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『大きい街頭の柳の枝に辮髪が二すじぶら下っている。その又辮髪は二すじとも丁度南京玉を貫いたように無数の青蠅を綴っている。腐って落ちた罪人の首は犬でも食ってしまったのかも知れない。』

この風景は残虐な風景ですか。「辮髪」は一人で殺された女のものですか。「辮髪」の持ち主は腐って落ちた罪人ですか。犬は、絞首刑に処せられた罪人を髪を除いて食ったという状態ですか。

https://www.aozora.gr.jp/cards/000879/files/5121 …

A 回答 (3件)

本文は作者が大正10年頃当時の清国を旅したときの漫遊記です。

基本的には異土に馴染めない感覚が描かれていますが、弁髪も同様で好感を持てなかったようです。柳の枝を見ても弁髪がぶら下がっているように見え、枝に付いている葉も青蠅に見えたのでしょう。腐って落ちた罪人の首も、国土への嫌悪感を表現したもので現実ではありません。列強諸国に食い物にされて惨めに淀んでいる老大国の現実を作者なりの感覚で表現した一節です。
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本物でしょ。


はっきりとはわかりませんが、状況を想像すると、死刑になった後、辮髪でつるされてさらし首のような状況になっていた頭部が、腐って落ちて、落ちたものは犬が食ってしまったんじゃないって話だと思います。

辮髪は男性の髪形なので、女性のものとは思いません。 二すじということから、二首さらされていたんじゃないかと思います。
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