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歯科で入れ歯の素材として使われている熱硬化性アクリルについて質問です。
・耐水性に関して
熱硬化性のアクリル樹脂が現在メインで使われています。
歯科業界では熱硬化性アクリルは水につけておかないと劣化や変形すると言われていますが、これは脱水?が原因なのか、未重合のモノマーが流れ出すのでスカスカになり割れてしまうのを防ぐために水に入れるのかどういった理由で水に入れるのでしょうか?

すべての樹脂、加水分解するので水が厳禁だと思っていましたので調べてみましたが熱硬化性樹脂について製品としての利用時のことが見つけられませんでした。

熱硬化性アクリルは水に浸けとかない方が良いと聞きました。


宜しくお願いします。

A 回答 (1件)

回答が付かないのは


<歯科で入れ歯の素材として使われている熱硬化性アクリル・・
熱硬化性のアクリル樹脂が現在メインで使われています。>が原因で
無いでしょうか。
<熱硬化性のアクリル樹脂>→「熱可塑性のアクリル樹脂」が
正しいのではないでしょうか。

「熱硬化性、アクリル、樹脂等」で検索しても塗料関連以外は何も
引掛かりません。
反面「熱可塑性、アクリル樹脂、歯科治療」では多数のサイトが見つかります。
その様なサイトの内で、歯科医療に触れていたものを紹介します。
ドイツ語のWiki、
https://de.wikipedia.org/wiki/Polymethylmethacry …
です。訳文は拙訳です。
(冒頭)ポリメチルメタアクリレート(短縮PMMA、アクリルガラスとも)は
透明な熱可塑性合成樹脂である。
<Polymethylmethacrylat (Kurzzeichen PMMA, auch Acrylglas) ist ein
transparenter thermoplastischer Kunststoff.>

PMMAは例えば歯科医療では不可欠なもので、義歯として使用されている。
この為に合成樹脂は酸化チタン、各種の酸化鉄又はアゾ顔料の様な様々な
無機および有機顔料で着色され、代表的なピンク色となる。それは透明な形で
バンデージスプリントに使われる。合成樹脂は自由に混合され熱と圧力が
加えられ硬化される。活性剤を加え、外部圧力や温度上昇無しで重合させる
こともできる。
<PMMA ist z. B. unentbehrlich in der Zahnmedizin, wo es für Prothesen
eingesetzt wird. Hierfür wird der Kunststoff mit verschiedenen anorganischen
und organischen Pigmenten, wie z. B. Titandioxid, verschiedenen Eisenoxiden
oder Azo-Pigmenten eingefärbt, so dass die typische rosa Farbe entsteht.
In durchsichtiger Form wird er für Verbandsschienen eingesetzt.
Der Kunststoff wird frei angemischt und härtet unter Hitze und Druck aus.
Es können auch Aktivatoren zugesetzt werden, die eine Polymerisation
ohne externe Druck- und Temperaturerhöhung ermöglichen.>


<耐水性に関して>ですが、PMMAは比較的吸水性の高い樹脂で、0.2~0.3%の
水分を吸います。しかし、水に対しては極めて安定です。水族館の樹脂ガラスが
PMMAであることを考えると、何らの影響も無いものと考えられます。

<歯科業界では熱硬化(可塑性)性アクリルは水につけておかないと劣化や
変形すると言われていますが、>ですが、妙な話です。
誇張された話ではないでしょうか。水中では光線が吸収されます。それで
光による劣化(水は冷たいので温度による劣化も)が原理的には防止されます。
しかし、紫外線は1mの深さで僅か2%程度の減少、温度は高々10℃(反応速度
は約1/2にはなるが、元々ゼロに近い)です。
変形は吸水率0.3%とすると、乾燥させると寸法変化はその立方根で約0.1%です。
これが歯科業界では大きいとされるのか小さいのかは入歯の無い私には判りません。

<未重合のモノマーが流れ出すのでスカスカになり割れてしまう>
こんな物が歯科材料として認可されるはずもありません。

もう一度、問題点を整理して質問される様にお勧めします。
最初質問を見た時に<熱硬化性アクリル樹脂>?????!!!!と思い、
回答が付かないので、老爺心から書きました。元樹脂材料専門家です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

仰る通り熱硬化性のアクリルなんて歯科業界に関わるまで知りませんでした。

しかし熱硬化性の加熱重合させるアクリルが存在し、熱可塑性アクリルと区別され、保険点数も違うのです。熱硬化性アクリルの方が一般的です。
熱硬化性アクリルは粉と液を混ぜて型に流し込み、煮沸して重合させます。
表記もPMMAです。
熱可塑性のアクリルの場合はペレット状で、溶かしてショットします。

また未重合モノマー、残留モノマーとがあり、熱可塑性アクリルの比ではないです。
それにより、唾液や食事を吸収し、臭いが着いたり変色したりします。熱可塑性アクリルより顕著です。
ですので保険適応期間は6カ月で半年毎に入れ歯を作り直しても保険適応出来ます。
熱硬化性アクリルは外して洗った後は水に浸けておくよう推奨されています。これは未重合モノマーが流れ出すのをごまかすためではないかと思っています。


こんなものが口腔内で使われているとは!?と回答者様のように初めは驚きましたが実際使われています。


食品衛生法で認可されていない素材も薬事法が通っている場合もあります。

お礼日時:2018/07/21 19:52

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