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建設業で昇降機(エレベーターやエスカレーター)の施行を担当する現場代理人?という人に質問です。

私の従兄弟が昇降機の施工管理の仕事をしてます。
現場代理人という立場で現場に昇降機をつけるにあたって必要な物を依頼したり、建築会社と話したりといったことをしてるみたいです。

そこで毎回建築会社と話す際にトラブルというかケンカみたいになるそうです。
無理な工期で終わらせるようにと言われ、それを無理ですといえば理不尽に怒られるというのを言ってました。
そのせいか最近会うと疲れてるような顔をして見てて辛いです。

建設業界で現場代理人という仕事をする上ではこれはよくあることなのでしょうか?

A 回答 (4件)

他の回答者が詳しく説明しているので別な角度で。


建設業は多くの下請け会社が集まって一つの工事をします。
それをまとめる人材が不足してます。
何の作業にどの位の時間が必要か?どんな順序で作業を繋げていくか?
これが工程管理と言います。
これがしっかり計画していればスムーズに作業が進みます。
でも建築期間が長すぎれば損になります。
短い期間で完了することが求められます。
だから担当者間でトラブルが生じるのです。
同じ場所で異なる作業を同時には出来ません。
昇降機が先に完了しないと次の仕事が出来ません。
限られた時間では出来ないことが度々です。
どこの建築現場でも発生しています。
全体を掌握できる人材がいないからです。
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No2です。


建物を作る。とは、何も無い状態から「資材を搬入して」作っていく。ということです。
トラック何台分?の材料で建物は出来ています。その資材は膨大な量です。

資材の搬入方法としては、
 1.工事現場で良く見る、オレンジのクレーン。
    屋根が出来上がっていない現場は、屋上に付いたクレーンを使います。
    クレーンは、上からワイヤーで吊るために、上部に何かあったら、吊る事ができず、
    資材が搬入出来ません。
 2.外部足場(建物の周りに立ってる仮設足場)のエレベーター
    外部の壁の工事の為に、足場が組まれます。その足場にはエレベーターがつけられることがあります。
    そのエレベーターで資材を上の階へと運びます。
 3.本設のエレベーターで資材を運ぶ。
    建物の構造体が最上階まで出来上がったら、まず、エレベーターを先に取り付けます。
    完成したら、資材を上に運ぶ為に使います。
    これが、最も重要です。
    建物の構造体以外は、すべてエレベーターから運ばれた資材で出来ていることになります。
    現場では、「○○時~○○時まで○○業者が搬入の為にエレベーターを使用します」と
    時間割をされているくらいです。

>なぜ無理な工期を押し付けるのでしょうか?
少しでも早く、建物の中の工事を開始したいから。
工事は日程が遅れるのは簡単です。トラブルがあったり、品物が予定通りに搬入されなかったり・・・
しかし、建物の完成日は決まっています。工程の後になればなるほど、そのしわ寄せはやってきます。
エレベーターが完成しない=内装が出来ない。ことになりますからエレベーターの完成日は
建物の完成日に直結する重要事項なのです。

それに、エレベーター工事は、職人がたくさんいれば早く終る。という仕事ではありません。
効率の良い人数が決まっていて、それ以上職人がいても早くは終らないのです。
例えば、「10平方メートルを1mの深さで掘ってくれ」と言われたら、大体5人ぐらいが適任です。
1人あたり、作業するのに、2平方メートルくらい必要ですから。
しかし、「1平方メートルを10mの深さで掘ってくれ」と言われたら、だいたい2人で十分です。
1人が掘り、もう一人が土を持ち上げる。それ以上いても邪魔なだけです。
エレベーターとは、縦長で、繋ぎ合わせる仕事なので、工事する人数がか限られるのです。
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昇降機に限らず、現場監督というものは、「そういうものです」



建築=建物を立てる。
昇降機=エレベーターを付ける。
設備=給水、排水、空調を付ける。
電気=電気配線、照明の全て。
各それぞれのトップが、現場代理人です。
だれの代理人?施主です。

ほとんどは、施主から建築が仕事を受け、その他に発注します。
そして、発注しているから、建物が建たなければ、物が付けられないから、
すべての工程を握っているのが、建築だからの理由で、建築が強いです。
しかし、建築も現場の工程(他の業種の工程など)を考慮して、それぞれの工程を決めています。
もっとも大変です。

正直な話・・・・
昇降機って、エレベーターシャフト(エレベーターがつく竪穴)だけ見てれば良いんでしょ?
建築、設備、電気は、建物全ての場所で、そのような調整が必要です。
建築、設備、電気の代理人からしたら、昇降機は楽だと思う。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。すごくわかりやすいです。
建築的にはエレベーターシャフトだけ見てればいいんでしょ?って考えなのになぜ無理な工期を押し付けるのでしょうか?

お礼日時:2018/08/29 21:59

現場代理人とは建設現場で(法律でその任務を義務付けられ)施工会社を代表して客先と対等に打ち合せをし、工事の進捗・品質・安全などを統括して調整している人です。



もちろん、一人ですべてを行うのは難しく、監理技術者、施工管理=工事主任やその他の業務をする人も同じ事務所に勤めていることが多いです。

原価的には最初の客先の仕様や見積条件との対比もしなければなりませんし、打ち合せによる外注先・下請けの建設会社の折衝も生まれてきます。=会社の幹部や別の部門がサポートしているところもあります。

喧嘩はともかく工事の難度や問題点の焦点はその都度変わってきますので、気の抜けない所です。概ね、どこの会社の人も忙しい職種の部類に入るでしょう。
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