検察は独自捜査できますが、警察より検察の方がより幅広い事件に法の厳正な執行、運用が出来るということで

検察は独自捜査できますが、警察より検察の方がより幅広い事件に法の厳正な執行、運用が出来るということでしょうか？

警察と検察の違いは警察は第一次捜査機関で、検察は第二次捜査機関(起訴するか否か捜査)であることの他に何がありますでしょうか？

No.1 回答者： tanzou2 回答日時： 2018/08/22 06:27

検察は独自捜査できますが、警察より検察の方がより幅広い事件に

法の厳正な執行、運用が出来るということでしょうか？
　↑
ハイ、検察の方が法に精通していると
思われます。
だから、複雑な経済犯罪などは、検察が乗り出して
くる場合があります。

また、検察官は裁判官に似た身分保障があり、
かつ、
検察を指揮出来るのは法務大臣だけで
法務大臣は、検事総長を通じてしか検察に
関与できません。
それで、検察は警察よりも、政治に対して強い、
中立的だ、と言われており、大物政治家が絡む
事件は、はじめから検察が捜査する場合が多いです。

ロッキード事件で、田中角栄元総理を逮捕したのは
検察でした。




警察と検察の違いは警察は第一次捜査機関で、
検察は第二次捜査機関(起訴するか否か捜査)で
あることの他に何がありますでしょうか？
　　↑
１，裁判官に準じた身分保障があります。
　（検２５条）
２，警察に指示することができます。
　（刑訴法１９３条）
３，一部の事件では検察が第一次捜査機関になる
　場合があります。
４、公訴提起の権限があります。
　（起訴独占主義）
５，国民の代理人として、法廷で被告、弁護士と
　やりあいます。
６，死刑執行に立ち会うなど、執行官としての
　職務があります。