プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

源氏物語の 雨夜の品定め
この話は中の品の女性が良いと話していますが、なぜですか??

質問者からの補足コメント

  • まあ上の品の女性と、下の品の女性についても知りたいです!

      補足日時:2018/09/03 14:41
  • まあ→また

      補足日時:2018/09/03 14:42

A 回答 (4件)

直接の回答はすでにでていますが、「上品(じょうぼん)」「中品(ちゅうぼん)」「下品(げほん)」これらは仏教用語で、それぞれに、上・中・下があり、全部で「九品(くほん)」があります。

仏教から見て、如何に仏に帰依しているかを評価した言葉です。これは仏教でよく使割れる(呉音)を使っています。後に漢音では「上品(じょうひん)・下品(げひん)」と一般に使います。
 ところで、ここではあまり仏教と関係なく、女性の親の属する階級を表す言葉として使っています。だから、現代のような「上品・下品」とは全く関係なく、上層・中層・下層の階級(殿上人からみた階級なので同じ殿上人としての親の階級です)。したがって相手にする女も殿上人(殿上の間に上ることができる人)の娘を想定しています。貴族の中でも中級の人の娘がいいと言ってるわけです。

 「雨夜の品定め」について
成長した源氏は中将になり、その美貌と才能は宮中の評判を呼んでいた。そんな彼にひけをとらぬ秀才、左大臣の息子である頭の中将(とうのちゅうじょう)と源氏は良き好敵手であり友人であった。
ある雨の夜、御所に詰めていた二人は女性の話に花を咲かせる。欠点も何もかも隠されてしまっている上流階級の箱入り娘よりも、気質がありのままに見える中流階級の娘のほうが良いとの持論を頭の中将が語り、源氏も興味を示す。さらに左馬の頭(さまのかみ)と藤式部の丞(とうしきぶのじょう)も加わり、女性論を繰り広げていく。
    • good
    • 3

上の階級は、例えば皇室のお嬢様などは大抵お嬢様学校で教育を受け芸事も教養も、人生観生活態度までもがある種理想型に近く養育されているので、地位を鼻にかけ頭でっかちで没個性のステレオタイプが多い。

対して下の階級はまともな教育を受けず、就活に必死、または生活に追われて個性を磨く暇が無いので、する話と言えば食材の値段の高下、隣近所の噂話ばかりで面白みが無い。若い貴公子達にとってはいずれも付き合いづらい、または問題外の存在。というところでしょうか。

蛇足ながら、現在の皇室や庶民の娘の事ではないので誤解の無いようにして下さい。
    • good
    • 1

下記サイトによると、



中品(ちゅうぼん)(殿上人・受領階級などの中流階級)の女性に、個性的ですぐれた者が少なくないから。

ということのようです。
http://kokken.onvisiting.com/genji/genji013.php
    • good
    • 1

その階級は、妻とするには向かないかも知れないが、嫉妬深かったり内気であったりとても聡明であったり、多様な個性を持つ女性が多い階級で

あるから
    • good
    • 1

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!