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100Vを12Vなどに変換するACアダプターがたこ足配線に大量に付いている場合、コンセントを挿すと大きな火花が散ります。
消費電力そのものはコンセントの最大電流である15Aを遥かに下回るのですが、ACアダプターの仕組み上瞬間的な電圧が高くなるなど何か良くない影響がありますか?
また、その場合の電源の入れ方になにか良い方法はありますか?
特に停電時の復旧について悩んでいます。
因みに、その火花が散った時には大電圧が流れたのか雷サージプロテクターが無反応となり大きな電圧を吸収したようです。

A 回答 (2件)

Re: 回答No.1



> 今回のケースの場合ACアダプターの出力部分については電源がOFFになっています。
ACアダプターはその出力に何もつないでなくても、ACアダプターに電源を供給するとACアダプターの内部回路を充電するために、かなりの初期突入電流が流れます。

> その火花が散って以降サージプロテクターが壊れてしまったのでいずれにしても電源を入れた事が引き金になっているようなのです。
サージプロテクターが壊れたのはなぜかは、もっと詳しい周りの情報が必要です。
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かなり間違った認識をしている部分も多いので、電気の素人にどこから説明しようか悩むのですが…



ほとんどの電気機器は、電源を入れた瞬間だけ「初期突入電流」という定常状態で流れる電流よりもたくさんの電流が流れます。その程度は電気機器によってまちまちで、どんな電気機器がどのくらいの「初期突入電流」が流れるか、決まった値みたいなのはありません。
ですが、例をあげると、白熱電球では「初期突入電流」は定常的な消費電流の5倍とか10倍にもなります(ほんの一瞬ですが)。モーターを使った電気製品でも「初期突入電流」は定常的な消費電流の何倍も流れます。ACアダプターもそうですが何倍くらいになるか確かなことは言えません。

ですから、多くの電気機器の電源スイッチが入った状態で停電復旧にドンと電源を入れると、全体としては膨大な初期突入電流が流れ、場合によってはブレーカーが飛びます。
停電時の復旧では、可能な限り予めすべての電気機器の電源スイッチを切っておき、いちばん消費電流の大きそうな電気機器の電源スイッチをまず入れます。それで問題なく電源が入れば、次に消費電流の大きそうな電気機器の電源スイッチを入れます。こうして以降も同じようにするわけです。

いま北海道では大きな地震の影響で道内が全停電しているようです。こういう場合は、停電復旧時に発電所においてドンと電源を入れると(やりかたがまずいと)膨大な初期突入電流が流れて発電所の(云わば)ブレーカーが落ちます。なので、電力会社でも停電復旧時にどういう順序で電源を入れればよいか慎重に検討します。幾つもの配電系統に順次電源を供給して行くことになるでしょうね。

> ACアダプターの仕組み上瞬間的な電圧が高くなるなど何か良くない影響がありますか?
初期突入電流ならあります。初期突入電流が多いと、コンセントを挿した瞬間に火花が散ることはあります。

> その火花が散った時には大電圧が流れたのか雷サージプロテクターが無反応となり大きな電圧を吸収したようです。
おそらくまったくの誤解でしょうね。そんなことはありません。
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この回答へのお礼

回答いただきありがとうございます。
ペーパーだけなので素人と言えば素人なのですが一応昔二種電工を取得していますOrz
停電時の復旧についてはとても参考になります。こちらは知りませんでした。
初期突入電流ですがこれは理解しているつもりです。テストでは特にモーターでは突入電流が定格の数倍かかると習いました。
ただ、今回のケースの場合ACアダプターの出力部分については電源がOFFになっています。この状態でも火花が散るほどの突入電流がかかるのでしょうか?
また、その火花が散って以降サージプロテクターが壊れてしまったのでいずれにしても電源を入れた事が引き金になっているようなのです。

お礼日時:2018/09/07 13:06

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