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長塚節の「ゆく春」の中の次の短歌の意味がよくわかりません。

春畑の桑に霜降りさ芽立ちのまだきは立たずためらふ吾は

おわかりの方は教えてください。

A 回答 (3件)

「さ」


時期的に早く若々しい、という意味の接頭語。

「芽立ち」
動詞・名詞両方あるようですが、ここでは名詞でしょう。
草木から出た(ばかりの)芽のこと。

「まだ」
未実現を意味する副詞。

「きは立たず」
周囲のものとはっきりした違いがあって、ひときわ目立つ。
という意味を持つ動詞「際立つ」の否定形。
「際立っていない」という意味。
以上は大辞泉を参照しました。

「春畑の桑に霜降りさ芽立ちのまだきは立たずためらふ吾は」
早春の桑畑に霜が降り、出たばかりの新芽は(寒さのせいで)まだ、はっきりと目立つほどの成長を遂げてはいない。その芽のように、新たな年度から始まる事柄に対して思い切った一歩を踏み出せないでいるのだ、この私も。
といった意味ではないかと思います。
今は委縮している状態ですが、芽というのは計り知れない可能性を秘めているもの。
その芽を自分の比喩として使っている。
自らの中にあるはずの可能性に対する自負もあればこそ、ある種の怖れを含んだ希望、期待の感覚を詠んだものなのでしょう。

因みに、
「まだき」
ある時点に十分達していない時。早い時期。副詞的に用いられることが多い。
https://dictionary.goo.ne.jp/jn/208280/meaning/m …
という言葉だという解釈もあるようですが、その場合、「は」はどういう意味で使われていることになりますかね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
「まだき」にこだわっていたので予想もしていない視点にびっくりしています。
よく考えさせてください。

お礼日時:2018/09/01 20:41

ずいぶん説明を必要とする歌です。

「春の桑畑に霜が降りそのためまだ芽吹くことができないでいるように、わたしは心の中の思いをまだ決断できないでいることだ」早春の朝はまだ温度が低く、空気中の水蒸気が凍る状態で「霜」が置かれ、それが邪魔で桑の木もまだ完全に芽を伸ばすことができないでいるという状態を、短歌の技法でいう「序詞(じょことば)」として使用し、自らの心中を表した歌です。
 桑の木は「養蚕」に欠かせない樹で、絹織物に利用する繭を作る蚕(かいこ)に食べさせるための葉をつけます。昔は農家の副業として「養蚕」は重要なので、畑を作って植えられていました。秋近くなると桑は紫色の実をつけます。古い童謡に「桑の実」が出てきたりいますね。

 「さ芽」の「さ」はおそらく「接頭語」の「さ」で、「早乙女」(さおとめ)「早苗」(さなえ)と同じものでしょう。一種の「美称」ですね。「まだき」は「いまだし」からきた「まだ~しない」という状態です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
「まだき」は「いまだし」からきた「まだ~しない」という状態で、「わたしは心の中の思いをまだ決断できないでいることだ」という説明はとても意味がすっきりするのですが、私の辞書では「いまだし」は形容詞シク活用になっているので「まだき」は「まだしき」になると思うのですが、どこか勘違いしているのでしょうか。

お礼日時:2018/09/01 20:06

春畑の桑に霜降り、


春なのに桑畑に遅霜ということでしょう。

さ芽立ちのまだきは立たず、
桑の新芽の芽立ちは、季節に先走って芽が出ることはない。
「さ」は小さな物への親近感を表す美称、「芽立ち」は芽が出ること、「まだきは」は時期尚早の意で、ここは副詞的に用いられています。

ためらふ吾は、
自分もそのように出発の時を躊躇っている。倒置法で強意。

人生への門出を期しながら、決意が揺れる繊細な青春の情、とでも言いましょうか。
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この回答へのお礼

早速の回答をありがとうございます。
よくわかりました。
長塚節にNo.2の回答者さんのように「思いをまだ決断できないでいる」焦り・苛立ちのようなものを読み取ろうとしたので「まだき」が「時期尚早」の意味だと作者の心中に少し時間的ゆとりが感じられてしまうのですが、同じ「ゆく春」の連作の最後の歌が「おもふこと…かゆれかくゆれ心は止まず」とあるので、「決意が揺れる繊細な青春の情」を詠ったものと解釈すればしっくりします。

お礼日時:2018/09/01 20:05

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(#13)
1.
>「弟に、窓を開けて花に水をやらせる」
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2.
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4.
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質問者さん、
#13、#14さんへの応答許可願います。

(#13)
1.
>「弟に、窓を開けて花に水をやらせる」
「弟に窓を開けて花に水をやらせる」

これではたとえ「読点」があってもあいまいです。
「やらせる」で終わっているからでしょう。
「窓を開けて」の部分が十分に明瞭になっていません。

なるほど、それはある一面では正しいですね。

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参考まで。
https://知っ得袋.biz/240.html

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