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原発事故以来太陽光や風力といった自然エネルギー発電が大きな話題になっています。日本政府は当初コストがかかるからダメと言っていましたが、海外では近年大幅に低コスト化し一番安いエネルギーとも言われています。そしてドイツを始め欧州では自然エネルギー発電が主流になっているようです。
ところで分からないのですが、自然エネルギー発電は発電量が天候や昼夜で大きく変動し、巨大なバッテリーにでも蓄えないと発電の主流にはならないと思うのですが、実際にはどうしているのでしょうか。欧州では国と国の間で電気の売買ができますが、島国の日本ではそれも難しいでしょう。

A 回答 (6件)

フレキシビリティ電源だそうです。



ヨーロッパの多くの国では、原発や化石燃料で一定量の電力を確保するという
「ベースロード」から、まずは自然エネルギーを最優先し、
でこぼこの部分はありとあらゆる手段で柔軟に需給を調整していこうという
「フレキシビリティ(柔軟性)」へと考え方が変わってきています。

たとえば、気象のビッグデータやスーパーコンピューターの技術を使って
風力・太陽光発電の変動をリアルタイムに予測する。
水力・揚水発電を蓄電池として利用したり、ほかの地域から
自然エネルギーを融通し合って供給を調整する。

産業界と連携してピーク時の電力消費を抑制したり、
家電を省エネ型に切り替えたりするなど、需要側を調整する。
そうした方法を駆使することで、電力の需給は調整できるのです。

 こうした施策によって、デンマークでは風力が電力需要の100%を
超えることもある。

ドイツも2016年5月には、数時間とはいえ自然エネルギー100%の
状態になりました。

もはや、自然エネルギーはお天道様まかせ、風まかせではなく、
充分安定供給が可能であることが証明されているのです。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。

国も重い腰を上げて自然エネルギー発電もベースロードの一角に加えたようですが、欧州に比べるとまだまだの印象ですね。

>でこぼこの部分はありとあらゆる手段で柔軟に需給を調整していこうという
「フレキシビリティ(柔軟性)」へと考え方が変わってきています。

そうですか。常時100%代替は難しいでしょうが、日本ももっと真剣に取り組んで欲しいものです。

お礼日時:2018/08/10 09:19

現在では、自然エネルギーの安定供給は難しいと思います。


災害での原発も問題ですが、洪水の時、パネルはどのようになったのか…疑問に思っています。

安定的に供給が出来、海外に頼らなくてすむのは、問題がありますが、
原発に頼らざるおえません。
もしもの時、火力は燃料を海外に依存しています。
自然エネルギーでは、とても足りません。
また、オリンピックを控え、電力は大量に必要です。原発に頼らざるおえないかと思います。

国防を考えると、さらに、原発は必要です。


未来では、期待したいですね。
安定供給の出来る自然エネルギーを。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。

自然エネルギー発電で主要な電力を賄うのは難しいのでしょうか。

>国防を考えると、さらに、原発は必要です。

日本が核武装する事態だけは何とか避けてもらいたいものです。

お礼日時:2018/08/10 09:27

EU全体で自然エネルギーの推進に取り組んでいますが、特にドイツは積極的ですね。


>実際にはどうしているのでしょうか
ドイツでは、日本の産業技術総合開発機構が主体となって、3社の共同開発によって安定供給に取り組んでいます。
リチウムイオン電池とナトリウム硫黄電池を組み合わせたものです。近年、日中の特定時間帯によっては、電力消費量の約80%を自然エネルギー発電で賄ったという記録もあったそうです。
また、2030年までには、総発電量の50%を自然エネルギーで賄う目標ということです。

>島国の日本ではそれも難しいでしょう。
日本でも、電気事業連合が自然エネルギー発電をしています。法令によりその発電を各電力会社が買い取っています。
まだまだ規模は小さいですが、官民一体で研究が進められていますが、日本はとにかく遅れています。

ちなみに北欧スエーデンでは、100年前からゴミ焼却発電に取り組んでいます。技術進歩により、排気ガスのクリーン化も進んでいます。余熱は周辺自治体住民への暖房供給も行い、非常に効率が良いです。
ゴミが足りないので、近隣国、特にイギリスなどから大量のゴミを輸入しています。輸入と言っても、買うのではなく、引き取り料を貰っているので、その資金で設備投資が賄えるので、非常にコスパが優れていますね。

ところで日本のゴミ焼却はアメリカを抜いて世界一ですが、焼却設備を発電に利用しているのはわずか2%程度で、スエーデンを見習って欲しいですね。
いずれにしても、政府と言うより、国会議員のレベルが低すぎます。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。

>2030年までには、総発電量の50%を自然エネルギーで賄う目標ということです。

日本もそれ位の目標を設定して真剣に取り組めばと思います。ただ安価で大容量のバッテリーが発明されれば100%自然エネルギー発電ということも可能なのでしょうが難しいのでしょうね。

>日本のゴミ焼却はアメリカを抜いて世界一ですが、焼却設備を発電に利用しているのはわずか2%程度で、ーー

そうですか。LNGや原発依存を少しでも減らそうという意識が欠けているのですね。

お礼日時:2018/08/10 09:43

まず、現状では自然エネルギーによる発電量はそれ以外の発電量の1%以下である。


全世界でである。
7年間も大きな話題となっているならこんなことはあり得ない。
自然エネルギーが化石・原子力の代替となることはできないのである。

その理由は自然エネルギーの密度の薄さ、不安定さにある。
散漫なエネルギー分布を集約しようとすればそれだけエネルギーを必要とする。
つまりコストが上がる。
ましてエネルギーを生み出すためにそれ以上のエネルギーを費やすようでは本末転倒である。
不安定なエネルギーを安定させるためにさらに設備投資が必要になる。
太陽光発電なら蓄電池、インバータなどである。
輪をかけてコストがかかる。

環境先進地帯であるはずの欧州ですら、政策に疑問符が投げかけられている。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。

お礼日時:2018/08/10 09:57

政府は核燃料と称した核爆弾作りたいだけ

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この回答へのお礼

日米同盟が破綻したら日本も核武装なんて話になるんですかね。
そうならないことを祈るのみです。

お礼日時:2018/08/09 23:03

そうですね…でも、日本は電化が非常に進んだ国ですから「電力会社が」(ここがミソ‼)本気になれば出来るはずですよね。



実際、小さな規模であれば、太陽光電池で発電した電気は「スマートグリッド」というシステムを構築することで、バッテリーなどに頼らないでも分配・使用が可能です。
電力会社への売電だけが、余剰電気の利用法だけではないということです。

また、EV車を使って代替バッテリーにする方法もあります。
個人単位では、それほどまでに大きな規模にはできませんが、これも数十、数百台と集めるならば馬鹿にはなりません。
実際、営業車などを使っている事業者なら、大きな会社であれば総数としては相当の数あります。

他にも、夏の間の電力で「保冷剤」を凍結させ、次の年にその保冷剤を使っての冷房を行う、ということもできます。
実際に、冬季に積雪が多い地方などでは、冬の間の積雪を使っての冷房を行っているところもあると聞いたことがあります。
それをもっと前進させ、真夏に冷房を使用するときの補助冷媒として使うわけです。
これは昔の「氷室」と同じ発想ですけどね。

アイディアはきっとたくさん出てるんです、多分。
でも、現在の我国の政府は、世界的なエネルギー転換を行っている現在でも「石油主体」の産業基盤を変える気はないようですね。
アメリカと同じようにね。
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この回答へのお礼

早々のご回答有難うございます。

アメリカと違ってLNGや石油だと100%海外頼りだが自然エネルギーなら100%自給できるので最も望ましい電力になるんですが。もっと真剣に取り組んで欲しいものです。

お礼日時:2018/08/09 22:59

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