飛ばすか、この質問の閲覧を控えてください。貴重な時間を無駄にするだけです。
それでも「長すぎ」と文句を垂れるコメントを書かれる場合は、返信面倒くさいので無視することにします。ご容赦ください。






とある知り合いのAさん(男性、30歳)とのやりとりです。

「『夢なんか叶う訳がない』ってほざく奴ってさ、自分の夢を追いかけるのを諦めたドチキン野郎だよな」
「何でそう思うんですか?」
「そういう奴は基本ね、最初は勢いがあっても結局途中でやけになって投げ出すことが多いんだよ。で、夢を叶えようと努力する奴を貶すことで自分の腐ったプライドを誇示しようとしているだけなんだよ。人の夢を馬鹿にする前にまず自分の夢を叶えてみろってんだよ」
「まあ、わかんなくもないですけど、そういう〇〇さんはどうなんですか? 実現出来ましたか?」
「全然まだまだだね。でも一歩ずつ確実に進んでいる気がするよ。登山と一緒。ゴールは絶対に動かない。ちなみに俺は、身体が真っ二つに斬られても夢は諦めないけどね」
「確か、小説家になってでっかい賞を取ってド派手にデビューを飾るんでしたっけ?」
「そうだよ。一人でも夢を叶えられるところを世間に見せつけて、親を含め今まで俺の夢を否定してきた奴らをギャフンと言わせて土下座させてやる」
「否定? 『お前の小説なんかクソだ!』とか言われたんですか?」
「悪口いわれる方がまだマシだよ。俺が一番嫌いなのは、もらっておいていつまで経っても読まない奴のことだね。頂戴って言ってきたのはあっちなんだぜ? あれは小説を書いている人に対する冒涜だわ」
「でも小説って結構読むのに時間がかかるじゃあないですか」
「一週間とか一ヶ月ならまだしも、半年経ってもまだ読んでないんだぜ? おまけに『読んでみた?』と聞いても『ごめ~ん忙しくてさ』って言い訳するし。マジで本当にぶん殴りたくなったわ」
「でも本当に忙しかったかもしれないですし」
「じゃあ訊くけど、あなたは24時間365日忙しいのか? そんなわけないだろ? 10分とか1時間ぐらい暇なときぐらいあるだろう?」
「そういわれてみれば確かにそうですけど」
「そのこともあって、『読ませて』って要求されても「本屋に行って買って読んで」って言うようにしてる。そんないつ裏切るか分からない奴に貴重な原稿を無料で読ませるわけにはいかないからね。小説家舐めるなって感じ」
「僕は小説をあまり読まないので要求はしませんけどね。っていうか、そもそもどうして小説家を志すようになったんですか?」
「俺が大学生の頃、好きな映画を観ながら『やっぱり映画監督って凄いよなあ。俺もこんな大作作りたいなあ』と感銘を受けたのよ。でも俺には映画を撮る技術は無いし、じゃあ別ベクトルで漫画にしようかと考えたけど、恥ずかしいことに棒人間しか描けないし……だったら文字で勝負してやろうじゃあないか、ってなってそれから小説の書き方を徹底的に研究して書き始めたんだ」
「そうなんですねえ。それで、実際に読んでもらえたんですか?」
「一応積極的に宣伝するつもりで色んな人にデータとして渡したんだけど、結局真剣に読んでもらったのは当時のゼミの先生二人だけかな。あとは出版社にも送ってそれなりの評価を得たけど、今考えてみるとお客様欲しさのためのお世辞だったんだなと思ったね」
「なんせ今は出版不況ですからね」
「そうなんだよな。一躍脚光を浴びるには大賞を取って注目してもらうしかないんだよ、このご時世」
「芥川賞とか直木賞とかですか?」
「それも取るつもりだけど、俺が今一番取りたいのはSF大賞かな。今執筆しているのはSFものばかりだし。ちょっとホラー要素も入っているけど。ハハハ」
「壮大な目標ですね」
「目標は空に浮かぶ雲より高く設定しないとつまらないからな」
「僕思うんですけど、小説の執筆って無から何かを生むというかなり大変な作業だと聞いたんですけど、〇〇さんは途中で飽きたりしないんですか? 中にはネタ切れでノイローゼになって自殺してしまう人もいるみたいですし」
「全然。だって書けば書くほど楽しいし、アイデアが源泉のように湧き出てきてそれが余計楽しく感じてしまうから。どうして頂いた命をそんな簡単に投げ出せるのかね。理解不能だわ。常にネタをストックしておけばいいのに。俺なんかあと100作ほどのラインナップが待っているのにさ。なので、自殺なんて考えている余裕はありません」
「凄いですね。本当に小説を書くのが大好きなんですね。尋常じゃない執念を感じます」
「俺は今までの人生で数えきれないくらいのことを諦めてきたからな。勉強も彼女も友達作りも結婚も……だからせめて、夢だけは絶対に実現させたいなと思って」
「もし実現できなかったらどうするんですか?」
「実現できなかったら? 死ぬ」
「ええ! 急に、暗いですね」
「勿論自殺とかじゃあなくて、100作も書き尽くした頃には80、90のクソジジイになっているだろうから、正確に言えば静かに死を待つって感じかな。まあでも人生何が起こるか分からないから、万が一のために遺書も用意してあるよ。常に持ち歩いてるわ」
「え、遺書ですか? もうこれから死ぬみたいな感じじゃあないですか!」
「お前だって、自分が1時間後後何してるかなんて想像つかないだろ? もしこの後巨大地震が来て瓦礫の下敷きになって即死したらどうするの?」
「その時は……その時考えます」
「マジで人生舐めすぎ。後悔しても知らないからな。忠告はしたぞ」
「出来る範囲で気を付けるだけです」
「あっそう。じゃあ、俺もう帰るわ。明日仕事早いし、何より執筆作業が溜まっているので」
「分かりました。頑張ってください」
「必ず俺の名前を世間に轟かせてやるからな。見てろよ」
「あ、はい。それでは」

それから三か月後、久しぶりにAさんに会おうとサプライズで彼の家を訪ねてみたところ、郵便ポストに緑のテープが貼られてあった。空き家であることを示していました。
どうしたんだろうか、と思い悩んだ末に電話をかけて引っ越し先を聞き出そうとしましたが音信不通でした。
ますます気になったので共通の知り合いに電話してきいたところ、Aさんは一ヶ月前に既に亡くなっていたのです。心不全でした。
つまり最後に会ってからその二か月後に逝ってしまったということになります。享年30歳。
元々心臓が弱いと聞いていて、小さい頃から入退院を繰り返していました。それもあってか、人に迷惑をかけるだけだから、と言って彼女どころか友達も作ろうとしなかったらしいです。自宅で発見されたときもパソコンで作業しているような姿勢だったと。
まさかこのタイミングで……とショックを受けました。あんなに夢に必死だった人が突然……あまりの衝撃で言葉になりませんでした。

もしかしたら世間は、Aさんのことを「自分の健康に目を瞑って夢のために死ぬなんて。本当バカだな」と軽蔑するかもしれませんが、私はとてもそうは思えず、寧ろ「夢を追いかける」とはこういう人のことを表すんだなと改めて思いました。
「何があっても夢は諦めない」ということをAさんの生きざまから学びましたが、いざ自分の命が懸かる状況になったとき、それでも夢を追いかけられるかって聞かれたら躊躇ってしまいそうだな……

本当、夢を叶えるってなんなんですかね。

長文失礼致しました。

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A 回答 (5件)

夢は、生きる意味だと思います。

正確に言えば、夢を叶える過程こそが、充実した人生を過ごせるんだと思います。夢を叶えること自体に意味なんてないんだと思います。夢を叶える過程に意味があるのではないのでしょうか?
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そうだね

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夢とか愛とかって耳触りのいい適当で優しく響く言葉ですけど…


口に出してるだけの戯言。
結局、行動するかしないかだけ。
行動しないヤツは夢も愛も掴めない。
ずっと負け犬のままですわ。
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とても興味深く読ませて頂きました。



半世紀以上も生きてると人生について考えたりします。
本を読んだりしていろんな意見や説に触れたりもします。
その結果、「人生って、結局は経験そのものを楽しんだらそれでいいのだ」と思うようになりました。
辛いことも苦しいことも含めて経験を楽しみ、且つ「愛」というものを学べたら更にいい、と。
人生の意味はその長さでも成果でもないのだと。

Aさんは「夢を叶える」というテーマに沿うことが生きる活力だった。
SF小説を書くのが、アイデアが溢れてくるのが楽しくてたまらない。
30の若さで終えようが小説家として名を残せずに終えようが、そこじゃない。
いかに日々を楽しんで過ごせたかに意味があるのだと。

肉体を失い魂のみとなったAさんは思ったんじゃないかな、と私は想像しました。
「俺は人に対する反骨精神も夢の実現のための活力にしてたけど」
「そこはもう少し柔らかい解釈でも良かったかもしれないな」
「自分は夢を叶えるのが人生の最大のテーマだと思っていたけど」
「こうして魂となってこの世を俯瞰して見ると、それぞれテーマは違っていて当然なんだよなあ」
「俺の小説人生を他人にまで押し付けてはダメだったよなあ」
「小説を書くには、実際の身の周りの人間に対する愛がまだまだ足りなかったかもしれないなあ」

>夢を叶えるって何なんですかね

夢を叶えるという要素が必要な人もいればそうじゃない人もいる。
それだけのことじゃないでしょうか。
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拝見いたしました。


ご質問は
「夢を叶えるってなんなんですかね」
とのことですが、私はAさんに関して「リアルの夢」とは無関係と感じました。
この方は自分のアイデンティティーを守るため、こう言わざるを得なかったと想像します。
夢とは違うような…

何となくですが、Aさんは質問者様でなく他の方であれば会話は変わったのでは?
その意味では、質問者様はその方に信頼されてはいたけれど、弱味を見せられない、本音は吐けない相手だった。

Aさんの夢はSF大賞を取ることでは無い。

質問者様がAさんの生き方、特に死に様に衝撃を受けたようですが、

>いざ自分の命が懸かる状況になったとき、それでも夢を追いかけられるかって聞かれたら躊躇ってしまいそうだな……

それは問題無いと思います。
Aさんが「夢」と言うSF大賞の受賞は間接的な「目標」じゃないですか?
数値、言葉、具体的に示すことができる対象ばかりじゃ無いと思います。

Aさんの夢は、
>親を含め今まで俺の夢を否定してきた奴らをギャフンと言わせて土下座させてやる

です。
そもそも芥川賞と直木賞は性格が違うし、過去に両方を受賞した作家はいないはず。
素人相手にしても風呂敷を広げすぎでは?

>『夢なんか叶う訳がない』ってほざく奴ってさ、自分の夢を追いかけるのを諦めたドチキン野郎だよな

不安に押し潰されそうな自分自身を奮い立たせる、自分への言葉。
質問者様がいたからこそ口にした、一人なら言わ(え)ない。
そもそも人生30年しか経験していない尻の青い人間に他人の心がどこまでわかるのか?
 
失礼ですが、自分に負担をかける思い込みでしかなく、この流れでは自分の目指す夢は追えないと思います。
ただ、、、
この方はこの選択しか無かった。
それだけです。
人生はいろいろです。
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