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電動機のELB→電磁開閉器→サーマル→電動機の系統についてですが
ELBで過負荷トリップするのにサーマルでも過負荷トリップ必要でしょうか。
教えて下さい。

A 回答 (5件)

ELBをMCB(配線用遮断器:ブレーカー)と解釈して説明します。


電動機回路のMCBは電路(配線・機器)の短絡時の保護を目的に設置されます。
配線の保護とは、配線が短絡した場合に、極く短時間に回路を遮断し、配線の再使用を可能にすることです。
機器の保護とは、電動機等が内部短絡などした場合、上記と同様、短時間に回路を遮断し、機器のそれ以上の損傷を防ぎます。
(機器の短絡そのものを防ぐ機能はありません。)
また、MCBは電動機の始動電流による誤動作を防ぐため、過電流程度では動作しない定格電流のものが選定されています。
このMCBが動作しない過電流部分をカバーして保護するのが、過電流保護装置(一般にはサーマルリレー)で電磁開閉器に組み込まれています。
この過電流保護装置は、電動機回路には必ず設置するように、電技解釈で定められています。
この短絡保護と過電流保護の二つの機能を一つにまとめたものが、電動機保護兼用配線用遮断器(モーターブレーカー)です。
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MCBは短絡に近い過負荷(過電流)でも動作しますが、その前にサーマルが動作するように協調が取れているのが一般的です。


サーマルが動作する前の極く短時間に、短絡に近い大電流が流れてMCBが動作しても、電路は保護されるわけですから、問題ないと思います。
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通常のブレーカーでは、明確な電動機保護が出来ない為です



電動機は始動時に突入電流で定格電流の17倍が瞬時に掛かり
それから6倍の電流が約10秒間流れます
ですから、ブレーカーはその始動電流に耐えうる性能を持つ必要があります

厳密に言えば通常のブレーカーでは、電動機の過負荷を保護する性能は持ち合わせていません
(もっとも、モーター保護に特化したモーターブレーカーなんてのもありますけどね)

ブレーカーの主な役割は、短絡事故が起きた場合の上流への波及防止と
電路の安全確保(ブレーカーを切っておけば下流へは電気が流れず安全に点検が出来ます)と
後は、漏電遮断器なら、漏電の監視ですね

モーターの過負荷保護には、サーマルリレーを使うのが定石です
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負荷状況の時間的要素もあるかと考えます。

(瞬時&負荷使用率と電流の関係も)
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協調曲線で調べましょう。

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