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国際リニアコライダーの誘致は不可能だと思いますか?日本経済新聞がネガキャンをしているそうです。
経世論研究所所長の三橋貴明氏がブログで「チャンネル桜「日本よ、今...「闘論!倒論!討論!」 【討論】日本が危ない!Part① パチンコとIR[桜H30/7/28] 」に出演しました。



さて、日本経済新聞が珍しく(初めて?)国際リニアコライダー(以下、ILC)について報じています。


もちろん、論調は”ネガティブ”。事実上のILC反対論です。


『「ビッグバン」再現の新型加速器、日本誘致に壁
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO33491590X20 …
宇宙誕生の謎に迫る次世代巨大加速器「国際リニアコライダー(ILC)」を国内に誘致する構想の雲行きが怪しくなってきた。日本学術会議が議論を本格化し、それを基に文部科学省が年内に誘致に名乗りをあげるかどうかの結論を下す。ただ厳しい財政状況の政府は容易にゴーサインを出せない。実現には「2つの壁」が立ちはだかり予断を許さない状況だ。
ILCは地下のトンネル内で電子と陽電子を光速で飛ばしてぶつけ、138億年前のビッグバンに近い高エネルギー状態をつくる。万物に質量を与えるヒッグス粒子を生み、崩壊する様子を詳しく調べることで、物質や宇宙の起源を探る。(後略)』


日経が「壁」と表現しているのは、一つ目はもちろん「ザイセイガー」。





後略部で、日経は、


『問題は予算だ。仮に学術会議が誘致にゴーサインを出した場合も、日本の既存の科学技術予算の枠内では建設費などの負担金を捻出できない問題がある。他の科学技術プロジェクトにしわ寄せが行くのは確実だ。』

と、書いているのです。


まさに、プライマリーバランス発想!


なぜ、既存の科学技術予算を拡大する。あるいは、ILCと他の科学技術プロジェクトを同時並行的に進めるという発想にならないのか。


いや、もちろん財務省の手下である日経には、科学技術振興が理由であろうとも「予算拡大」という記事は書けないのでしょうが。


しかも、骨太の方針2018に、

『中長期の視点に立ち、将来の成長の基盤となり豊かな国民生活を実現する波及効果の大きな投資プロジェクトを計画的に実施する』

と、書かれているわけです。


ILC以上に、上記の条件を満たすプロジェクトは、他に思い当たりません。ILC建設は、骨太の方針2018に「沿っている」のです。


ちなみに、以前も書きましたが、野村総合研究所の試算によると、ILCは建設・運転の計30年間で、日本全国に4.3兆円の経済波及効果をもたらします。


ところが、日経は経済効果については一切、書いていません。


単なる「金食い虫」という印象を与えたいのでしょう。


二つ目の理由として、日経は「科学的な意義を問う声が根強く残る」と、実に抽象的な話を上げています。


しかも、


『新粒子発見など研究者の誰もがノーベル賞に値すると太鼓判を押せるだけの成果が出る可能性は極めて低いというのが関係者の見方だ』


と、実にさもしいことを書いているわけです。


そもそも、科学技術の研究や実験施設で、事前に成果を確定できるはずがありません。あるいは、成果が出るとして、「いつ、出るのか?」など、誰にも分かりません。


それでも、「人類の進化」のために、今、科学技術におカネを支出する。これが、過去の人類文明を発展させてきたわけですが、日経に言わせると「成果が確定しないなら、カネ出すな」となってしまうのです。


繰り返しますが、何とさもしい・・・。まさに、衰退途上国日本を象徴する考え方だと思います。


チャンネル桜の「討論」にもありましたが、我が国は相も変わらずグローバリズムのトリニティから脱することができず、「雇用」「経済効果」「民間投資」を言い訳に、カジノ解禁に踏み切りました。何と、さもしい国なのか。


ILCは、長引くデフレで「さもしい国」に落ちぶれた我が国の「向き」を変える転機になると思うのです。」と述べています。

https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-123940 …

A 回答 (2件)

役人が”人件費”を計算できないのと似たようなものに、科学者が”費用”を計算できないというのがあって、なんでもかんでも”やろう”とするところがあります。

ところがご存じのとおりその費用は国から出ていて、つまり税金で集めた金が使われるわけですから”やる”だけお金が出てくるとはいきません。科学に使える国の予算、つまり税金は限られているわけです。広い視点を持てば、科学に使う費用より社会保障や子供を守る児童相談所の(計算できない)人件費に回すべきだという意見や、そもそも借金して予算としてるのだから借金を減らすのが先だという意見と、それらと戦って金を獲得しなければならないということを、予算を獲得するという仕事をするようになって初めて科学者は分かったりするのです。
米国のSSCの話も出ていますが、今でも政治家が『火星に人を送ります♪』と言って票集めのためにやってることのせいで、多くの天体観測や環境調査・保護などの科学予算が削られています。

ILCに戻して、これは当初CERNを超えた高エネルギー領域を探るという目標を掲げていたのですが、CERNの加速器が改良されてそのエネルギー領域を超えて探れるようになってしまいました。逆にILCは、建設予算獲得のためにターゲットのエネルギー領域を下げて、安く建設できるようにして、なんとか作ろうとしているわけですが、当然そこはCERNで調べられた領域になるので新粒子の発見などは期待できません。『たくさん実験できるから、何か見つかるかもしれない』ってのが、かろうじて残っている建設理由なわけですが、すでに「作る意味あるの?」って言われるレベルのものになっているわけです。

ダムとかもそうですが、一度(誰か昔の役人が)作ると決めたら、計画を変更したり中止したりするのが面倒だから、何も考えずに作るってのが役人のよくやる仕事なわけです。治水のためのダムが、治水が必要なくなってもダムは作られるわけです。ダムは減らそう・なくそうというのが世界のトレンドになっても、半世紀以上も前に決まったことをもって、いまだにダムを作り続けている。ILCも同様のものでしょう。
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残念ですが三十年以上前米国がSSC(superconducting super collider)計画を発表したとき、米国科学界は総力を挙げて潰しにかかりました。

もちろんこいつが米国科学予算の半分を毎年食べてしまう、バケモノだったからです。結局現在米国には直線加速器しか無く、円形加速器は日本の高エネルギー物理機構のものとCERNのものしか存在しません。さらに日本の装置は東日本大震災の時ダウンした経験があるのです、それも二重のダウンで、加速器が歪んだために光軸がずれたのは小さい方で、こいつはなんとメルトダウンした東京電力の福島第二発電所の四基の原発のうち一基の電力全てを使って運転されていたのです。ですからあなたが問題にされているILCもそれとほぼ同じかさらに巨大な電力を必要としています。現在物理学の先端はこんなところにはありません。加速器科学は黄昏れています。
宇宙を眺めていた方が多くの情報が得られるからです。日本の物理学サイトでもこいつはほとんど相手にされていません、投資に見合った結果を出す新しい理論が無いからです。あなたの感想とは全く逆に財務省はデカイものを作るのが大好きです、他の科学予算は外から見えないからです。それが財務省の土建屋体質で、私は旧通産省でそれに散々悩まされました。
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