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 工事等で使用する発電機(3相 400V 100KVA 50Hz)を
年に1回ほどレンタルして使用しているのですが、
この発電機の接地について悩んでいます。

 電技や労安則では、機器接地が求められていますが、

(1)機器本体の接地「C種」(感電防止)

(2)発電機の中性点「B種」(漏電検知用)

 レンタルした発電機では、CとBが一緒になっている物があり、
対処に悩んでいます。 

 極端なことを言えば、C種を掛けなければ、Bも不要なのですが
法規違反になりそうです。

 以前に、発電機の機器本体の接地を掛けた処、知らない内に
30mA漏電検知リレーが作動して遮断しており、発電機の用をなさず
困ってしまい(原因:不平衡負荷が多かった)、違法を承知で
接地を外して2日間をしのいだ事を経験しています。
 
 何方か、移動用発電機の接地をどうのようにすれば良いのか
ご存知の方はアドバイスをお願いします。

 発電機の置き場所は、電気取り扱い者以外でも触れる事の
可能な、一般道路付近です。

 (例)・適用除外の法規等を知っているとか
    ・正しい接地の掛け方

 以上よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

詳しい事は分りませんが、発電機の機能接地とJISやIECの機能接地は別のものだと思います。


電技等にも知る限りでは載っていないようです。

自分が参考にしている資料は、建設業電気保安技術協議会(建電会)発行の「工事用電気設備必携」平成10年改訂版です。
たぶん市販はされていないと思います。

無断で引用するのもなんなので、要約すると
機能接地:漏電リレーを動作させる為の接地。直接接地方式・コンデンサ接地方式・高抵抗接地方式がある。
コンデンサ接地方式・高抵抗接地方式:発電機の中性点からコンデンサまたは抵抗を介して大地に接地し、漏えい電流を漏電リレーが動作する程度に抑える方式。

一般の発電機がどの方式を使用しているかは不明です。

この回答への補足

調査して判った事を報告して、この質問を締めたいと思います。(12/3付)

1,D社に問い合わせを行い疑問点をぶっつけて教えて貰いました。
 
 D社の200/400V移動用発電機はD社のHPにもある通り、
 コンデンサー接地(機能接地端子を接地して:中性点接地を言い換えている)
 (1線地絡時の漏洩電流を60~90mAに押さえている)
 発電機の機能接地は100オーム以下が望ましい。

 *発電機本体接地と機能接地は共用して接地するのを、
  (建設)五社電気研究会の「移動用発電設備に関する地絡保護指針」では
  推奨している。
  (この指針の入手は難しいでしょうとの事)

2,上記の回答(口頭)を得て、その他の規格類や専門書を調査した結果

 私の社内規則としての提案は、

 「移動用発電機の外箱接地と機能接地は共用同一にして」、
  C種(漏電遮断方式なので500Ω以下ですが、工場の実力は10Ω以下)で接地を掛ける。

 として行い、電技等を満足させます。

*「機能接地」はJISを引用して説明分を添付します。
  (動作を保証し、機能を果たす為の接地として)
 
 以上です、アドバイスありがとうございました。
 アドバイスを元にして調査の方向が決まりました。

補足日時:2004/12/03 15:28
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この回答へのお礼

更なる、ご回答ありがとうございます。

 質問掲載後、移動用発電機メーカーのHP等を調べましたが、未だよく解りません。

 労働安全衛生規則第333条は、「(移動・可搬)電動機械」への記述であり、
「(移動・可搬)発電機」への適用はどうなるかも、私自身良く解かっていません。
 
 建設業団体では発電機の接地の事を取り上げておられるようなので、その辺りも
 私自身で再度調査し、理解に努めてみます。
 
  また移動用発電機メーカーにも、技術上・法規上の件で問い合わせています。
 解りましたら、この場に掲載します。 

お礼日時:2004/11/16 11:58

移動用発電機に関する資料は少なく自分も悩んでいます。



混触の可能性の無い発電機の中性点接地をB種と呼ぶのか疑問なので、とりあえず中性点接地と呼させて頂きます。

移動用発電機には中性点接地式と非接地式が有るらしいです。

中性点接地式なら、中性点接地とC種は共用しても問題ない気がします。(自信なし)
接地式の移動用発電機は見た事が有りませんが、400Vには有るのかも・・・?。

非接地式の場合、中性点接地の代りに機能接地が必要となります。
機能接地の推奨抵抗値は100オーム以下です。
ご存知かもしれませんが、機能接地は単独で接地しなければなりません。
自分の場合、どうしても単独で取れない場合は、接地抵抗を10オーム以下に落して共用させています。

不平衡負荷が多い事が漏電誤検知の原因にはならないと思いますが・・・?

あと、接地工事には1種電気工事士の資格がいるはずです。
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この回答へのお礼

早速の回答ありがとう御座います。参考になります。

非接地式(中性点接地をしない方式ですね)の「機能接地」とは
電技にはないようですが、JISやIECにある機能接地の事でしょうか。
 
 経験した、高感度漏電検知器付き発電機での不平衡負荷の件は、
よくよく考えるとつじつまが合わないのですが、メガチェックではOKでした、
確かに、機能接地をその場所近在にあった建屋架台に掛けましたので、
その影響があったのか、負荷機器の動作タイミングで漏電したのかは
今となっては判明しません。(当時を思い出して考えてみます)
 
 接地工事の資格者要件については、建設工事業界の指導では電気工事士に
任せるようになっているようです。(現在各種規則・基準を調査中です) 
 
 また何か判りましたら教えて下さい。ありがとう御座いました。

お礼日時:2004/11/12 13:38

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