ベストアンサー選定ルールの変更のお知らせ

教育勅語と教育基本法の違いを教えてください。

A 回答 (1件)

「教育基本法」は教育の必要性・重要性を説き、教育のありかたを求めた法律(従う義務がある強制)で、目的は次のとおりです。



①幅広い知識と教養を身に付け、真理を求める態度を養い、豊かな情操と道徳心を培うとともに、健やかな身体を養う。
②個人の価値を尊重して、その能力を伸ばし、創造性を培い、自主及び自律の精神を養うとともに、職業及び生活との関連を重視し、勤労を重んずる態度を養う。
③正義と責任、男女の平等、自他の敬愛と協力を重んずるとともに、公共の精神に基づき、主体的に社会の形成に参画し、その発展に寄与する態度を養う。
④生命を尊び、自然を大切にし、環境の保全に寄与する態度を養う。
⑤伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛するとともに、他国を尊重し、国際社会の平和と発展に寄与する態度を養う。

「教育勅語」はむかしながらの道徳教育の必要性を説いた、いわば教科書です。

天皇が切に望むこと(祖先が国を築いたことはとても深遠なことで、臣民は忠と孝をつくし臣民が美風をつくりあげて来たのは日本の精髄であり、教育もそれに基づくべき)を説き、親・兄弟姉妹・夫婦・朋友へのありかた、謙虚な姿勢、人々への慈愛、学問の履修、仕事の能力養成、善良有為の人物、公共の利益への貢献、皇室典範・憲法・法令の尊重遵守、有事での皇室国家への尽力を求めています。


教育基本法では天皇への忠誠や皇室に尽くすことは書いていませんが、それ以外では①~⑤と内容的に重複する部分が多くあります。
    • good
    • 2
この回答へのお礼

助かりました

ありがとうございます。助かりました。

お礼日時:2018/10/01 09:36

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!