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日本語を勉強中の中国人です。ざるそばについてお伺いいたします。

1、太いそばは茶色っぽくて、細いほうは白いなのでしょうか。
2、そばがとても長くて、普通お箸で一気につけつゆに運ぶでしょうか。
3、そばつゆのあと、たぶんそばを茹でた水が出されました。その水は普通いつそばつゆに注ぐのでしょうか。

また、質問文に不自然な日本語の表現がございましたら、それも教えていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

A 回答 (6件)

蕎麦は、関東や東北、信越、日本海側の文化だから。


蕎麦湯は食後に蕎麦つゆを割って薄めて飲む!
東海はきしめん、西日本九州だと圧倒的にうどんです。蕎麦は食べひんな。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。いい勉強になりました。

お礼日時:2018/10/05 19:38

お久しぶりですね。



>1、太いそばは茶色っぽくて、
>細いほうは白いなのでしょうか。
そうとも限らないんですよ。
太さは、練ったそば粉の切り方が
違うだけです。

そばの実は、外側の皮は黒色、
中側は緑色、内側は白色をして
います。

下記の黒いのを『玄そば』と言い、
黒い皮が付いたままの、そばの実
なんです。
https://www.masudasoba.com/item/itemgenre/sobanomi
https://www.masudasoba.com/item/5536.html

この『そばの実』をそのまま粉にします。
これを『そばを挽く』と言います。
黒い皮が混じったまま、粉になるので、
そばの色が、黒っぽい感じになるのです。

それに対して、白いそばは、黒い皮を
外したものを挽くので、白くなるのです。

これは、日本人でも意見が分かれる
でしょうが、そばの実は黒いので、
茶色っぽいというか、『黒っぽい』
と言った方がよいかなと思います。

黒いっぽいものの方が、そばの香りが
強く、風味豊かな感じがしますが、
そばの実の原料の良さ、挽き方等で
変わりますので、一概には言えません。

>2、そばがとても長くて、普通お箸で
>一気につけつゆに運ぶでしょうか。
箸で数本つまみ、長いかなと思ったら、
一度、おろして、何本か減らして、
たぐり寄せて、持ちやすい長さに
調整しましょう。A^^;)

そばつゆには、サラっと後ろ半分
ぐらいつけて、ずずぅ~っと
すすりましょう。
そばつゆの味の濃さとお好みの濃さ
で、つけ具合を変えてすすればよい
のです。

このあたりは、ラーメンやつけ麺の
食べ方も、それほど変わらないと
思います。

>3、そばつゆのあと、たぶんそばを
>茹でた水が出されました。
それを『そば湯』と言います。
通常は、そばを食べ終わった後、
そばつゆに入れて、薄めて最後に
飲むといった感じです。

>質問文に不自然な日本語の表現が
>ございましたら、
>それも教えていただければ幸いです。

>1、太いそばは茶色っぽくて、
>細いほうは白いなのでしょうか。
白いの後は、たぶん
『なぜ』なのでしょうか?
といった感じですかね。

>たぶんそばを茹でた水
意味はよく分かります。
『そば湯』のことなのですが、
日本では暖かい水を『湯』と
言います。

私としては、
『おそらく、そばを茹でたお湯』
といった言い方になるでしょう。

それでは、楽しいご旅行ができます
ことを、お祈りしております。
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この回答へのお礼

ご無沙汰しております。ご親切に教えていただき誠にありがとうございます。おかげさまで、よくわかるようになりました。

お礼日時:2018/10/05 19:34

1.言葉の添削から書きます。


>白いなのでしょうか
「な」は不要です。「白いのでしょうか」が自然です。
さらに、「白い」では完全に白い色を指す意味になります。
ですが、この前の文節で「茶色っぽくて」とありますので、sobatya_cnさんのおっしゃりたいことは素麺やうどんのような白さではなく、「茶色っぽい蕎麦に比べれば白っぽい(白みがかっている)」蕎麦についてお尋ねになりたいのだと推察いたします。
その場合は、「茶色っぽい」の対になる「白っぽい」と書くと、お尋ねになりたいニュアンスが明確につたわるかと思います。
他の回答者さんが「細く白いのはソバではなく、素麺や冷や麦ではないか」と回答されているのは「白い」の使い方から、違うものを連想したからでしょう。

食材としてのソバについて。
ソバには仰る通り、色の違いがあります。

ソバの実は殻は灰色がかった暗い茶色をしており、中の胚乳部分は白いです。
参考URL:http://www.ngw.co.jp/shop/soba-nihonsoba/color/i …
それで、蕎麦の実は昔は挽くとソバの実が割れて最初に内側の(柔らかい)白い部分から粉になっていきました。
日本人は米でもそうであるように、ソバでも雑味のない精製度合いの高い状態を上等だとみなしていました。
だからソバも粉が白い段階で止めてふるい分け、これを一番粉(更科粉とも呼ぶ)と呼びました。
粉の白さ、挽き具合によって、白い順に一番粉、二番粉、三番粉、挽きぐるみ、などの等級を当て、ほぼ真っ白な一番粉を洗練されたものともっとも有難がったようです。
参考URL:http://www.matsuyaseifun.co.jp/soba/study/type/

更科は蕎麦を名産とする長野県の地名です。江戸時代に江戸で評判であった蕎麦屋の一つが、更科出身の人が更科の名を冠して作った店でした。
このことから更科地方では白く細いソバを名物とするようになり、転じて一番粉を更科粉と呼ぶようになった…という説と、何かを白くするために水にさらすことから更科粉と呼ばれる、という説があります。
ただ、更科ソバと書いてあれば白く細い蕎麦です。

話を戻します。
上記のごとく、ソバの内側の白い部分は胚乳ですので、大半がでんぷん質です。
外殻が多い粉と違って、麺にするときよりまとまります。食べた時に弾力があり、切れにくく、つるつるした食感の良い麺が作れます。甘みもあって蕎麦特有の風味が少ないです。
また、よりまとまるということはより細く切ることができるということです。外殻の多い粉だと麺をつなぐ成分がないため、よほどの名人でない限り、すぐ麺が切れてしまうので細く作れないのです。
だから細いソバは白っぽいのです。現代の場合、白い理由は細くするためにはツナギとして小麦粉を多めに配合するためもあります。スーパーの売り場では、ソバ粉の割合を表記しているお店もありますから、ぜひ一度ご覧ください。

蕎麦の外殻が多く混ざる二番粉以降は黒っぽい見た目になりました。また更科粉と違いあまりまとめられないので、太く切るしかありません。だからこれを格好悪い、粋でない、洗練されていないソバとして「田舎蕎麦」と呼ばれました。悪口だったわけです。
黒っぽく太い田舎蕎麦と白っぽく細い更科蕎麦は対極にあるという位置づけです。
ただ現在では蕎麦の外殻に含まれる成分は健康に良いものが多いことが分かったこと、ソバ特有の風味はこの外殻にこそ多いことから、「田舎ソバ」から蔑称のニュアンスは消えていると思います。
実際、今の蕎麦好きの人にソバとしてベストなのはどれかと尋ねると、蕎麦の味が最も濃い100%蕎麦粉を使った十割蕎麦か、少しソバの風味を犠牲にしても食感が良く作りやすい二八蕎麦か(つなぎとして小麦粉が2割混ぜられている)、で論争を始めます。更科か田舎蕎麦かで喧嘩しているのはあまり見ません。

2.
>そばがとても長くて、普通お箸で一気につけつゆに運ぶでしょうか。
大変申し訳ないのですが、仰りたいことがわかるようなわからないような文章です。今一度、文章を作り直したほうが読み手に分かりやすいかもしれません。
ソバは確かに一本が長いですね。
ソバを箸で丸くまとめても良いか疑問なのでしょうか。

食べる時には少しずつまとめて運び、麺の下のほうだけつゆにつけます。ソバ以外でも、あまりに箸を高く持ち上げるのは不作法とされます。

3.
こちらはかなり自然な文章です。
強いていうならば、「そばつゆのあと」の意味がよくわかりません。
ソバ、そばつゆ、薬味をまとめた一式が運ばれてきたはずです。
「そばつゆのあと」ですと、「そばつゆのみ運ばれてきたあと」のような限定された意味になりがちですので、「頼んだざるそばのあと」と一式を含めた言葉にするか、あるいは「食べた後」のように時間を指定する表現だとわかりやすいです。
そして、そのお湯は「ソバを茹でた湯」で正解です。温かかったはずですので、お湯と言ったほうが良いと思います。
このお湯はソバ湯と呼ばれています。
蕎麦を食べ終わった後に、お茶代わりに残ったソバツユに適宜入れて飲みます。どのぐらいソバツユを薄めるか、どのぐらい飲むかは個人の嗜好によります。
昔のいつごろか、これを頼んで飲むことが「通で、かっこいい」とされていたそうです。それがいつしか、現代ではお店の定番サービスになりました。お店によってはわざわざソバ粉を茹で湯に加えて溶かしているところもあるそうです…なんだか本末転倒ですね。
でも、ソバ粉の割合が高い二八や十割蕎麦ではソバの風味や栄養が少し溶けだしていると考えられており、
ソバの風味も残っていますから、ソバを楽しんだあとの〆としては余韻が残って良いものだと思います。

添付写真は、8月に撮っていた某スーパーの乾麺の蕎麦売り場です。この中のソバの割合が高いものをすべて買って試していたのです。
「ざるそばについての外国人のいくつかの質問」の回答画像4
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この回答へのお礼

ご丁寧に教えていただき誠にありがとうございます。おかげさまで、よく理解できました。質問文までもご添削くださり、心から感謝いたします。2についてですが、新しい質問を作らせていただきます。またご回答をいただければ大変嬉しく思います。

お礼日時:2018/10/05 19:26

日本人でも多分知らない人も多いと思います。


実際に食事された時、店員に聞いてみるのも良いかもしれません。

地域差があるので一応私の事例でお話しします。
1,そばで細くて白いものは食べたことがありません。私の地域では細くて白いとなりますと、そば粉ではなく小麦粉で作られた、ひやむぎ(冷や麦・冷麦)やそうめん(素麺)、細いうどんが思い浮かびます。全てざるでも提供されています。
2,私は少しだけ箸で取ってつゆに浸けて食べています。
3,そば湯と言われるものですね。私は1,で使い切れなかったわさびを少し入れて好みに合わせて、1,で使ったつゆの残りを適量注いで飲みます。暑い日には塩分摂取も兼ねて全て飲むかもしれませんが、普段はそばの余韻を楽しむ程度で少しです。全く飲まないことも多いです。

以上、参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

ご親切に教えていただきありがとうございます。いろいろとても参考になりました。

お礼日時:2018/10/05 15:53

1、そばの実を粉にするときに、皮をつけたままだと


茶色に、皮を取ってから製粉すると白いそば粉になります

2、箸でそばをつまんで、下半分くらいをつゆにつけて食べるのが
上品です

3、そばをゆでたお湯は、そば湯と言ってそばを食べ終わってから
つゆと混ぜてお茶のように飲みます
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この回答へのお礼

ご丁寧に教えていただきありがとうございます。おかげさまで、よくわかりました。

お礼日時:2018/10/05 15:48

1 太くて茶色い=蕎麦(そば) 細くて白い=素麺(そうめん) 太くて白い=(うどん) 麺の種類が違います。

蕎麦はそば粉でできたもの。そうめん・うどんは小麦粉で出来たもの。

2 そばは一気につゆに運ばなくていいです。少しずつ、食べやすい大きさをつゆに運び食べます。とくにルールはないので、食べやすいように食べてください。

3 それは、そば湯(そばゆ)です。そばを食べ終わったら、そのそば湯を残ったつゆに注いで、飲みます。薄めることでスープのようになります。これは飲まなくてもいいです。飲んでみたいと思ったらためしてみてください。あんまり美味しいものではありませんが。
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この回答へのお礼

ご親切に教えてくださりありがとうございます。いろいろとても参考になりました。

お礼日時:2018/10/05 15:46

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